紙の本
音道シリーズ
2023/01/18 10:23
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
女刑事・音道貴子シリーズは内容に安定感があって楽しく読めますね。凍える牙のような恐怖感を描く作品、鎖のようなスリルとサスペンスを描く作品、今作品のような短編作もあり、メリハリのある読み方ができることがいいですね。長編ばかりだと疲れを覚えることも度々ありますので、コンパクトになった作品は読みやすくて楽しく感じます。音道シリーズだけでなく、他作品も読み始めていますが、外れはほとんどありませんので、作者の著書には満足しています。
紙の本
待っています
2022/01/28 13:15
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投稿者:いやもん - この投稿者のレビュー一覧を見る
お願いです。もっとこのシリーズで書いてください。
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音道の日常の仕事ぶりを描く短編集三作目。大きな事件よりもこういう等身大で日常的な短編の方が好き。前の『未練』は非常にやるせない気持ちになる事件が多かったけれど、今回は玉城警部補のような誠実なパートナーにも恵まれ、前のより好き。偶然再会した滝沢の意外な一面とかも。昨今、本当に治安は悪化していると思います。犯罪は理不尽なことが多い。「痴漢に気をつけましょう」は本末転倒な標語だと思うけれど、自衛する必要が哀しいかなあることは確か。一人暮らしの女性、本当にお気をつけあれ。<「嗤う闇」それにしても、昂一という人を見つけた音道は本当に羨ましい。
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音道貴子シリーズ。
これは短編ばかりのヤツだけど
読みやすくて通勤のお供だった。
でもやっぱり音道シリーズは鎖が
一番面白いな。
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昇進に伴い隅田川東署に異動となった貴子。彼女が東京下町で出会った事件とは。
4編からなる短編集です。
さて、お気に入りのシリーズなのですが、今回貴子の気持ちより犯人の気持ちに納得してしまいました。
それは、「その夜の二人」の犯人なのですが、私だけでしょうか?
もちろん、私なら犯行まで及ばないし、嫌なら離れますけどね。けれども確かに困惑してしまうでしょう。その関わられ方は。
全編を通して、少しの滑稽さと後味が苦い気持ちが残りました。
次は夏刊行した長編です。
(2006.11.16)
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音道貴子シリーズの短編集。刑事もののミステリーとしては安定感があるので安心して読める。でもやっぱり長編のほうが面白いよね。滝沢が出てくるのは嬉しいんだけど、あの姿は見たくなかったかな。
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内容(「BOOK」データベースより)
レイプ未遂事件発生。被害女性は通報者の男が犯人だと主張。被疑者は羽場昂一―。レイプ事件の捜査に動いていた音道貴子に無線が飛び込んだ。貴子の恋人、昂一が連続レイプ犯?被害者は大手新聞社の女性記者。無実の通報者に罪を着せる彼女の目的とは?都市生活者の心の闇を暴く表題作など、隅田川東署へと異動となった貴子の活躍を描くシリーズ第三弾。傑作短篇四編収録。
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シリーズ第3段。
主人公が色々な事件に揉まれ、なにかを諦め、そして貫いていく姿は颯爽としている。今回は、主人公のまわりにいる人の葛藤、悩みを通して主人公が振り回され、巻き込まれていく。
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女刑事音道貴子シリーズは結構好きなシリーズで、全部読んでいるかもしれません。今回は隅田川東署に異動となって、そこでの活躍を描く短編集でっしたが、なかなか魅力的な脇役も多く、飽きずに楽しめる作品集でした。下町の色がよく出ているのは「残りの春」かな。「木綿の部屋」は印象に残る作品でしたが、それは滝沢刑事が出てきて、しかもその娘の家庭に話になっているからです。どうも滝沢刑事には似合わないけど。
そういう意味では、滝沢刑事(もともとこの隅田川東署のメンバーじゃないけど)の魅力は半減で、ノンキャリアの玉城、キャリアの沢木、鑑識の早苗などの方が面白かったです。キャリアの沢木とは、もう1作くらい事件でコンビを組んで欲しいものです。
収録作品
その夜の二人
残りの春
木綿の部屋
嗤う闇
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短編集だった事実に驚愕。
というか、ストーリー展開も先が読めてしまっていまいちでした。
主人公のキャラがいまいち掴めない。
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ずっと読んでいる音道刑事シリーズ。
音道さんの日常を短編にした感じ。
うちはこういう女性は好きやし、同姓として素敵やなぁって思う。仕事をしてる人ってやっぱり魅力的ですよね。
まぁ結構先は読めてしまうのですが、安定した感じで音道さんが好きな方はお勧め。
シリーズ読んでない人やったらいまいち音道さんの魅力がわかんないまま終わるかも。
滝沢さんが好きです。
うちはこのシリーズで一番「鎖」がすき。
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読んでいくうちに貴子のイメージが変わっていって(よい意味で)、シリーズとしての楽しみがあります。新しく登場した人物たちが、それぞれしっかり個性を持っているので、もっと一人一人を取り上げてほしかった。次回に期待。
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音道シリーズの短編。どの作品もさらっと読めた。
昴一が「世話をするとか、面倒を見るとかそういう感覚って嫌なんだよな」という箇所が新鮮だった。
こちらは当たり前に世話を焼いているつもりでも受け止めがくい違うと「干渉されたくない」と殺意まで抱くことも起きる。
あとは滝沢の父娘関係や娘夫婦の関わり方に興味を持った。
作成日時 2006年11月08日 21:09
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音道刑事シリーズの短編集。
男性優位の職場の中で、女性の目で事件の真相を解いていく。それが良い。
時に男性の小ささも見える・・・。
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ものすごい音道貴子ファン、というわけではないけど
忘れた頃にぽつぽつ手に取ってしまうこのシリーズ。
男社会である警察の中でもがきながら犯人を追う女刑事・・・
ってもう既にひとつの形式になっているような気もする。
男よりも実はたくさんのものたちと闘いながら、
男よりも鮮やかに事件の核心に入っていく女刑事。
そして、そのたび
男達よりもっとたくさんの傷をその身に刻む。
でも、好きです。
そうゆうの。