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『櫂』『陽暉楼』に『天璋院篤姫』。国民的作家の波瀾万丈な生涯を、作品に惚れ込み、先輩として慕い続けた著者が新たな視点で辿る。〈解説〉綿矢りさ
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林真理子氏が宮尾登美子を書く!という情報を得てから待ちに待った文庫化。読んでびっくり、小説じゃなかったのか‥。小説にして欲しかったなぁというのが正直なところ。
ただ、読んでみて小説にしなかった理由は分かった。作者は宮尾登美子の「本当のところ」に迫りたかったのだ。そのためフィクションにしては意味がなかったのだろう。
それにしても瀬戸内寂聴が連載中に作者に放った一言に、読んでいてなんとなく感じていた違和感はこれだったのかと得心した。宮尾への敬愛と賛辞に溢れたものになっているのかと思っていたので、意外だったのだ。そんな側面も含めて、やはり小説で読んでみたいものだ。
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宮尾登美子、大好きな作家です。林真理子ももちろん‼️しかし、したい続けた先輩をここまで赤裸々に書くとは・・・さすが林真理子
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面白かった。
借金の話とか、保育士だったこととか、それら全てを血肉にして、小説を書いていたんだなあと感慨深かった。