紙の本
それほど?ですか?確かに「いい話し」ですけれど...
2011/09/15 07:21
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のちもち - この投稿者のレビュー一覧を見る
書評、レビューを見れば「感動」の嵐。もちろん帯にも絶賛の言葉。得てしてこの手の「宣伝」には裏切られることが...読み始める、冒頭から、本書を読んで感動した「体験談」がズラーっと並ぶ...やりすぎじゃ?
確かにいい話はたくさん載っています。塾講師である(あった?)著者の、塾生に対して「どうやってヤル気を起こさせるのか」という話、そこには、「感謝」の気持ちを思い起こさせることだったり、「心にささる」言葉を使うことであって、その場限りのテクニックなどとは正反対にあるものです。挿入される(生徒に対してお話されている)話も「感動」するものがたくさんありました。中学生の頃はとかく、「自分がひとりで大きくなった」感を持ち、そして親を疎ましく思う時期。そんなタイミングで、「親への感謝」を思い起こさせる挿話。その話で強制的にヤル気を起こさせるのではなく、生徒自身に「気づかせる」ことを第一とした...本質的です。心にしみいります。
が...アマノジャクの自分としては、やはり過剰な「感動」を読む以前に与える数々の「宣伝」がどうにも邪魔でしょうがない。もちろん書籍販売はビジネスでありますから、多少過剰な宣伝も必要でしょう。が、あくまで読む者がどう感じるか、という点が大事であって(著者自身も言っている「気づき」の部分ですよね)、読んだら必ず感動せい!的な文句のひとうひとつが、やや価値を下げてしまっているような...そこまでひねくれているのは自分だけ、あるいは少数派なんでしょうけれどもね。
勉強でも仕事でも「ツライ」時は訪れる。その時にどうするか。自分はどう乗り越えるのか。相手がそういう位置にいる場合に、どのような手を差し伸べるのか。「相手」の場合は、そう、テクニックではダメでしょう。本書に書かれていたような「本質的な」サポートがあるべきだと同意します。が、自分自身であったならば...「つらくても明日までがんばれ。明日になったらまた「明日までがんばろう」と思おう」というのとはちょっと違うかと思う。切り開いていくのは自分。壁にあたったら乗り越えることも必要だし、乗り越えられる高さの箇所を探すことも大事だと思う。高い壁に挑戦し続ける努力も必要だが、「乗り越えない」選択肢もある、ということを知らなければならない時期はくるんだよね。大人になればなるほど。(残り)時間の概念が変わってくるからさ。
本書を読む場合は、なるべく「外の声」を遮断して読み始めるのがいいと思います。しつこいですが、読む前から「感動するよ、絶対に!」という言葉を浴びると、「感動しなきゃ」ってなっちゃいます。それではもったいないので、素の状態で読むのがベターかと思います。
【ことば】保護者と生徒を幸せにして、一番幸せだったのは実は先生たちなのです。塾がしてあげられる最高のことをした結果、自分たちが幸せになれる。
勉強の合宿に向かう生徒。先生たちはサプライズで親から子への手紙を持っていきます。勉強につらくなったこともたちはその手紙を読んで、親へ返事を書きます。「ありがとう」の手紙と生徒たちが合宿から帰ってきます。喜びの報が塾に届けられる...素敵な話ですね。幸せって、近くにあるのに気付かない、気づかないふりをしているのかもしれません。
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塾の講師が書いたというだけあって、そういう子どもたちが主人公のエピソード。
わたし個人的には塾というものにいい思い出がないので、あまり感動できず。
なんかひとつだけうるっときたエピソードがあったような気がしなくもないけど、忘れた。
そんな程度。
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◆塾で講師をしていた著者が、生徒たちに「勉強は何のためにするのか」「幸せってなんだろうか」「諦めないこと」「努力の本当の意味」「感謝する気持ち」などを伝えるために話をしてきた感動のストーリー。
◇うちの子は少しもいうことを聞かないとお母さんが思っているときは、彼も、お母さんは僕の話を少しも聞いてくれないと思っているのですよ。
◇仕事から「感動」がなくなると、「惰性」の日々が始まります。そのような労働時間の切り売りに情熱を傾けることはできません。
◇結局、自分が何かをする、行動するというのは、誰かがそれによって助けられているということになります。そして、人間というのは、誰かのために力を出すときに最も力を発揮できるのです。
◇ノウハウや制度ばかりを追及しても、社員の心が豊かにならないと、組織は活性化しない。「本当の感謝とは何か?」を社員に実体験させてこそ、お客様に心から感謝できる社員が育つのだと。
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28歳の誕生日に、
高校時代の友達から、
誕生日プレゼントとして、
頂きました(─_☆)ニヤリ
ELEVENのことを、
すごーく理解してくれており、
ELEVENのツボにピッタリな本です♪
めちゃくちゃ感動します!!!
