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投稿者:pippin0034 - この投稿者のレビュー一覧を見る
時代も懐かしいが、場所も上野や谷中。しかも通っていた高校も描かれていたので親子3代の歴史と相まってかなり感情移入ができた。結末は想像した通りだったが、上下とも一気に読んでしまった。
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3代にわたる執念の謎ときがここで終結する。やはり父の代がいちばんわたしは好きだったな。その段階である程度犯人というか、状況が読めてしまったけど、それでもなんだかんだと言いつつも父親の仕事を継いでいく男たちの姿と、それぞれの時代による違いが面白かった。
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面白かったです。
堪能できました。
綺麗事だけじゃ世の中渡っていけない・・・
正義ってなんだろう?
深いなぁ~
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戦後の警察史、世相史が分かる。
三代の警官親子を通じて、警察にどういう部署があって、どういう仕事をしているのか、さらに警察の移り変りといものが良く分かった。
大河小説でもある。
警察小説の新しい分野を切り開いたとも言える。
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上巻・下巻共に読み終えました。
通勤の朝晩の電車内だけで読み終えましたが、
仕事中も続きが気になるほど。
3代目まで来ると流石に裏が見えてきていて、
出落ち感は否めませんでしたが、それでも
やはり引き込まれました。
佐々木譲さずがです。満足しました。
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面白かったです!
民雄編の最後がいちばんドキドキでした。
写真に写ってたのは誰……ていうか、どっちだーーーどっちだったんだーーーてなりました。
ちょっとずつ読むつもりだったのに、結局一気読みでした。満足。
それでも☆4つなのは、最後、和也が清二の事件の真相をあばくところがスーパー第六感タイムぽかったのと、民雄の罪がなんとなく個人的にしっくりこなかったので……。
でも面白かった! です!
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下巻は三代のうち、二代目民雄から三代目和也へ。
面白くて面白くて、時間を忘れて一気読み。
一代目清治の死の謎は、和也へ引き継がれるけど、謎を通して見えてきたのは警察という組織が何か、ということだと思う。
あと、時代に合わせて登場人物の口調も変わっていたりすることで、素直に時代を感じることができた。
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最後の最後は血なんですよ。血は争えない。
特に民雄編のラストが気になって仕方がない。
三代目の和也はすべてを知った上での行動が目を惹きました。
俺には出来ないなー。あの行動。
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上下巻まとめて読みました。
ドラマを先に見てしまったので、読んだ感想はドラマとあんまり大きな差は無かったなという感じ。
ただ細かい描写がある分、ドラマの裏の想像がしやすかった
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正義とは。
最後の数十ページが怒濤の展開。
これを機に、警察小説にはまる気がしてます、自分。
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5/6:民雄、和也と血に導かれ警官人生を進む安城一族。祖父の事件の真相にたどり着いたかに見えた民雄は凶弾に倒れる。警官となり父や祖父とおなじ清廉な駐在官を志すも血が導き、またも潜入捜査へ。そこでたどりついた真実とは。
とまぁ半世紀に渡った物語りは意外な形で決着がつく。引っ張った決着なので何とも感慨深い。三人の中では和也が一番共感できた。時代が近いからか。いや、必要悪がある事をしっていたかだろう。
読み応えがあり良い作品でした。
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5/4:GW妻の実家なのだが読む時間(隙間)がない。
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初めて佐々木譲の作品を読みました。
親子3代の警官の話。第一部の父親がやはり印象的。ちょっと伏線が多すぎて、途中から分かっているのに解決しないので少しイライラ。
ほかの作品も読んでみなければ。
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2010年6月22日 読了。
前掲作の下巻。
二代目の途中から三代目までが描かれ、上巻で提示された謎が解明される。
正直なところ、謎に関しては何となく見当がついていたのだが、それでも終盤のオチの持っていき方はおもしろかった。そこに繋がるのか、と。
文章そのものも嫌いではないので、他の佐々木作品も読んでみようと思う。
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民雄まではよかったのに、最後の和也でなんだか違和感を持ちました。「警官の血」というからには3代くらい描く必要はあったのかもしれませんが、最後の最後で短くまとめられちゃった感がありました。どうせなら上・中・下の3巻にするとか、和也も同じ系統(雰囲気)の警官にするとかだったらよかったのかなー、と個人的には思いました。
TVドラマでも民雄まではよかった。単なる好みの問題かもしれないですが。
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警官の血。今風に言えばDNAということになるのか。
親子3代の警官の2代目は、公安スパイの激務から発症した心の病が引き金となって、1代目の死の原因追求の道半ばにしてあえなく殉職。
3代目にして、ようやく強かに、真相を探り当てるが、で、その成果をどう使っていったかという点が、なるほどというか、お見事なストーリ展開でした。
警官のやることに、グレーゾーンなんてない。警官は、境目にいる、白と黒、どっちでもない境目に立っている。
やっていることが市民から支持されている限り、境目の上に立っていられる。愚かな事をやると、世間は黒の側に突き落とす。
すべては世の中の支持次第。。。
そうなんだけど、その種の境目問題で、世の中が100%支持に回るなんてことはあり得んからなぁ・・・
(2010/7/20)