投稿元:
レビューを見る
ぬいぐるみとの付き合い方を見直すきっかけとなる、非常に強い内容でした。
これから、ぬいぐるみを買う際は一生、お付き合いする気持ちで迎えたいと思います。
投稿元:
レビューを見る
ぬいぐるみ大好き男子へのメッセージと、ともすればかたよった見方をしがちな外から向けられる常識らしき目線への処方箋。第Ⅰ部、第Ⅱ部とあるが、第Ⅱ部が格段に面白い。女性が書いたぬいぐるみとのつきあい方は、新井素子をはじめとしていくつか名著があるが、男性の手によるものは珍しく、かなり取り残された問題があるようだ。つまるところ、ぬいぐるみをもつこと、それ自体が結構な苦労を伴っているようなのだ。かわいいものが大好きな男性は珍しくはないよ、もっと胸はっていいよ!と言いたくもなる場面もあるけれど、実感と偏見への対処の間でどのような立ち位置で書くのかは、難しかったろうなあ。ぬいぐるみの作り手のことを考えると、男性の視点は貴重で、ぬいぐるみのありかたがもっと拡がるのではないか、と期待もする。ぬいぐるみが何か曰くありげなものではなくて、自然でさりげなく寄り添うものになりつつあって欲しい。
投稿元:
レビューを見る
75歳男性のぬいぐるみ愛好家が語るぬいぐるみ論。著者の子供や孫とのぬいぐるみを通してのふれあいにホッコリさせられた。
投稿元:
レビューを見る
内容について行けずに(期待していた内容とはかなり違っていたため)読書放棄。
ぬいぐるみ愛あふれる著者(研究家などでは無く、一般のぬいぐるみ愛好家のようである)の妄想が爆発した一冊。若干自虐的にも読める筆致には、そこはかとなく宮脇俊三が「時刻表2万キロ」で自分の鉄道趣味を世間に公表した雰囲気が漂う。ここで、世に潜んでいた著者のようなぬいぐるみ愛好家が、そうだその通りだと本書がベストセラーにでもなれば面白い話なのだが、そういった話は聞かない。リンク先ブックレビュー参照。