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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
話し方について、いろいろな角度から分析されていて、よかったです。話の浅さ、深さの奥深さに、気づかされました。
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話し方にコンプレックスがあり、訓練して改善したいけど、ネットを探しても腹落ちするような改善方法が見つからず、途方に暮れていました。
そんなときに出会ったのがこの本。
知りたいことが具体的に書いてある。
もっと話したいと思わせる人との違いが明確になったので、地道に改善していきたい。
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読了して感じた深い人とは、多面的に物事を捉えて頭を使っている形跡がある人である。多面的に物事を捉えるには、新しい価値観を否定することなく一度自分の中にシフトしてみることが必要であり、これからの多様性の時代に必要な考え方であると思う。そんな多様性が生まれる時代には、SNSのアルゴリズムの影響で偏向的な報道を信じて極論に陥るリスクもある。そのリスクを回避するためにも古代ギリシャの哲学者アリストテレスや儒学の祖である孔子もその大切さを説いている「中庸」を意識して思考するべきであると感じた。
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浅い話から逃れるためにはホップ・ステップ・ジャンプの3ステップが大切だと知った。そして、常に自問自答しながら、興味があることをどんどん広げられるような人になりたいと思った。何よりもアウトプットが大切!
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齋藤孝氏はやはり天才だ。そして努力も惜しまず、話が上手いから本も簡潔でポイントだらけ。
素晴らしい!
深い話とは
1. 展開力=情報源力、知識力
2. 本質把握力
3. 具体化力=提案力
1. 情報集めでは角度をつける、多面的な情報収集で自分の話を展開していく
浅さとは視野の狭さ、脳内会議のクセで思いつ気で話さず考えるクセを。
教養、知識や古典に対する造詣の深さ
古典を学ぶには「論語」
☆古典の読み方に工夫を=実体験に絡める
教養はまずは広く浅く、その後どっぷりハマるものを見つけても可→ リスペクトの系譜で繋げていく
2. 発言内容の奥にある、普遍的なものまで掘り下げ展開させる
具体的→普遍的へ→深さの感覚を知る→俳句など、シンプルで具体的である中に本質が提示されている→深みに
例 デカルト 「我思う、ゆえに我あり」
自分が疑っているということだけは、疑い得ない。色々疑っても、今疑っている主体としての自己の存在だけは確実である。
ソクラテス 「無知の知」
考えを深めるためには
1. 別の視点から見たらどうか?
2. なぜだろう?から思考を展開
3. シュミレーション、もしooだったら?
3. 具体化力とはエピソード力、提案力
エピソードも、自分が変容したものは深い話になる
価値観が変わった、生き方が変わったなど
「ベスト3方式」で考える→好きな本ベスト3、これまでの大失敗ベスト3、人生の大きな決断ベスト3など
第三者エピソードで、「で、どうしたでしょう?」
聞き手も理解しやすく、自慢話になりにくい
具体化なものを提案することをミッションに!
質問でなく、「発問」=で、どうしたでしょう?
いい発問を作る練習で思考を促し、考えを深めていくものには条件あり→前提を洗い出しあえてそれらを外すような問いかけを作る
○本質的には…具体策としては… を口癖に!
○話をポップ、ステップ、ジャンプの3段階に!
実はこう、さらにこう、そのまた奥がこう、テンポよく。=3ステップ論法
○多角的、予見性ある発言
○最後にアウトプット能力、コレは練習あるのみ!
どんどん会話していく。書くことを話す、良
○話す時間は1分 30秒で掴めたら+30秒
15秒トレーニングで15秒の感覚を身につける
+密度の感覚、短時間に豊富な意味を含ませる
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「深い話」をするための3つの能力とは①情報量や知識量を蓄えた上での「展開力」②核心の部分、本質をつかみ提示する「本質把握力」③具体例、エピソードとして提出できる「具体化力」あるいは「提案力」
以上がこの本のエキス。
このことをベースに学べた事柄をメモしておく。
・深い話のできる人は「感覚の変容」体験をして、価値観の変化が生まれている
・展開力を発揮するためには、話すことの10倍くらいの知識、情報を事前に準備しておく
・俳句を作ることや絵画を鑑賞することは、本質を見抜く上での「観察力」、「洞察力」を総動員する訓練になる
・自分の意見、ひとつの見方に固執せず、別の視点でも見て深みのある「中庸」を身に付ける
・細部に着目すると本質が見えてくる
・自分が変容したエピソードは「深い話」になりやすい
・具体的な話から始めて本質的にはこうだと示したり、本質的な部分から始めて具体例を展開したり、具体性と本質を行き来することで話の奥行きは強調される
・会議の場での深い発言といえるのは予想される事態への対策や備えを論じられる「予見性のある発言」
この本を読んで頭に浮かんだのは、PHPビジネス新書「具体抽象トレーニング」(細谷功)との類似。一方は話し方に、他方は思考力に焦点を当てているが根本は同じところにあるようだ。
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「話の浅さ」とは視野の狭さであり、薄っぺらい
コメントを指しています。
TVのコメンテーターの中にも「それって当たり
前のことでしょ」と突っ込みたくなるコメントし
か残さない人がいますが、それと同じことです。
「ああ、そういう見方もあるのか」「これは、あ
の話と関連しているのか」などの、聞き手にとっ
ての刺激となっているのか。そこに尽きます。
現代は浅い話が溢れています。「深さ」こそが
コメント力と言ってもいい時代です。
「あの人の話はいつも深いね」と言われたい人
こそ読むべき一冊です。
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深い話をするために必要な能力
①展開力
→情報量と知識量が大事
②本質把握力
