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著者は野村證券入社後四季報を全頁読破すること100冊。日経良く読むでそれを基に指標ノートを書き溜める。実に真面目な投資家。自分には無理だが大変尊敬できる。
そんな著者がヘゲモニーサイクルで米国の次はアジアだという。しかも中国ではなく日本だと。個人的には有り得ないと考えるが、もしそうなるなら本当に嬉しい。その際は喜んで自分の考えの浅さを呪えるだろう。
一時150円まで進んだ円安も著者は凄まじい勢いで巻き戻しが起きるはずという。
そしてお宝株の発掘には連想ゲームが重要。
・半歩先を連想してシナリオを描く
一歩も二歩もではなく半歩、これが大事。
・誰が儲かるのかを考える
・世の中の変化を読む
まだ一般に顕在化していない「少数キーワード」を四季報から見出だす(ex.次世代パワー半導体6298.6337.6338.6521・・・)。中小成長株と業績回復株を見つける。増益率前期比20%以上。競合相手のいないオンリーワン企業、グローバルニッチトップ企業も良い。