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警察官なのに気弱でびくびくして、人間関係にナーバスな主人公にいつのまにか引き込まれて行きます。
いやぁ、面白かった!
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今野敏のハンチョウシリーズは一通り読んだので、別の警察小説に手を出しました。
結果、大当たり!
あっという間に読了しました。面白かったー!
ハンチョウもそうだけど、今回の話も、主人公が等身大のサラリーマン。警察がサラリーマンでいいのかって向きもあるでしょうが、私は好き。
全然関係ないけど、リオという名前には何かあるのかな。20年くらい前、女の子アイドルが表紙の『RIO』って小説があった。こっちのリオちゃんは戦ってたな。
最初、主人公が40歳だったので「同世代か」と思ったら、90年代の40歳だった…
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作者の分身たる主人公だと思うが、一般とは、少し違う刑事もの。
実際に映像化するとどこがかっこいいの?っていうような普通な人が主人公で悩みを抱え、生活感が溢れている。ちょっとそんな弱気が読んでいて嫌になってくるが、作者の細やかな構成力はよいです。
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うーん、可もなく不可もなく・・・
刑事物によくある熱血刑事ではない主人公というのは
目新しくて良かったのですが、いまいちパッとしないんだなぁ。
団塊の世代とその後の世代(←主人公)というのを強く描いており
それが主人公の性格や心情に影響を与えているというのはよくわかるんですが
ちょっとしつこい気がするし。
シリーズ物なんですが、私は続きは読みません。
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久しぶりの読了せず。
お話は面白いんだろうな、と思いつつ、なんだか今は文体がダメだった。
「なんです……」
というような末尾の点に気になる時期っぽい。
いつかタイミングが良いときに読みたいもの。
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野沢朱美 23歳に
新聞アルバイトの早稲田大学学生 中島昇が
新聞の代金を 集金するところから始まる。
そのとき 朱美は タンクトップで
乳首さえ浮き出ている 姿に 中島昇は言葉を失う。
そして 薄茶色の乳首がみえた。
という 始まりが・・・・なんともいえぬ シーンとなって
とてつもない 美少女 の出現に 物語は 発展していく。
強行犯係の 樋口顕は 40歳。
周りから 信頼されているが その信頼がなぜなのか
自分で理解できない。
全共闘時代の後始末を してきた 時代を生きている。
その世代考察が 面白い。
いわゆる シラケ世代なのだろうか・・・・
その代表としての 樋口顕。
性格はシャイで 家族を思いながら 仕事をしている。
理想的な 仕事人でもある。
感情を抑え 理性的であろうとする。
論理的な推理力を働かせ・・・
なぜか 感覚的にも 正直なところがある。
美少女は 火曜日に起こる3つの殺人現場に
登場していた。なぜ その美少女が・・・
樋口顕は その美少女に 心が 奪われる。
植村という古典的な刑事。
氏家という 心理学を学んだ 刑事。
そのハザマの中で 揺れ動く 樋口顕。
いいねぇ。
この心理的な 心の流れ。
警察小説は おもしろい。
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これが「隠蔽捜査」と同じ作者なのか、と驚くほどつまらく感じた作品。しばしば出てくる団塊、全共闘世代のくだりは意味がなく、捜査における緊張感も薄い。犯人の犯行動機もこれまた微妙で、読後感も良くなかった。このシリーズ、「ビート」はまあまあだったのになあ。残念。
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主人公樋口は良い味を出しています。自分に自信がないが周りからの信頼が厚いというのは今までの警察小説ではあまり見かけなかったキャラクターです。ストーリーもオーソドックスだけど、テンポもよくて読みやすいです。
しかし、団塊の世代や全共闘に触れている箇所は蛇足な感もあり、少し残念。一方、援助交際やクラブのブームなど書かれた時代背景がわかって面白いです。
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タイトル通り、警視庁強行犯係の樋口係長のお話。
シリーズとしては、樋口さんや妻のキャラクターが面白いと思ったけれど、
『疑心』の次に読んだために、また主人公が女性(今回は少女)に対して心が動いてしまい、そんな自分との葛藤もテーマなのか・・・と。
読んだタイミングが悪かったようです。
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裏の稼業に顔のきく男がマンションの一室で殺された。容疑者として挙がったのは、かなりの美貌を持つ女子高生だった。
自分の生まれた時代に妙に固執してしまっている刑事が主人公。事あるごとに我々の世代は〜と、回想がなよなよ入るのはあまり気分のよいものではなかった。話自体はそれなりに面白かったけれども…
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殺人事件が立て続けに3件発生した。現場では常にリオという少女の存在が目撃されていた。リオと同世代の娘を持つ刑事の樋口は、捜査本部のリオ容疑者説に疑いを持ちつつ捜査を進めるが・・・
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今野敏の定番の作風。自分の子供と容疑者がオーバーラップするところなど、他の作品でもよく見られる手法。といいつつ、物語に引き込まれてしまう。
最近、作者の小説がドラマ化されているらしいが、映像では表現しにくいのではないか?
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これは・・・美少女の位置づけが良い
主人公の内面と他人評価のギャップが良い
結末が良い・・・良い作品です
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隠蔽捜査シリーズの方が面白かったかも。
それともこのシリーズ、かなりあるようなので、だんだん面白くなるのかな?
同じ、女子校生の父の刑事さんものなら、荻原浩「噂」のほうがずっとインパクトありました。
(↑これはオススメ)
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刑事小説ばかり読んでいる会社の同僚にすすめられて読んだ一冊。
まず一冊目、と貸してくれた。
今野敏、初挑戦。
刑事物語に全く興味がなかったが、まずまず楽しめた。
樋口氏が魅力的だからだろうか。
度々描写されている樋口氏の思いがよいのかな。