紙の本
我慢の音道
2023/01/05 12:27
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
見知った女性に騙され、拉致されて監禁状態になった音道刑事。一方、捜査本部では音道が拉致されたことを知り、音道の見知った女性やその他の容疑者を割り出す。
また携帯電話の電波から静岡にいることが判明し、捜査員が現地へ音道の救出と犯人確保に向かう。そして犯人グループの潜入先を突き止めるのだが・・・・・。
ハラハラしながら読んでいました。音道の精神力の強さには頭が下がる思いです。男性警官なら殺されていたかもしれませんね。音道さんは機捜に戻るのですかね、それとも捜査一課に呼ばれるのですかね?次作を楽しみにしたいと思います。
紙の本
地道な作業
2022/01/16 10:29
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
刑事の仕事っていうのは、地道な作業の積み重ねなんだね。
あと、どんな人と組まされるかで、だいぶやり方が変わってくるんだね。
星野って、結局、何も変わってないような気も。。
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危機的状況。こんな状況にあったらアタシは間違いなく壊れてしまうと思う。音道さんはギリギリの所で強かった。アタシも自分にピッタリ合う椅子が欲しいなぁ…
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前作にあたる『凍える牙』を読んだ時にも確か思ったんだけれど、どうもこの人、動機が弱い気がするんですが。なんだか納得いかないんですよ、事件に。いろいろ詰め込みすぎなのかなぁ…。
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心理戦はドキドキしました。
が、もうちょっと血なまぐさくしてもいいんじゃないだろうか?とも思った(笑)
でもあっと言う間に読み終わったよん♪
別に上下わけずに1冊でもいいのにな。
#って文庫だから思うのか??
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貴子と共に監禁されているような気分になってくる。それと共に加恵子の人生を思う・・。昇一にも感動。面白かった。
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上を読んだら下も読むでしょう。
とっても強い女性です。
弱い女性と強い女性。
でも最終的には女性って強いんですよね。
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早く助けてあげて!ってこっちまで悲鳴をあげたくなる。
ずいぶん前に読んだけど、久しぶりに泣いた記憶が…
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08.11.08読了。占い夫婦と信者の殺人事件の捜査中に、昔引ったくりにあった女性中田加恵子に偶然に競馬場で合う。地味な40女に、年下の茶ぱつにピアスのやさ男を連れてた。主人公の音道貴子は相棒の星野と折り合いが行かなく、単独行動をさせられたその日に何者かに拉致される。貴子は熱海の温泉街の廃に監禁され、懸命に救出されることを信じてがんばるが、なかなか助けが来ない・・・屋犯人グループに中田加恵子がいた?!彼女自身、悲しい過去を背負って希望もなく生きていたことが終盤わかる。それにしても、星野が最悪な男だ、でもこういう軟弱自己中の男いるよね。
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拉致された音道刑事はどうなっているのか。
捜査をする側、人質になっている音道刑事の状態。とにかく読み応えがある。
惹き込まれて上下巻一気に読んだ。
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もう「早く次へ! 次へ!」状態で、時間さえあれば読んでいた。というか完全なる睡眠不足だ。
音道シリーズは『凍える牙』から短編集すっとばしてこれを読んでしまったが、全然問題なく思い切り楽しめた。
音道の監禁後の精神状態の変化が繊細に描かれていて、刑事・警察小説にありがちの堅苦しい感じや恰好つけた会話がなく、ただただゴールまで本気走りで突っ切ってくれた感じが非常に良かった。
加恵子との関係の変化に振り回される描写も良かったし、滝沢個人に対して寄りかかるのでなく、”刑事”としての自分を取り戻し対峙しようとする音道の真摯な姿が描かれているのも良かった。
でもホッとした直後に、滝沢が守島係長に嫉妬する場面には思わず笑ってしまった。滝沢、お前、くやしがんな(笑)いつか触れるって。
『凍える牙』では音道の初々しい感じや青臭い部分なんかもあったように記憶しているのだが、今回は少しこなれて、仲間付き合いにも譲歩するようになった彼女が、刑事でありながら被害者になり、そしてただの女でもあるということを本人(音道)が痛感するという設定。
表裏一体の不安定な感じがそこここにあって、切迫感が本物だった。
しかし警察の突入までにはほんと時間掛かるんだな……アサさんは調べまくって書く作家だから、そう思うと怖さが倍増する。
ほんと下手すりゃ人質死んどるっ。
ただ、堤が若松を殺した後、何故音道を殺さなかったのか。疑問に残る。
そのときだけは「利用価値がある」と言った加恵子の言うことを冷静に聞いたのか?
堤の性格からして、カッとなって若松殺したと思うと、自分たちのことを嗅ぎ回っている(と最初は思い込んでいる訳だが)超邪魔な音道に対して「利用価値」なんていう冷静な判断はなかったと思うんだが……いや、でも別に裏切られた訳ではないから殺したりはしないのか……おおお
音道の心理描写が最高にグッときたからこそ、何となくその辺りのトトトーンな展開にハテナになってしまったのかもしれん。
だって、わざわざ眠剤とか……粉末にしてとか……わい、気にしすぎ?
あと、おれなら病院に花束(笑)持ってきた星野殴り殺して、結局殺人犯になったかもしんない。
星野、お前、もう、ほんと、その駄目さが、たまんない……!!
最後に、加恵子には罪をきちんと償って貰わにゃ困るが、だが出来るだけ早く、彼女の望んだ幸せに辿り着けるようにと願わずにいられなくさせる、本当に考えさせられるラストだなあと思った。
次も楽しみだ。
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『鎖』下巻。
一気に読みました。
主人公が弱くも強くもあるところがいいですね。
映画化しても良さそう。
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評価4.5
会社の子、ミステリー好きだな〜〜ぁ。
そのおかげであまり読む機会のない分野に手を出せるので有難いです!
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上巻だけを手に入れて、あっと言う間に読んでしまい、下巻が手元に届くまで、2日ぐらいだったけど、その時間が妙に長いくらい、面白かった!
上巻では、星野の存在に腹が立ったが、下巻では人質にとられた貴子が「凍える牙」でコンビを組んだ滝沢に、どう助けられるのか・・・
すごく気になって、一気に読み終えてしまった。
「凍える牙」から成長した、貴子と滝沢の関係。
そして、次作「風の墓碑銘」では再びタッグを組む。
今から、読むのが楽しみ♪
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◆あらすじ◆
貴子が目を覚ますと、廃屋に監禁され、鎖で手足を縛られていた。
一方、行方不明の貴子を救出するため特殊班が編成され、かつて彼女と組んだ滝沢刑事も加わる。
やがて犯人らの巧妙な現金奪取計画が明らかになり、貴子も犯人の中の女性を説得し、懸命に本部との連絡を試みる。
が、特殊班はなかなか潜伏先に辿り着けない。
ついに貴子の気力・体力も限界に───。
傑作『凍える牙』の続編!