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新しい女性署長に魅了される男性幹部や署員の様子を、是非映像でも観てみたいと思えた作品。
一体、どんな表情だったんだろうか…
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いくら美人とは言え、仕事相手にあんな態度を取る男たちにうーんとなった。
ストーリーはとてもおもしろく、竜崎が去った後、ほぼ登場しなくなってしまった大森署の面々が出てくるのも嬉しい。
貝沼副署所長がゾクゾクした所は、私もゾクゾクしてた。
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あらたなキャラクター登場、嬉しいです。署長の振る舞いはとても参考になりますね。是非ともシリーズ化してほしいです。
副署長も大変ですが、いろいろと苦労しながらも署長をしっかりとサポートする姿に感銘を受けました。
その他周囲の登場人物も個性豊かに描かれてて面白かったです。
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昨今著書の品質が悪い。粗製乱造だ。
警視庁大森署長竜崎野の後任である藍本署長はキャリアで大変な美貌を有している。この設定からしてどうかと思うが、この署長に会うため本庁の組対部長や方面部長などの警視庁大幹部が頻繁に所轄へ足を運び、骨抜きにされるさまが前半を丸々使って詳細に書かれている。
事件は羽田沖でヘロインの国際的な取引が行われるという情報がCIAから入り、その前線本部が大森署に設置されることとなった。取引日時等はほぼCIAからの情報に依存している。戸高刑事を活躍させる為か、犯罪都市川崎(この本でそう書かれている、為念)での情報収集も一応功を奏した。しかし犯人の一人と超小型核爆弾SADMを逃してしまう。後半はそれらの捜索なのだが、全くリアリティが無い。その時点では核爆弾の可能性が高い(CIAからの情報だ)ものを前線本部だけの判断で秘密裏に捜索し、結果発見したことも警察上層部に一切報告せず秘匿する決定を下す。更には押収したSADMを上にばれるからという理由で爆発物処理班を要請せず、勝手に署長の知り合いで民間人の元米兵に分解調査をやらせる。それもこれもマスコミに漏れ、国民に知られてはならないという理屈なのだが、なんとも…。
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読みなれた(?)舞台でも、視点が変わると新たな面白さが。
「0.5」シリーズが長編になった感じか。
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隠蔽捜査シリーズのスピンオフ
竜崎の後任として大森署に着任した藍本新所長は誰もが心を奪われてしまう程の美貌の持ち主。
うーん、確かにあまりの美貌に目を奪われてしまうのはわかるが、誰も彼もがずっとというのはどうなのか。
美貌だけではなく、キャリアとして出世してきただけに、場をまとめていく力もあるようには書かれているが、弱い。
貝沼副所長からの視点だけでなく、藍本新所長からの「おやじ転がし」的なシニカルな視点からの展開があっても良いかもしれない。
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美貌と頭の回転のキレが売りの新署長にまつわるスピンオフ作品。話自体は単純明快なのだが、警察組織になると、いかにもがんじがらめになる。それを新署長の発想により、解決していく様が見事。それにしても、男は女に弱い生き物である。
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大森署の新任署長の活躍を描くエンターテイメント。
竜崎の後任の藍本署長が主人公の長編作品。
副所長の貝沼視点での海外ギャングの密輸売買事件の顛末が描かれるのだが、隠蔽捜査とは違ってちょっと緩い感じの仕上がりになっていました。
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竜崎が去ったあとの大森署の話。署長は女性キャリア警察官でかつ飛び抜けた美貌の持ち主。一癖も二癖もある本部の幹部を意図してかせずがわからないが、笑顔で手のひらの上で転がしてしまう。話は副署長の貝沼の目線で語られていくが、竜崎去った後の大森署を知れたのと竜崎とは違ったでも一本筋の通った新署長が好印象だった。3.5
