紙の本
安西水丸さんの絵・イラストが半分程を占め
2023/06/27 15:58
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
これまたとりとめのない短編集だけど、やっぱその一貫性に全体としての魅力を感じます。水丸さんの絵は、語り下ろしの対談曰く、村上氏の文章を見ずに書いたものらしいけど、例によってなんの違和感もなくマッチしています。
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カティーサークが飲みたくなる。やっぱ食べ物(飲み物)の描写がいいんだよなぁ。あとは巻末の対談が地味に面白かった。
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昔の村上さんの短編集?絵が微妙・・村上さんの本は絵がないほうがいいなぁ。話も東京奇たん集に比べると微妙かも。
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10/21
久々のハルキはほっと一息つける作品集。この二人の雰囲気がとても好ましい。個人的には「スニーカー」の話が一番好き、微笑ましくて。
しかし、何でイメージが無いんですか(ぷんぷん)
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なんかこうあまり印象に残らないんだけど、「マイ・スニーカー・ストーリー」は好き。水丸さんのイラストのほうが春樹さんの文章より目立ってるかな。水丸さんの絵も好きだけど。
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内容(「BOOK」データベースより)
春が来るとジョン・アプダイクを思い出す。ジョン・アプダイクを読むと1968年の春を思い出す。ほんのちょっとしたことなのだけど、我々の人生や世界観はそのような「ほんのちょっとしたこと」で支えられているんじゃないか、という気がする…。都会的なセンチメンタリズムに充ちた13の短編と、カラフルなイラストが奏でる素敵なハーモニー。語り下ろし対談も収録した新編集版。
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最初のページを見たときに「え」と思った。
普通の文章ばっかりの本を想像していたら、本当にびっくりしてしまう。
安西水丸さんのイラスト、イラスト、イラスト。
それも子供の頃に垣間見た、50年代〜60年代の「アメリカ」を連想する様な、しゃれていて、それでいて片意地の張らないイラスト。
(でも書かれているアイテムは、森永のキャラメルだったりするんだけど)
村上春樹のショートショート(エッセイというよりなんかこういう感じがするなぁ)も、一遍一遍、レイアウトや文字のフォントやポイントが変わっていて、そのショートショートそれぞれの内容も全部関連ないし。
そして、安西さんのイラストとの関係も、「関係ない?」と思って見てると‥「いや、そうでもないかもしれない‥」と勘ぐってしまう程度に関わっていそうで、「読む」というより「見る」という感覚に溢れた一冊でした(村上の作品を読んで、イラストを描いたのかどうかは、巻末の対談で判明します♪)。
うん。楽しかった。
個人的にはこれは「文庫」の体裁より「書籍」の体裁のものが見たかったな〜などと思ったけど、残念ながらワタシが「村上春樹」を認知した時には、文庫のものしか手短な書店にはなかったのでした。
でもきっとこの本の書籍版は、おしゃれで、でも手にした人が構えずに楽しめそうな本じゃなかろうか。 と想像してみたくなったりして。
そういえば一カ所、面白くて思わず声を上げて笑ってしまった所があったんだけど、ラストの落ちを見て、残念だーと思ってしまった。本当だったら、ものすごくすてきでかわいいエピソードだったのにな。そのエピソードが、この世界のどこかで本当に存在していたら、こんなにすてきな事はないと思ったのだ。それくらいかわいかったな〜(ワタシの中では)。
でも、ワタシの中ではそう思っていよう(笑)。
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大人の社会科工場見学集・村上朝日堂編です。ここに出てくるカツラ工場のエピソードが「ねじまき鳥クロニクル」に繋がってくるのですね。
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13の短編小説。
つかめなくて、淡々としていて
よくわからない感じが魅力なんだと思う。
画も、基本的に謎なものが多い。
つかめない「何か」をもっと知りたいと思う。
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「時々、どんな人がスニーカーを発明したんだろうな、と考える。いろいろと考えた末に前述したような嘘を思いついた。ぜんぶ嘘です。ごめんなさい。」
再読!ホントは、単行本で読んだのだけど、過去に読んでいたことが判明・・・
途中から、あら、これはどこかで読んだことあるような〜〜と思ったけれど、そうでした。
やっぱり双子や羊男が出てきてくれるので、ニヤリとしてしまう。
そして、不思議な世界に一瞬片足を突っ込んだ気になれるのもまた酔狂なのでござる。
【4/21読了・初読・市立図書館】
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絵も、文章も好き。
くせになる味がある。
ちょちょいのちょい
ってくらい手ごろに読めるいい作品。
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村上春樹作品(文章や表現)をこよなく愛する人にはうってつけの本。
癒される。安西水丸さんの挿絵も絶妙なタッチで描かれている。村上春樹ワールドと安西水丸氏の挿絵が絶妙に絡み合って美味しいパスタに♪何度読み返しても癒されます。
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○単行本:1983年12月
○文庫本:1986年12月
○分類:「素敵な絵と文書」の本
○私の偏見的感想
・安西さん、村上さんの名コンビが世に放った記念すべき第一作。
・あと書きによれば、画集を出すのがいやと言う画家と、エッセイ(随筆)を出すのが恥ずかしくていやと言う作家が、誰かと一緒だったら、相乗りだったらと思って出来上がった、引っ込み思案なお二人だからこその作品。
・安西さんのイラストは、雑な様で実は緻密で、相変わらず良い味出てますよね。(うふふ)
・村上さんの文書はエッセイと言うより、小品集という感じでまとまっています。(ご本人は否定するでしょうが、個人的には非常に朗読向きな文書なので、敢えて詩集と呼びたい所です)
○おまけ
実は今回の文庫本、古本屋で手に入れたのですが、なんと安西さんの自筆サイン入りでした。
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やっぱり村上春樹氏の作品が好きです。
ーーー
春がくるとジョン•アプダイクを思い出す。
ジョン•アプダイクを読むと1968年の春を思い出す。
我々の頭の中には幾つかそのような連鎖が存在する。
ほんのちょっとしたことなのだけど、
我々の人生や世界観はそのような
「ほんのちょっとしたこと」で支えられているんじゃないか、という気がする。
ーーー
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正直春樹さんの文章より水丸さんの絵のほうが好き。
カラー的にきれいで新鮮な絵がいっぱい入っていてうれしい。
開いて立てて飾っています。