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樋口顕シリーズ第一弾。
今野敏の警察小説といえば「ハンチョウ」シリーズですが、
こちらもなかなかおもしろかったです。
キャラがややおとなしめで印象は薄いですが。
今野敏の警察小説の主人公は「周囲から有能と評価されているけれど本人は自信がなくてくよくよ」タイプが多いですが、
中でもこの樋口警部補はダントツくよくよしていると思います。
自分に自信がありすぎるのも、嫌味な感じですが、
もうちょっとかっこいいところを見せてほしいです。
人間臭くて、リアリティがあるといえばあるのですが・・。
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これまで読んだ
警察小説の主人公たちとは
ちょっと違うところが新鮮でした。
テンポよく読めました。
続けて2作目を読みたかったので
図書館で予約してたんですが
3作目が先に手元に届き
待ち中です(^_^;)
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今いち。。謎解きも平凡だし、主人公の設定もあまり魅力もなく。。なぜそんなに団塊の世代に恨みつらみを抱くのか?主人公とどんぴしゃ同世代のわたしにも感情移入しづらかった。
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日本の警察小説をもう少し読んでみたいと思い、手に取ったのがこの一冊。今野敏氏の名前は以前から知っていましたが、読むのはこれが初めてです。話題になった「隠蔽捜査」は二時間ドラマになったときに見ました。さて、洋の東西を問わず、警察小説の登場人物は、個性的に描かれることが多いのですが、この小説の主人公、樋口刑事は強烈なキャラクターは持っていません。組織の中でどのように行動するのかを気にかけ、一方ではよき家庭人としての姿も描かれます。強硬な態度に出なくても、相手が取調べに応じてしまうような、普通の「ひと」であることが、魅力なのかもしれません。あと、繰り返し出てくる世代論、少し年齢が下の私にはピンと来なかったのですが、同世代の方々はどう思われているのかも、興味があります。
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朱夏を読んだので、もう1本と思い。やはり読みやすい。つまり、まあまあ面白いし読みやすい。読みやすいけど団塊の世代論あたりは、くどい。著者の今井さん昭和30年生まれだからか、よっぽど団塊の世代、全共闘世代が嫌いなんだと思う。それと、結婚しても恋愛はするといった、しごく当たり前のことが長々と主人公の姿を借りて語られるも、ちとどうかと。3部作のビートは、どうしようかな。
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物語自体は面白く、ズイズイ読める。警察小説入門編としては、カタさ加減もちょうどいいかも(全然カタくない)。でも、随所で出てくる「団塊の世代論」はなんだろう…。物語自体に必要なのか?そういうの抜きにして、ドドドーと楽しみたかった。よって、星一個マイナス。
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これほど真面目で自信がなく、他人の目を気にする主人公は初めて読んだような…(笑)なのに、周囲の評価は「優秀な刑事」う〜ん…主人公の全共闘後世代のこだわりがどうもピンと来ない…これも世代の差かな…?
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安積班シリーズの次に手を出してみました。作品自体は面白いのですが、世代論的なものがくどい気がして閉口しました。
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今野敏さんの作品を読んだのは、これが3作目。『隠蔽捜査』と『果断 隠蔽捜査2』が、とても面白い警察小説だったため、この作品も読んでみた。主人公は警視庁捜査一課強行犯第三係の係長・樋口顕(ひぐちあきら)警部補。この作品も前述した2作同様、主人公のキャラクター造形に、作者の特別な思い入れを感じた。主人公・樋口は、人が自分をどうみているのかを非常に気にするタイプ。さらに捜査方法も、堅実すぎないかと自信がない。すぐに人を世代で判断しがちでもある。にもかかわらず、上司にも部下にも信頼されている。それも彼には不思議でしかたないのだが……3つの殺人事件の容疑者は、目をみはるほどの美少女・里央(リオ)。理性と感情。理性を優先してきた樋口だが、連行した彼女を見て動き出す感情に動揺する。この部分こそ、この物語のテーマなのだろうが、読んでいてちょっと違和感がある。男であれば理解できることなのだが、そこを論じられるとなぜか落ち着かない。作中で論じ合うのが38歳と40歳の捜査コンビだから、よけいにそう感じるのだろうか?この作品はシリーズもの。『朱夏』『ビート』と続く。読みたい。
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樋口顕シリーズの一巻目。主人公の内向的な性格を存分に取り入れ、警察小説としては意外であるが逆に親近感を覚える。本人は嫌だと思いつつも周りの評価はあがっていく。
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樋口は世代のせいでの性格で、世間に遠慮・配慮をすることが嫌だが流される。
最初はいらいら、慎重=決断力不足。最後=確信は大胆=行動力
なんか、コロンボみたい。こいつの書く嫁さんは男にはいい。
3件の殺人事件発生。現場から少女リオの目撃証言
なんか腑に落ちない捜査
個人メモ
樋口警部補・・・少女(リオ)が犯人と思えず。捜査組織に合わせて動く
氏家巡査部長・・・荻窪署生活安全課。容疑者が少女ということで捜査に加わり
天童警部補・・・樋口の上司。理解者
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刑事物にしたら主人公がかわってて、企業話みたいな感じもある。お話はページをめくる指がすいすいすすんで面白い。でも心理的な根拠の部分が説明的ですこししらける感があったのが気になった。後味の良いお話。ひきづられたりすることもなく、ストーリーは読みやすくて、解けた後のすっきり感もあって、旅行とか日々の合間に読むのにいいかんじ。
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警察官なのに気弱でびくびくして、人間関係にナーバスな主人公にいつのまにか引き込まれて行きます。
いやぁ、面白かった!
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今野敏のハンチョウシリーズは一通り読んだので、別の警察小説に手を出しました。
結果、大当たり!
あっという間に読了しました。面白かったー!
ハンチョウもそうだけど、今回の話も、主人公が等身大のサラリーマン。警察がサラリーマンでいいのかって向きもあるでしょうが、私は好き。
全然関係ないけど、リオという名前には何かあるのかな。20年くらい前、女の子アイドルが表紙の『RIO』って小説があった。こっちのリオちゃんは戦ってたな。
最初、主人公が40歳だったので「同世代か」と思ったら、90年代の40歳だった…
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作者の分身たる主人公だと思うが、一般とは、少し違う刑事もの。
実際に映像化するとどこがかっこいいの?っていうような普通な人が主人公で悩みを抱え、生活感が溢れている。ちょっとそんな弱気が読んでいて嫌になってくるが、作者の細やかな構成力はよいです。