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ね、みんな簡単にひっかかるから!
私も実験で気をつけよ。。。
参考文献のほうにも興味が湧きました。
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■購入理由
グロービスの講師の推薦図書であり、
雑誌「Think!」のビジネスプロフェッショナル
が薦める200冊に入っていたため。
■読書目的
ゴミ調査を見分ける目を養い、今後ゴミ調査を
作らないために、方法論を学ぶ。
■感想
著者が述べていた通り、ゴミ調査が本当に多いのだと驚いた。
(母数が分からないので、規模は分からないが。)
特に、主要新聞の記事、国が行っている調査と、
今まで、ある程度信頼していた調査も、
今後は注意深く調査の裏を読み、調査設計を
把握すべきだと思った。
■興味を持った箇所
モデル構築プロセス(調査目的段階)、
検証プロセス(リサーチデザイン作成段階)で、
様々なバイアスが存在する事。
※仕事で行っていた調査時に、ある程度学んでいた
通りではあるが。
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研究者を志す大学院生や大学生、そして老いも若きも、多くの研究者に読んで欲しいと思った一冊。
実際にあった調査事例を実名入りで引用し、それを個別具体的に徹底的にリサーチの穴をついていく、といういささかセンセーショナルな内容ですが、それだけ非常にためになる要素が盛りだくさんです。
特に、調査におけるバイアスの解説については、他の社会調査の本よりも分かりやすく、かつ読みやすい。
信用のおけない調査を「ゴミ」と呼び、学生・政府や官公庁・社会運動・マスコミのそれぞれが出す「ゴミ」を、カテゴリーごとに検証しています。
これから調査をする人も、今調査をしている人も、一読しておくべき本ではないかと思います。
徹底的にこの本に書かれている内容を頭に入れて新聞や雑誌を読むと、リサーチ・リテラシーが鍛えられる一面もあり、その一方で「いったいどんな調査なら信用できるんだ!」と疑問を投げ掛けたくもなってしまいますが、そこは、一種の「叱咤激励」みたいな書き方なのだと思います。それだけ、社会調査というのは難しいと、その一言に尽きるのだと思います。
「大学院生は数が多い。最終的に学者としては失格になる者も含まれているから、余計に始末が悪い。ずさんでおかしな調査のどこが悪いかというと、今の日本社会を見ればよくわかるが、人々が悪い意味で「調査慣れ」してしまい、まともな真に必要な調査に対しても非協力的になってしまうことである。調査が多すぎて、「またか」という気持ちになることと、あまりにひどい内容の調査をマスコミなどで目にすることで、調査全般に対する信頼を失ってしまうからである」(p25)
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データは非常に説得力が強いので、
PRや政治など、「社会調査」のデータを利用して、話を進めることが多々あります。
そこで、これまで出ている調査結果がどれだけ恣意的なものであったか、
それを見破る方法、きっかけを与えてくれる本です。
書き方が非常に上から目線なので、読んでてムカつくけど、
内容的には大事なこと言ってます。
読んでてムカつくけど…。
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裏表紙の筆者の顔からは優しさが伝わってくるが、いざ中身を見るとストレートなものの言い方でギャップに驚かされる。まあ、それだけ筆者はこの世の中にゴミと呼ぶべき社会調査が溢れていることに怒っているのだろう。中身はというと、個人的にはとても面白かったし、興味深かった。ちまたにあふれているアンケートやそこから導きだされた言説が、いかに歪曲したもの(されたもの)であるか、知ることができる。いまの時代は情報が無制限に入ってくる時代であるから、情報を集めるよりも価値のないものを見極め捨てる能力のほうが格段に必要になってくるという筆者の意見は本当に心にとめておかなくてはならない。2008-10-8
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官公庁による調査やメディア各社の行うクソみたいなアンケートなどを、具体的かつ根源的にバッサバッサと切り捨てまくる快作。
トピック毎に実際に新聞記事を引用し、それがどのような間違いを犯しているのか・どんな誇張テクを使っているのか備に解説してくれるので、本書を読み終わる頃には自分でも怪しい統計に対して適切なツッコミが出来るようになる。
一方で、悪い使い方もそれなりに出来そうな本でもある。本書を参考に、都合の良いアンケート結果を出したり、資料をあざとく強調したり…というのは、卒論までなら許されると個人的には思う。
なんとなく怪しいと感じられる段階と、何がダメなのか具体的に指摘できる段階とは、差があるということがよく分かった。正直言って、本書を読んで(以前の自分と比べると)結構賢くなったと思う。そして、大概の日本人は本書を読めば結構賢くなれると思う。
725円。
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著者の攻撃的な文体が爽快で、さらっと読める。
メディアリテラシーの向上にぴったり。
今後新聞等に載っているデータを批判的に読める自信がついた。
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一読の価値アリ
■p9
1.世の中のいわゆる「社会調査」は過半数がゴミである。
2.始末が悪いことに、ゴミは(引用されたり参考にされたりして)新たなゴミを生み、さらに増殖を続ける。
3.
