紙の本
キュンキュンする
2023/02/23 09:23
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
先帝の娘であることを隠して伯父の家で下女同然に扱われていた少女が巫女に選ばれて,御召人として第2皇子に付き添われ,互いに淡い恋心を抱くようになっていく話。『後宮の烏』と同じテイストで,登場人物それぞれに暗いバックグラウンドがあり,補い合いながら前向きに生きていく感じです。主人公二人が初々しくてキュンキュンしました。
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投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
貧しい母子生活で下男のように働かされていた蛍が帝から国守りの巫女として選ばれる。帝の思惑は派閥に関わる事の無い巫女を雇用して、反勢力派を抑える為の秘策。偽物の巫女の蛍が、神からも認められていく。この後の展開はどうなるのか楽しみです。白川作品としては、簡単な構成と文章なので、片手間に楽しめます
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投稿者:ぽんぽん岩 - この投稿者のレビュー一覧を見る
以前コバルト文庫で刊行済みの作品。コバルトから離れて久しいので悩みましたが、表紙の柊のポニテに引っ張られました。「涼やかな藍色の瞳」が分かりにくくて残念ですけど。
蛍の可愛いさと柊の甘さに難しいことは考えず読了。
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蛍は母との約束で、先帝の父の血を引いている事を隠して暮らしてきた。
ある日、巫女・朱華姫に選ばれ、第二皇子の柊が御召人となり、かしずかれる事に戸惑いを隠せなかった…
陰謀渦巻く宮中で、朱華姫としての立場に戸惑う蛍と、それを支える柊の関係が徐々に近づいているけれど、まだ受難は続きそうでヒヤヒヤです。
次巻でどう動くか、今から楽しみです。
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『「後宮の烏」の原点』という帯に惹かれ読了です。元々コバルト文庫で出ていたことを他の方の感想で知りました。笑
和風ファンタジーの王道ストーリー、とっても良きでした- ̗̀ ( ˶'ᵕ'˶) ̖́-
ヒロインがベタベタに甘やかされる、甘々のおはなしです。甘やかされ続けるヒロインもたまにはいいなぁ。ヒーローは甘やかしてくれますが、境遇や環境はそこそこドロドロしてました。しかも神様にまで気に入られてライバルが増える増える。柊は大変だなと思いました。
どのキャラクターもとても魅力的で一気にお話の世界に入り込めました。
一人一人の心理的描写もしっかりしていて、ファンタジー物なのにずっと感情移入ばかりしてました。
最初から最後までデレデレに甘やかされていて、「私も甘やかされたい……」と思うほどです。
最後の方は柊の気持ちも変わり始めて、尊かったです。
いい所で終わっていたので続きが気になります。楽しみです。
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後宮の烏が終わったみたいなので、次読むのを探してました
ちょっと話が幼い感じがするのは、初出がコバルト文庫(とても懐かしい)だからか。
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最初はやっぱり酷い扱いを受けててからの巫女扱い
凄いよね〜
でもこうゆう展開は好き
しかもお互いの想いが何かわかってなくてモヤモヤするこの展開
良いねぇ〜
これからどう後宮に繋がるのかな?
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後宮の烏を読み終わり、余韻を感じたくて読み始めましたが読みやすく一気読み。
ドキドキが文章から伝わってきました。
下巻もキュンキュンした場面が沢山あると良いなと
期待してます。
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和風シンデレラストーリー?伯父の家で、母と共に虐げられていた少女・蛍は、あるひ突然迎えが来て帝の住む宮へと連れて行かれる。粗末な衣から上質で美しい衣装へと着替えた蛍は、神に仕える巫女・朱華姫として、仮の夫・第二皇子の柊に大切にされながら(それこそ移動の時はしょっちゅうお姫様抱っこなのだ)暮らし始める。
穢れ神と清き神が戦い、どうなることかと思ったが、蛍は、「人の子はわれらを厭う。夜がなければ生きていけぬだろうに、夜の穢れを遠ざけようとする」という穢れ神の言葉を聞いて、昼と夜、光と影は隣り合うもの、相容れずとも寄りそうことはできるのではないかと、どちらの神も祭ることを提案し、丸く収まる。二人の未来も明るく、気持ちよく一気読みできる物語でした。
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『後宮の烏』の作者による、ほぼ同じ世界観の中で語られる別の王宮の物語。
後宮の烏よりも恋愛色強めかな。
出生の秘密を持つ少女が神を呼び特別な姫になっていく展開なのだけど、それよりも少女・蛍と皇子・柊の恋物語だよなあ。
二人ともそれが恋だとは気づいてなくて、なかなかもどかしい。
最初少女がウジウジしているあたりはなんだかなあと思ったが、後半はなかなか良かった。
初版は2014年と言うことで、初期の作品らしく、伏線の張り方や物語の展開はまだ拙い感じがする。
さて、なんだか色々安心できないような感じの引きだけど、下巻ではどうなるのかな?
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なんと無自覚にイチャイチャすることか…。
表紙も構図的なものかと思ったらむしろこの二人の基本ポジションのような(笑)下巻も楽しみ。
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母との約束で、先帝の血を引いていることを隠して暮らしている蛍。伯父の家で下働き同然に扱われていたが、ある日、奥の神に仕える巫女・朱華姫(あけひめ)に選ばれる。
朱華姫は帝の宮に住み、第二皇子が御召人となって世話をし、護衛するものらしい。冷ややかな美貌の皇子・柊にかしずかれる慣れない生活に戸惑う蛍だったが……。
先に「後宮の烏」を読んでいたので、「世界観繋がってる?」と興味を惹かれながら読みました。おもしろかったです。
いじめられていた女の子が突然お姫さまに選ばれて、伏魔殿みたいなところに放り込まれて頑張る話、と言えば少女小説の王道だけど、一筋縄でいかない事情やら隠された謎やらでぐいぐい読ませられました。そして柊との恋愛関係にも始終ニヤニヤ。
上巻の終わりとしてはキリが良かったので、すっきり読み終わりましたが、まだ明かされていない謎がたんまりあるので下巻も楽しみです。
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杏の木の下で出会った蛍と柊。出世の秘密を抱えて朱華姫となる蛍とその偽物の夫となる帝の第2皇子。神話と政争と甘い恋愛物の始まり。
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神に選ばれた先帝の落胤と現帝の第二皇子(いわくつき)と物語、というと後宮の烏とかなり設定が類似しているけれど、こちらの方が明るい感じがする。和風みも中華みもまじる後宮ファンタジー。イメージとしては天平+平安だった。主人公蛍をいびっていた叔父にざまぁ展開が来るかと思ったら、最初の数ページで退場してしまった…。絲のキャラが良い。巫女的立場・朱華姫の偽物として呼ばれたら本物になり、黒幕の一部が見え隠れしたところで下巻に続く!!
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後宮の烏と、世界観は同じ。
先帝の子と周りに知らされないまま、伯父の家で虐げられ、育てられた蛍は、ひょんなことから、神様を見て下ろす事が出来る朱華姫の真似事をさせられる事になる
初めは真似事だったはずが、宮廷に穢れが跋扈する事件をきっかけに、本当に神が現れて、朱華姫と認められる。
柊と蛍の淡い恋に神様との三角関係も見もの✨