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みんなのレビュー8件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (2件)
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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
8 件中 1 件~ 8 件を表示

紙の本

エログロナンセンスものではありません

2022/04/25 23:16

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:こゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る

猟奇殺人犯の告白でもなければ人肉食思考の変態小説でもなく、なぜか気品漂うカニバリズム研究文学になっているのがスゴい。
(当時はセンセーショナルな背徳小説だったのかもしれないけど)

主人公は穏やかで優しく、被食者(美しいひと)も食べられることに愛情を感じており、つまりはこれはロマンス小説という感じ。怖くないし、気持ち悪くもない。訳文も綺麗。

漫画ファンとしては、藤子・F・不二雄「ミノタウロスの皿」、諸星大二郎「美少女を食べる」、また大和和紀「レディー・ミツコ」のファンにオススメしたい。

後ろ三分の一は著者とその一族の解説。著者の母親は日本人で、オーストリア貴族と明治時代に結婚して渡欧したミツコ・クーデンホーフ=カレルギー。ミツコ伝説は知っている物の、その前の家系やその子孫の事は知らなかったので、ここにまとめて下さっていて嬉しい。(がまさかハンスがカニバリズム小説を書いていたとは。しかも面白い!)

表紙のイラストもちょっと病的な書き込みで品があってぴったり。と思ったらヒグチユウコさんで納得。

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紙の本

恐ろしくも美しい愛の話

2023/02/28 09:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:豆大福 - この投稿者のレビュー一覧を見る

妻が不倫し、その不倫相手とどれだけ自分たちが愛し合っていたか、どのようにして妻は死んだのかということを、不倫相手から夫が延々と聞かされるという話。
カニバリズムの描写が多いため、読む人は選ぶが、とても原初的な愛の話なので、気分を害しない人は読んでみる価値有り。

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2022/10/02 21:54

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2022/10/23 22:21

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2023/05/10 02:13

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2023/07/23 14:03

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2023/10/06 09:17

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2023/10/26 23:41

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