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「しゅうかつ」と打って、「終活」が先に出てきてしまった、氷河期世代、中年未婚男性の自分です。
「○活」と付くようになると、何かと社会問題化するのかなと思いました。自分が若い頃は「就活」と言われ始めた頃で自分の問題でしたし(就職難)、「婚活」と言われ始めたのも自分の結婚適齢期でした(結婚難)。
そのうち「終活」が「死ねない問題」にならないといいのですが。
終活と婚活は似てるなと思いました。
バブル以前にも自由応募(結婚だと、自由恋愛による結婚)はあった。でも、誰にでも出来た。(誰でもなんとなく正社員にはなれたし、かなり皆婚に近い時代だった)
それが、自由応募が一般化すると(恋愛至上主義による結婚が増えた)、一部のコミュ力おばけに内定が集中するという事態が発生した(恋愛の場合、男女どちらとも)
ある意味、学生のうちに付き合っておくと楽。年齢経て経験がないと、正社員採用が難しい(年を取ってからの初婚での成婚率はかなり低くなる)。
辛いのは、コミュニケーション能力の高くない人が、自分の無力さを思い知らされるということ(就活、婚活ともに)。
ブラック企業とのマッチングというのも似たようなもんですかね。
結婚の場合は離婚すればいいので、あまり似ていないかなとも思いました。
仕事の場合は、収入という圧倒的な「弱み」を労働者は握られているので、なかなか退職しづらい。ですが、パートナーが高収入をダシにしたり、DVで支配したりして逃れられない、というところを考えると、似ているように思えました。
就活はシステム化されていて対策が出来るけど、婚活はできないから似てないかな、と一瞬思いました。
婚活は相手に選ばれないといけないので、その場に向けての対策は難しいかなと思いました。
あ、でも、清潔感とか、そういうところは対策できるのかなぁ。
「収入」が大前提だったりする場合は、これは就活だと学歴フィルターみたいなもんだと考えると、これまた似ているのかもしれません。
でも、結婚はシステムでどうにかなるものではなさそうですが、就職は会社や社会が変わって、労働者が働きやすい環境というのは作れそうですし、日本ではまだまだ改善の余地はありそうです。
あ、結婚も、しやすい社会的環境を作る必要はありそうですね。
いずれも、人間のライフステージには大きな影響を与えるものですから、みんなが幸せになるような社会であって欲しいなと思います。