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隠蔽捜査のスピンオフなので読まずはいられない。大森署を去った竜崎のあとに赴任した美貌の女性キャリアが主人公。
おっとりとした雰囲気と圧倒的な美女オーラで誰も彼も逆らえず、結果色々な事があるべきように収まってしまうという作品。
隠蔽捜査も次第に竜崎がやった事がスポンスポンとツボに嵌ってトラブル解決してしまうようになってきたが、こちらはさらにぼんやりした根拠で事件が解決していくので、水戸黄門的な雰囲気がさらに濃厚です。ちょっとシリーズ化するには弱いか。
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終盤の急展開で評価4にしときます。
それがなければ3でじゅうぶんかな。
隠蔽捜査シリーズ読んで大森署を理解した上で読まないと面白くもなんともないんじゃないかな
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新署長、考えてやってるのか、天然なのか、結果的には前署長と同じくらい効率的に物事が運んでいるような。
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人間の悪意にげんなり読書の後だけに、なおさら楽しめた…自然体の藍本署長の微笑みとシンプルな思考に癒された。ギャグのようなホンワカ会話のオンパレードに電車内だったが、思わず吹き出してしまった。竜崎さんは引退なのかな…。
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……なんだこりゃ(笑)
一気に読み終えたし面白かったけれど、…なんだこりゃ(2回目)。
超絶美人におっさんどもがこぞってメロメロになる展開。登場人物の半数以上が、プロにあるまじき行動をとる。ふにゃあって何よふにゃあって、ラノベだったのか知らなかったわ。女性(キャラクターを与えられている)はこの美人しか出てこないし、ホンマに21世紀の令和に出来した作品だろうか。
…イヤ怒ってないですよ。面白がっている、一周回って、こんなのもアリかなぁと思います。
お気に入りの戸高さんはデレなかったし、期待通りの活躍で嬉しい。そして貝沼さん。どういう人物だったかよく覚えていないけれど、何歳だろう、役職からして中年だよね? 日本で生まれ育った男子がドカベン知らないなんて嘘でしょ。
いろいろツッコミどころはあれど、能力の高い女性が男をぎゃふんと言わせる話は爽快なので、続刊が楽しみです。(2024-01-21L)
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今野敏さんの新刊は、警視庁大森署が舞台である。『隠蔽捜査』シリーズでお馴染みの竜崎が署長を務めていたが、竜崎は神奈川県警刑事部長に異動した。そして後任として着任したのが、同じくキャリアの藍本小百合署長であった。
この藍本署長、美貌の持ち主という設定。用もないのに方面本部長が会いに来るので、貝沼副署長としては困ってしまう。そういえば、『隠蔽捜査』シリーズでも竜崎が恋してしまうという話があったが、竜崎と対面していたらどうなっていたのか?
ある日、組対部長が大森署に現れ、武器と麻薬の密輸取引が行われるとの報が入る。大森署に前線本部(?)が置かれるが、国際犯罪だけに、外事二課や海上保安庁、厚労省の麻取りまで絡んで署内はゴタゴタに。頭を抱える貝沼だったが…。
大事件のはずなのだが、全編に流れる空気感は緩く、緊迫感にはほど遠い。すべては藍本署長のおかげ。険悪だった面々が、藍本署長の前ではふにゃんとしてしまい、いつの間にやら一致団結して動き出す。まるで『隠蔽捜査』シリーズではないか。
ロジカルに原理原則を貫く竜崎に対し、まあいいかと思わせてしまう藍本署長。方法論もまったく異なるキャラクターだが、決断力は共通しているかもしれない。藍本署長もキャリアなのだから、頭脳は働くはず。猫を被っている気がしないでもない。
戸高ら大森署のお馴染みの面々が勢揃いする中、新米刑事の山田が登場。見た目は頼りない山田には、特殊能力があった。重要な局面で、山田の能力が十二分に発揮されるのだが、無理やり登場させた感がなきにしもあらず。今回は顔見せか(?)。
山場を越えたと思われた後に、真のクライマックスがあった。ヤバいブツの処理を、そんなあっさり決めていいのか藍本署長? オチには盛大にずっこけた。ある意味本作に相応しい、緩い結末であった。一般国民は知る由もないであろう。
帯の文句といい、いかにも続編がありそうな終わり方だなあ。山田の実力はこんなものではないだろう。貝沼副署長の心労は尽きないようだが…。