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1 どんな本?
運と言うものの掴み方を科学的に説明する本。
方程式として幸運=(行動×多用+察知)×回復と
してトライ数と質を上げ、幸運との遭遇率の上げ
方と掴み方を説明している。始めにテストをして
自分に足りない項目を教えてくれる。
2 なんで読んだの?
(1) 鈴木裕の新刊だから。
(2) 運と言うものを具体的に知りたい。
(3) 運を掴める努力ができる状態になりたい。
3 構 成
全6章260頁
人生の成功を左右する最大の要因とは?から始
まり、失敗と成功に心動かされず淡々と運の方程
式を使って欲しいと終わる。各章にトレーニング
方法が紹介されていて成長につながる構成になっ
ている。
4 著者の問題提起
運を掴む確率を上げる方法があります。
5 命題に至った理由
運を科学の視点から見た研究が進み、良い偶然
を引き寄せる方法が分かってきたから。
6 著者の解
本書で紹介する方程式を使い、心動かされず行動
し続ける事。トレーニングで己を高める事。
7 重要な語句・文
(1) 天才と凡人を分けるのは好奇心の有無
(2) 幼少期は色々なスポーツをやらせるのが良い。
(3) 問いの効果(メタ認知、興味の拡大)
(4) Qマトリックス(1日5分24、25、31)
(5) ネガティビティ効果
(6) 知的謙虚さの向上メリット確認法(真実に近
づき、コミュ力up)、エラー確認法(立ち止まっ
て考える)、他者解説法
(7) マイクロドーズドリスト
(8) 自己調和分析(内発+統合)-(外発+義務動機)
(9) 科学者マインド
(10) 侵襲アクセプタンス(プラスマイナス方)
(11) 需要とは自分を最高の友人として扱う事
8 感 想
覚えきれない程の学びと取り組みに溢れていた。
刺さったのは回復。結局数をこなせば幸運不運
に当たるので失敗や挫折から学び立ち上がる力が
大事だと感じた。自分を最高の友人として扱い科
学者マインドで頑張りたい。
深く知りたい事は無い。説明されているし、ト
レーニングの仕方もあるので取り敢えず取り組め
る。
人に勧めるなら知的謙虚さは誰もが過信している
と言う事。伸ばしたいと思う事が大事。
図で成長領域が理解できた。恐怖領域が自分には
必要だ。
タイトル通り運の方程式の本だった。
9 TODO
(1) Qマトリックスで察知の向上
(2) マイクロドーズドリスト(片付け)を習慣化
(3) 自己調和分析で取り組みを査定する。
10 問 い
幸運とは?
11 答 え
自分を好きになる事。
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生きていて不思議に思うことはあるが、その1つに運がある。
人によって幸運に恵まれたり、逆に不運になったり、その違いは一体何なのか。
近年、主に経済学やリスク分析の分野で、人生の成功に関する新たな見解が提案されるようになったそうだ。
「私たちの成功は大半が能力よりも“運”で決まる」
運というとうなぎのごとくつかみどころがないが、運気を上げるために、マザームーンやイタコ教祖に頼ったり、占い師に占ってもらう必要はない。
では良い偶然を引き寄せる方法は何か。
この十数年、ハートフォードシャー大学の心理学部、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの社会学部のような一流機関のチームが「運をつかむ方法」科学的に調査し、一定の成果を上げている。
運のつかみ方は、大方の見解によると「幸運=(行動×多様+察知)×回復」にまとめられると述べている。
著者は行動力、察知力、継続力、回復力の4つに分類し、それぞれを鍛えるトレーニング法を紹介している。
著者は、得意領域よりも苦手な所を伸ばす方が興運をつかむ能力は格段に上がると述べている。
24の項目で幸運スキル診断ができる。
モクモク羊の場合、行動力が一番低かった。
行動しないことには幸運も不運もないからなあ。
死ぬまでに一度も挫折を経験しない人とは、生涯で何もしなかった人だけですと指摘している。
生きていて学校や会社に通えば、程度の大小はあっても良いことも悪い事も経験する。
運をテーマにした珍しい本なので読んでみた。
偶然と言いながら、日頃からの備えが大事なのは言うまでもない。
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成功者には運がつきものだが、多くの人は運という不確実要素よりも分かりやすい成功の方程式を欲しがる。よって、運は成功の要素から排除されてしまう。
そのような切り口で、運を高めるためにはどのようにすればいいのか?が科学的根拠にもとづいて簡潔に書かれていた。
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身の回りに起きる小さな変化の観察を察知
幸運=行動✖︎多様+察知✖︎回復
天才は未知への好奇心が高い
成功者は薄く広い関係が強い
知的謙虚さ、意見がバッティングした際に相手の意見を取り入れる
