紙の本
語り口調
2024/03/01 05:37
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投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
17歳の者に向けた語り掛け。その年齢でなくとも参考にはなるが講演内容を文章化したもののようだ。これでも落ちこぼれてしまうのもいそうである。対象者がこの本を手に取ることも少ないと思える。
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【コロナ禍でさらに進んだ貧困問題】想像を絶する貧困のリアルから様々な支援の方策まで――国内外の最底辺を取材し続けてきた著者が若い世代に全力で届ける感動の講義。
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漠然とした世界の貧困事情、サイクル事情がリアルに伝わる。厳しい現実だけど動かないと考えていかないと変わらない。再認識、意識を新たにできる機会になった。既に難しい世の中だけど地域で子供を見守り育てていくことと、その地域の神社を中心に暮らしていくのがいいと思うのと、監視カメラはもはやいたるところにあったほうがいいと思うのと。
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貧困についてわかりやすく、読みやすくまとめられています。
大人の貧困、子どもの貧困、女性の貧困。
日本の貧困、世界の貧困。
貧困によって起きてくること。
暴力。性被害。トラウマの再演。犯罪。
ストリートチルドレン。児童労働。少年兵。
そして、人生を切り開いていった人の物語。
豊富な内容が、ぎゅーっと凝縮されています。
「貧困」について学び直す、よい機会になりました。
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貧困の連鎖の繋がり、日本だけではなくグローバルな視点でもそれがよくわかる。
個人的には、日本の福祉制度の光と闇、の章が、ななんとなく感じ取っていたことを書いていてくれて、納得感があった。
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朝日新聞20221126掲載 評者:安田浩一(ジャーナリスト,ノンフィクション作家「団地と移民」etc)
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世界は7億人以上が、日本でも6人に1人が貧困にある。貧困は自己否定感を生み、心のガンとなる。それは社会全体の困窮にも繋がっていく。自己責任では済まされない。私たちの社会の何が貧困を生み出しているのか。人生を切り開くには、何が必要なのか。社会のリアルを見つめ、輝かしい未来を手に入れるための熱い講義。
第1講 すぐそこにある貧困
第2講 途上国のスラムで生きる
第3講 底辺に落ちた子供たち
第4講 学校じゃ教えないセックスの話
第5講 貧困と少年犯罪
第6講 格差を越えて、未来をつくる
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2023.01.03 #001
貧困と騒がれる中、本当の貧困とはどのような事を指すのだろうか?と思っていた中で少し理解するキッカケになった。ただ最近思うのはお金のあるなしではなく、心が貧困な人が増えたと特に思うのは私だけだろうか。
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貧困の問題は先進国と途上国で課題の相違がある。
支援団体が介入しても一筋縄で上手くいくとは限らない現状があることを知った。
身近なところから自分が出来ることを少しずつ積み重ねていくことが大事。
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世界のトップ2100人の資産が46億人のそれと同じという不平等の話ではなく、貧困がもたらすリアルな社会とそうならないための一人一人の心構えを学生など若い人に語った本。
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著者のルポルタージュは以前も読んだことがありますが、いずれもイメージしやすいです。
本書についても、貧困層が陥っている生活やそれが社会に与える影響など、貧困を取り巻く問題についてわかりやすくまとめられている良書です。
「心のレベルアップ」というワードが本書では提唱されていますが、解決を目指す上で非常に良い言葉であると思います。
なぜ子供の貧困は解決されなければならないのか、解決するためにできることは何かなど、平易な言葉で語り掛けてくれるので、社会問題への関心の扉を開けようとしている方に特におすすめしたいです。
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語り口が10代の若者に向けてのものだったのでとても読み易かった。
最近、折に触れて貧困について考える機会がある。
池袋駅のホームレス、裁判所で見た窃盗犯や特殊詐欺の末端で捕まった人、そして1人で生きていく財力もなく低給料で働く自分自身。
池袋駅にはあれだけの人が行き交っているのに、ホームレスに無関心で居続けられることに対する違和感。同じ空間にいて共存しているように見えて全く交わっていない私たち。
裁判所で見た貧困ゆえに犯罪を犯してしまう人。
どこかの誰かがなんとかしてくれるだろう、という私たちの無関心が特殊詐欺などの形で私たちの生活を脅かす。
最近は特に闇バイトの強盗事件も多くてこのまま無関心でいる事が全くもって是ではないと多分みんな気付き始めている。
これでもまだ自分とは関係ない世界の話と思える人がいるんだとしたら、平和ボケしすぎてるよ日本人。このままだと多分みんなで共倒れするよね、
果たして一体自分に何ができるのか、何がしたいのかを考えるきっかけになった。
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世界は7億人以上が、日本でも6人に1人が貧困にある。貧困は自己否定感を生み、心のガンとなる。それは社会全体の困窮にも繋がっていく。自己責任では済まされない。私たちの社会の何が貧困を生み出しているのか。人生を切り開くには、何が必要なのか。社会のリアルを見つめ、輝かしい未来を手に入れるための熱い講義。
とても考えさせられる
洋画で観た光景が浮かぶ
フィクションのように思ってしまうが これが現実なんだな
自分の年齢や収入と見比べてました
年齢や体力的にこれ以上働くのは無理なので これ以上の収入は望めないけど それならそれでそれなりに自分のやりたい事を割と出来てる自分はこれでいいのだ!と思っている
けれど、自分だけ良ければいいという事ではないんだな
何が出来るんだろう?と考えさせられました
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貧困から世の中の問題を考える
貧困からその人の人生や社会を変えてしまうのだと分かった。一人一人が身近なこととして考えたいと考えさせられた。
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貧困って自分の中でどこか当事者意識がなかったなってこの本を読んで気付かされた...
前、教育はお金を生まないと思われがちだけど、高水準な教育が犯罪を減らし、刑務所の運営費や犯罪者の矯正費を減らすことで結果的に経済的な効果があるって学んだことを思い出した。生活保護等もしかりだけど、貧困は社会全体の問題なんだよね。
貧困の解決って、ただ貧困層にもお金が行き渡るように均一化することじゃなくて、貧困が社会問題を引き起こす前に貧困者が困っていることを解決する・自己肯定感を取り戻せることが大切なのかなって思った。
日本の貧困は途上国と比較したらマシなのかと勝手に思ってたけどそれも違うと思った。日本の貧困は見えにくくなっているだけだった。精神的な面でおうハンディキャップが大きい、つまり自己否定感が育ちやすい。(心の"がん"っていう表現は少し気になったけど...)
今まで私は自助・公助の考え方しかできてなかった気がする...。"共助"や"地域支援"の視点でこれから社会を見ていきたいし、貧困に限らずいろんな社会問題において大切な視点だと思った!