③具体化力
→エピソードを加えると良い
深い話をするためには、話すことの10倍の知識が必要。
話し方は3ステップ論法を使うと納得感を得やすく深い話だと感じてもらいやすい。
今はSNSやニュースで興味のあることを調べやすいので、自ら沼にハマって調べまくってみる。
コメント欄を読む癖をつけると多角的な意見も取り入れられる。
話すときは具体的なエピソードをもとにはなす。
感動した、面白い、素晴らしいを伝えたいときは
どこに?どのようにをセットで。
情熱を伝えたければ対象を掘り下げて具体的にどのようにどう感動したかを伝える。
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具体的かつ本質的なことが話に深みを与えることは納得できた。なんであの人の話はつまらないのか、ちょっとだけ分かった気がしたが、その本質をちゃんと見極めるためにも自分で書き出してみて、そのつまらなさに自分が陥らないように、自分で考えて、物事の背景を理解したうえで誰かに説明できるようになろう。
齋藤さんの著書は平易に書かれているからこそ、簡単そうではあるが、その実はそれこそ深くて習得が難しい。しかし、だからこそやる意味があるんだろうな。
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■浅い話
・既に知っていることや、当たり前のことばかりを述べる話
・大事なポイントを押さえていない掘り下げ方の甘い話
・具体性がなく終始漠然とした話
・思い込みが強くて視野の狭い話
・ものを知らない、知識のない人の話
・思い付きだけで思考の形跡がない話
・人生観が感じられない話
■深い話をするために必要な3つの能力
①展開力
情報力、知識力と言い換えてもよい。
②本質把握力
革新の部分、本質をつかみ、それを提示する力。
③具体化力
提案力と言い換えてもよい。
■価値観多様化の重要性が指摘されるようになったが価値観の変化の基礎となるのは感覚の変化。これまでわからなかったた感覚が分かるようになる「感覚の変容」が価値観の変化を生む。
■深い話をできる人というのは一度文章にまとめたことを話している人の場合がかなりある。
常に人に話したり、文章にまとめたり、アウトプットの経験を積んでいると実際の会話に合わせて「その件でいえば、こんなこともあった」などと適宜自分のストックから題材を取り出して話せるようになる。
■「書く」ことは「深み」に至る王道。多少面倒かもしれないが、岩盤を掘った先に宝があるように、書いた先には思考の宝石がある。
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話の浅い人は浅い人間、話の深い人は深い人間である。当たり前すぎる内容だが、本質をついている。重要なのは、具体的、本質的な内容を思考し語ること。それに必要な能力は、展開力、本質把握力、具体化力=提案力。自分も深い話ができる様、日々思考を回して精進していきたい。
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私たちは普段の生活を送る上でどこまで深く物事を考えているのだろうか?という問いを突き付けられた一冊だと思いました。
なぜ話に深みがでるのか?という問いに齋藤さんは「どこまで深く考えているか」を軸にどうすれば深く考えることができるかを解説しています。私も目の前の仕事をこなすことばかりに集中して、どれだけ考えるという下準備をしているか見つめなおし反省しっぱなしの一冊でした。
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日頃から深く考えることを避けているので、浅い話しかできないんだなぁと痛感。自分の経験をネタ張に書くことと好きなものをとことん追究することから始めよう。
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SNSのおすすめ本として紹介されていて図書館で借りた本。☆3.5くらい。
私は自分自身のことをHSS型HSPでINFPだと思っている。
なので、直感力に優れ、よく観察し、記憶力も良く、異常なまでの情報収集能力、普段から脳みそフル回転で思考しっぱなしがデフォである。子どもの頃から。
そんな私なので、"深い思考"というのが自分に備わった元々の特性なので、それを外付けで備えるためにはどうしたもんだかなあなんて思いながら読んでいた。
書かれていることは、自分が当たり前のようにやっていることが多かったけど、改めて言語化されているのを見て、おーなるほどねぇと思うものが多かった。
でも、話が浅いって良くないことかなあ?と思う。思考が深い人になりたい???
私は言われた言葉に対して、"それを言った意味"を常に考えてしまうので、ポンポン会話が出来ない。雑談が超苦手。慌てて絞り出した言葉はなんともつまらないその場しのぎで、言うなれば興味のない内容のテンポの速い会話は苦手。
でも女性同士のおしゃべりって一般的にはその"大して意味のない中身のない会話"をリズミカルにすることで、敵意はないですよ〜情報収集はご挨拶です〜コミュニケーションです〜って言われてるから、私みたいなタイプは集団の中ではなかなか致命的だと思ってる。
そんな風に自分の特性を感じているので、深い話が出来れば良いってもんじゃないとも思う。
興味を持って聴いてくれる相手がいないと披露もできないしね。相手を選ぶ。
それにね!深い思考ってめーっちゃくちゃ疲れる。
私の場合は子どもの頃から思考を止めるには寝るしかなかったから、怠け者ってすごい親とかからも思われてたと思う。
寝てる時以外常に何かが頭の中を駆け巡っていて、ぼーっとするとか出来ない。
自動操縦。その中から気になることがあればすぐに調べてしまうからもう疲れるんだよ。でもやめられない。やめるには眠るしかない。(まあ運動に集中してると流石に思考はそんなにしてないけど)
私からみたら浅い人はいつもその場その瞬間にパッと反応できて身軽で楽しそうに見えるよ。
良し悪しはあるよね。
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・深い話をするために必要な3つの能力
①展開力:情報力、知識力
②本質把握力:核心の部分、本質をつかみ、それを提示する力
③具体化力:提案力とも言い換えられる。具体化したり、エピソードとして話に加えることで深い話になっていく。
・教養力を高めるためには古典を読むことが大切
(100分de名著、論語、渋沢栄一とフランクリン)
・15秒トレーニング