幅広く物事に取り組んで成功したらそのまま一点突破
恐怖領域をのりこえる
失敗からの回復が早いほど成功に近づく
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運を掴む
= (行動×多様×察知)+回復
多様な行動を増やすには、
新奇回避バイアスを認識する
察知を増やすには、
知的謙虚さを意識する 問いを多く持てる メタ認知力上がる→ 気づきが多くなる
そのほかには「準備をしておく」「継続する」 運の要素がないこれがないと台無し
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「私たちの成功は、大半が能力よりも”運”で決まる」
=経済学、リスク分析の分野から提案された見解。
➜予期せぬ幸運のほうが人生への影響は大きい。
<はじめに 人生はどこまで”運ゲー”か?>
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"運ゲー"をイージーモードに切り替える
1章 行動力
2章 察知力
3章 継続力
4章 回復力
色々なワークがあり、全てやるのは大変なので、やれることからやると良さそう。
気持ちで進めるのではなく、
数値で判断する物が多い。
一回読んで終わりではなく、読んで試して、読んで試してとする必要がある。
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うまく行くためには実力だけでなく運も大事であり、
その運を高めるためには何をすべきかと言うことが書かれている本。
非常に実益的で、その日から試せることが多くて良い。
以下、メモ。
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幸運=(行動×多様+察知)×回復
・行動
行動量が多い方がいいのは言うまでもない。
成功率1%でも、100回やって1回も成功しないのは37%、459回やれば1回も成功しないのは1%のみ。
・多様
スポーツだと、同じスポーツを繰り返すだけでなく、
10代に多様なスポーツを経験した方が世界的トップ選手になる確率が高い。
理由は以下。
複数の種目を体験することでメンタルが燃え尽きにくくなる
いろいろな種目を試せるおかげで自分の才能を見極めやすくなる
多彩な経験を積むことで
複数のスキルが身につく
・察知
イノベーションを起こす人3500人を研究
観察に1.5倍の時間を費やしていることが分かった
例
インテュイット社の会長
妻を観察してると家計簿を記入すると機嫌が悪くなるため、
家計簿ソフトを作ると爆伸び
オデオ社
エンジニアが作った短文のメッセージやり取りツールが社内でバズっていた
それを外向けにローンチしたら大当たり。これが後のTwitter。
斬新なイノベーションを起こす人ほど日常的な偶然を幸運に変える。
・回復
失敗から立ち直る能力
失敗を失敗と思わない能力
これは行動にも多様にもかかってくるベーススキル
行動と多様を高めるには
好奇心のある人のふりをすること
行動のカギは好奇心。好奇心が高ければ行動量や多様性が高まる。
400人の学生を集め、
自分の性格で変えたい項目を選び、それぞれで必要なミッションをこなす実験
社交的な性格になりたい
→昔の友人に連絡する、初対面の人に挨拶するなど
そうすると、その項目の性格度合いが高まった。
望む性格になったかのような生活を振る舞わせるとそうなっていく。
つまり、好奇心を高めるために、好奇心が高い人がやるような以下のようなことをやると良い。
・海外のニュース記事を読む
・最新の科学技術の記事を読む
・見たことない映画やドラマを見る(ドラマは1話だけでもok)
・新しいポッドキャストの最新エピソードを聞く
・人生の目標や価値観について5分考える
・好きなレストランで食べたことないメニューを頼む
・行ったことない美術館や博物館
・自分と違う政治信条についての記事を読む
・タイムトラベルできるとしたらどこに行って何するか考える
成功者は薄くて広い人間関係を持つ
社会的ネットワークから予期せぬ幸運を広げられる
コミュ力の高い人の行動をパクると変わる
・寝る前に日中の良かったコミュニケーションを振り返り、何が良かったかを振り返る
・自分が喜びを感じるものをリストアップ
・よく行く店の店員に挨拶
・家の近くの初対面の人に手を振る
・初対面の人に挨拶
・行ってみたいイベントを1,2つ探す
・仕事は何してる?みたいなよくある質問に回答を考えておく
・誰かのSNS投稿にポジティブな投稿をする
・よく行く店の店員にその日の調子を聞く
・初対面の人に挨拶して共通の環境についてコメントする
回復を高めるには
失敗しても当たり前だという思考、
失敗は成功のための必要な通過点、
失敗は成功確率を高めるためのデータポイントである
と捉えること
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自分に今何が必要なのかを改めて認識。
科学的な根拠や研究が元になっているから、自分に当てはめやすい。
好奇心を持って、新しいことに挑戦し続けること。