■p55
マスコミは自ら作り出すものも含め、ゴミを世に広める媒体となっている。
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講演を聞いて興味をもったが、ほんとの意味で実用的でよかった。だましにかかるデータ、たくさんあるからなー。統計リテラシー、身につける必要性は今の会社になってひしひし。
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ちょっと、帯のコメントが過激すぎるね。暑苦しい笑
けど中身は秀逸。勉強になります。
とりあえず、解り易くて面白いとこ抜粋↓
(直感でからくりに気付けたあんたはすごい)
「一番人気はカーター氏/歴代大統領/米紙が調査」
・・・・・
九月下旬、全米で1600人を対象に行われたこの調査では、健在の四人の前・元大統領のうち誰を支持するか、という質問に対し、35%がカーター氏、22%がレーガン氏、20%がニクソン氏、10%がフォード氏と答えた。
・・・・・
わかった??からくり。
答え。
レーガン、ニクソン、フォード→共和党で、
カーターのみ→民主党なんだよね。
民主党支持者は、選択肢が一つしかない笑
最初から仕組まれた調査だった訳だ。
こういうひどい統計が、結構世の中には溢れてる。
「文字は知を辱める」
が転じて、
「数字が知を辱めてる」。
まあそもそも、社会調査の「社会」の部分がどっからどこまでを指しているのかすら曖昧なんだけど。
「出来れば街頭でのアンケートとか、そういった事には関わりたくない。」
一番多いのはそういう人達だと思うんだけど、参加しない人は「社会」からはじかれる。
多分、メディアが取り上げる調査に参加してる人達って、オレの身の回りにはいないタイプの人達なんだよね。
特定の思想を持っているとか、被害者意識が異常に強いとか。
解り易く言うと、「クレーマー」タイプの人。
どんだけ暇なんだよ、って人。
全ては筆者の↓の一言に尽きる。
「サイレント・マジョリティ(物言わぬ多数派)が無視されるサンプリングは、まず基本的にゴミである。」
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データの見方について書かれた本。
このテの本の中ではもっともまとまっていると感じた。
賢くなれる本。
ただ中身が浅く広いため、突っ込んで学びたいならば、
専門書を読まなくてはならない。
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新聞やニュース、ネットでよく見る支持率や世論、「○才代の男女○人に回答いただきました」というグラフ。一見信憑性のありそうな数字というデータ。それが調査者の欲しい回答を出すためにいかに都合よく問題が操作されているかということについて書かれた本です。
これを読むと統計を見る目も変わりますよ!
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社会の構造や動きを知るための調査とデータはしかるべき手順で設計されたものでなければならないのに、マスメディアに流通するデータはいい加減なものばかり、というのが本書の主張。実際に新聞に掲載された「社会調査」をあげて、そのデータが無意味であることを説明する。本書を読むことで、あらゆる場面で表れるデータを見る目が一段と注意深くなるだろう。
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これはいい!!面白い!
これぞ、クリティカル・リーディングというやつでしょう。
各種有名新聞社の実際の記事を取り上げて、それぞれの記事にきちんとした論理的・統計的根拠がないまま報道されているということを、同じ記事の中から明らかにしている。一つ一つに記事についてとても丁寧に批判していて、批判のプロセスみたいなのが垣間見えてとても面白い。しかも、批判対象が有名新聞というのも大胆だ。
筆者は心理の専門家ではないようだが、社会調査一般の方法論について詳しいようで、これは心理の特にアンケート調査などを行う際には、肝に銘じておくべきことが沢山書いている。
久々に当たりの本を読んだ気がする。
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20090522
統計データの正確さ/誤差の話。
都合のいい数字の出し方。
相関関係からは因果関係は分からない。
などなど、統計数値にだまされないための注意。