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象工場のハッピーエンド(新潮文庫)
春が来るとジョン・アプダイクを思い出す。ジョン・アプダイクを読むと1968年の春を思い出す。ほんのちょっとしたことなのだけど、われわれの人生や世界観はそのような「ほんのち...
象工場のハッピーエンド(新潮文庫)
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象工場のハッピーエンド (新潮文庫)
商品説明
春が来るとジョン・アプダイクを思い出す。ジョン・アプダイクを読むと1968年の春を思い出す。ほんのちょっとしたことなのだけど、われわれの人生や世界観はそのような「ほんのちょっとしたこと」で支えられているんじゃないか、という気がする……。都会的なセンチメンタリズムに充ちた13の短編と、カラフルなイラストが奏でる素敵なハーモニー。語り下ろし対談も収録した新編集版。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
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紙の本
安西水丸さんの絵・イラストが半分程を占め
2023/06/27 15:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
これまたとりとめのない短編集だけど、やっぱその一貫性に全体としての魅力を感じます。水丸さんの絵は、語り下ろしの対談曰く、村上氏の文章を見ずに書いたものらしいけど、例によってなんの違和感もなくマッチしています。
紙の本
「クスッ」と感じる村上春樹らしさ
2008/08/24 17:00
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ざわ・・・ぶろぐ - この投稿者のレビュー一覧を見る
安西水丸のイラストがふんだんに盛り込まれた13の短い文章集。文章のタイトルは次の通り。
1.『カティーサーク自身のための広告』
2.『クリスマス』
3.『ある種のコーヒーの飲み方について』
4.『ジョン・アプダイクを読むための最良の場所』
5.『FUN, FUN, FUN』
6.『万年筆』
7.『スパゲティー工場の秘密』
8.『マイ・ネーム・イズ・アーチャー』
9.『A DAY in THE LIFE』
10.『双子町の双子まつり』
11.『マイ・スニーカー・ストーリー』
12.『鏡の中の夕焼け』
13.『サヴォイでストンプ』
最後に挙げた『サヴォイでストンプ』の筆者はオーティス・ファーガソン。村上春樹は訳者として文章に携わっている。個人的な印象では『スパゲティー工場の秘密』と『マイ・スニーカー・ストーリー』が村上春樹らしくて好き。