自分はまだまだ未熟で、知的謙虚さが足りないんだとポジティブに自覚し、自問を繰り返すこと。
失敗に対する許容をし、過去の失敗へのこだわりを弱くすること。
そして、心ここに在らず状態(迷走状態)をスケジューリングし、想像力を上げる。
運を少しでも引き寄せるためにやるべきことが明確になった。
また、どういう結果になろうと運によるものが大きいということも理解。
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今まで「運」に関する本は4〜5冊読んだ。この本に書いてあることは特に目新しいということもないが、とにかく理路整然としているところが素晴らしい。
広く探索し、その中から何かを察知し、これというものに集中し、失敗し、回復する。それぞれの段階で考えるべきこと、やるべきことが簡潔に述べられている。
自己啓発にありがちなまどろっこしい体験談も一切ない。
「運」について一冊だけ選ぶなら、この本をお勧めする。
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●なぜ気になったか
運がいい!、と思えるのは、神様任せの結果ではなく、意識しない準備も影響しての結果と思う。この考えが「運の方程式」のひとつに含まれるものなのか、確認するために読んでみたい
●読了感想
「運の方程式」、正しい式だな、と思えた。読む前に、「無意識の準備」が運に影響を与えると考えていたが、それは「多様」であると確信できた。運は、行動数、気づく力、めげない心で増えると納得できた
#運の方程式
#鈴木祐
23/2/1/出版
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
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本書は幸運を現在時点の科学で数式に落とし込み、その要素を上げる方法を説明したものであった。
幸運=(行動✖️多様➕察知)✖️回復
という数式を出された瞬間は頭を傾げたが、本書でそれぞれの要素の説明を読んでいく過程でこの数式の完成度の高さを理解できるようになった。
多様と行動でたくさんの体験を作り、その中で成功という名の種を察知することが大事というのが数式の括弧内の私なりの理解である。
ただし、多様な行動の中には失敗はつきものであり、失敗からの回復による次の行動への加速装置も幸運を呼び込む要素に高い影響があるという理解をした。
また、
これらの要素の評価基準を設けて現状の自分自身の強化すべき要素をみえるかして、誰でも幸運をなるべく掴めるようにする方法を具体的にしている点はとてもおもしろかった。
これらの要素を伸ばす訓練をして幸運を掴みたい人は本書を購入し、訓練を進めると成功への道が開けるだろうと私は考える。
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「運」は生まれ持ったもので、自分の努力ではどうにもならないのでは?という気持ちから読み始めた。
トレーニングで運を上げるスキルは伸ばせるということが理論的書かれている。
既知の内容であっても「運」を上げるための思考という視点から書かれていることが斬新な印象だった。
この本に書かれているトレーニングをこなしたら運が上がること間違いなし。
自分に欠けているところはトレーニングで鍛えよう。
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親ガチャ、配属ガチャとかちょっと前に流行ったけれど、人生は運ゲーとよく言う。
でも、じゃあ、その運ゲーを上手く攻略するには?
というのが、この本。
幸運を科学的につかむにはどうすればいいのか?
幸運=(行動×多様+察知)×回復
この本では、幸運をこのように定義して、幸運をつかむための要素として、行動力(行動×多様)、察知力(察知)、継続力(行動)、回復力(回復)の4つの要素をあげて、それぞれを高めるための方法を示している。(それぞれの力の後の括弧内は上の式で関係する変数)
「幸運」とタイトルにつくと、オカルトばっかりの世の中で、科学的に幸運を解説するという面白い本だった。
幸運を増やすためには、好奇心を持って多様な行動を増やし、また、変化を察知するために知的謙虚さをもって問いを持ち続けていくことが重要になる。
多様な行動によって、上手くいくものを見つけたら、リソースを一点集中し、行動を継続する。
また、多様な行動を増やすと失敗も自ずと増えるから、立ち直り、失敗を糧にする力=回復力が重要になる。
まとめてしまうと、幸運は決してオカルトではなく、自分の行動次第でつかみやすくなるものだ。
といっても、成功を自分だけの力と思う尊大な考えは禁物らしいけれど。
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行動 察知 継続 回復 で運ゲーをものにする
成功や失敗に一喜一憂しない
※失敗にはもちろん、成功にもしない
謙虚さ、自分を評価しすぎないの大事
アップサイドダウン
楽観
実験⇆集中の見極め
負荷を織り込み領域を広げていく