感動したい人 この指とーまれ(笑)
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心を動かすいい話。周囲と支えあう、自分にできる奉仕・楽しみを見つける、体験に学びをみつける、当り前のことが実は夢がかなっている状態だと気づく。感動ものです。
09-44
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テーマは『感謝×涙の数』
とってもいい!
どの文章読んでも泣けるし、
簡単な文体で大事なことがたくさん書かれています。
『人はテクニックで動かそうとしても動きません。
心を震わせた瞬間から、人は変わるんです。』
ってのに、納得!
あと、一番しっくりきた文章は
『あるレジ打ちの女性』
接客業の仕事を行っているので、
今すぐアウトプットできる!
やってやる!!
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感動しました。
シンプルな物語だけど、心に響きます。
特にレジ打ちの話は良かったです。
こちらでも紹介しました。どうぞ。
http://shiodukenoinu.blog55.fc2.com/blog-entry-50.html
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「奇跡のリンゴ」つながりで購入。
10の物語で構成されている。
「あるレジ打ちの女性」「母の足」がGOOD!
生まれてきた時に親が望んだ事は、
「人並みに、健康で元気で、他人にやさしい、そういう子になってほしい」
だけなんだと。
それ以上に何かを望むのは、+αでしかない。
仕事が出来る喜びをもう一度かみしめましょう。
そういったストーリーが並んでいます。
是非ご一読を。
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最初はありきたりすぎてつまんないと思ったけど、徐々にはまっていった。
まえがきにある通り、読む度に様々なことを考えさせられる。
買って何度も読んだり、人に読ませたりしたい。
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【ココロでわかると必ず人は伸びる 】の木下 晴弘氏が著者。
またまた、感動で一杯の素敵な書籍です。
人が変わる瞬間とは!?
感動で涙したことが、一瞬で人を変え、行動を起こす。
キーワードは「涙」です。
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以前に読んだ本だったが、感動した本はなんだったかといわれてすぐ思い出した。本当に泣ける本だ。心の掃除にぴったし。読み終わった後、やさしい気持ちになれます。
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会社の研修の一環で読みました。新聞のコラムを集めたような内容の本。感動するエピソードが満載。働き方について、「感謝」について、考えさせられるような本です。
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・アフガニスタンのこども達は平和よりも命よりも、食べ物よりも
「学校に行きたい…学校に行って友達と勉強がしたい」が願い
・こどもが言うことを聞かないと嘆く母親に対して
「お母さん、お子さんが生まれた時にいったい何が望みでしたか?」あとからわいてきた欲求がかなえられないからといって嘆いていては、目の前の幸せに気づかなくなる。
・人は情熱を傾け続けると「磁場」が変わる」
人は応援する人がいるから成功できるのである。
・挑むことによって磁場が変わり、力をひきよせる。
肝心なのは、本当に自分の歩いて行きたい道ならば、絶対にあきらめない。道を捨てない。
・どんなにつらいときでも、くじけそうなときでも、人生に
失敗なんてない。全力で生きる時、人は輝いているのです。
・人は一人では決して成長できません。
人と出会い、人と尊敬し合い、そして支えあい、さまざまな体験を
通して伸びていきます。人のと交わりに感謝する心が、人生を豊か
にしていく根本なのです。
・人間にとって最もきついことは目的のない行動
・名前をつけることを命名といいます。
これは命を授けるということなのです。
親がこどもにした最初のプレゼントが名前という命なのです。
・やって当たり前のことを、当たり前と思えないほどの
情熱を傾けて行うことを努力という
・1つのものに狂えば、いつか必ず答えにめぐりあう
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一つひとつの小さな物語に、実に大きな感動が待っていました。「やって当たり前のことを、当たり前と思えないほどの情熱を傾けて行うこと」これを著者は「努力」として定義付けをされている。素晴らしい言葉である。
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◆塾で講師をしていた著者が、生徒たちに「勉強は何のためにするのか」「幸せってなんだろうか」「諦めないこと」「努力の本当の意味」「感謝する気持ち」などを伝えるために話をしてきた感動のストーリー。
◇うちの子は少しもいうことを聞かないとお母さんが思っているときは、彼も、お母さんは僕の話を少しも聞いてくれないと思っているのですよ。
◇仕事から「感動」がなくなると、「惰性」の日々が始まります。そのような労働時間の切り売りに情熱を傾けることはできません。
◇結局、自分が何かをする、行動するというのは、誰かがそれによって助けられているということになります。そして、人間というのは、誰かのために力を出すときに最も力を発揮できるのです。
◇ノウハウや制度ばかりを追及しても、社員の心が豊かにならないと、組織は活性化しない。「本当の感謝とは何か?」を社員に実体験させてこそ、お客様に心から感謝できる社員が育つのだと。