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マナーについて細かく解説している本ではなく、マナーの根底にある考え方にフォーカスした本だった。
マナーとは人をジャッジするものではない。まわりのすべてを幸せにする技術である。と冒頭に書かれているが、この本の中で一貫して主張されていた。
その時々の状況で周りに配慮した振る舞いを柔軟にできることがマナーのあることだと感じた。
とある国の大統領夫人に対するエリザベス女王の振る舞いの話が非常にわかりやすかった。
(女王から手を差し伸べられる前に自ら女王のお体に触れることは儀礼違反だが、知らずに夫人は女王の方に手を回してしまった、カメラマンがシャッターを切る瞬間に女王が咄嗟に夫人の腰に手を回しマナー違反をカバーした話。)
新卒の時に上司からビジネスマナーを教えてもらった時、マナーをガチガチに守ってしまうことが失礼になるという話を聞いた。
例えば、ゴルフの後にゴルフ場に併設された景色の良い場所で飲む状況になった際に、上座下座という考えを優先するのではなく、下座であっても窓ガラスからゴルフ場が一望できる場所に上司を座らせた話だ。
慇懃無礼という言葉もあるように、マナーという形式にとらわれすぎてはならないなと感じた。
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食事のマナー本。教養としての共通事項、効能。
和食、フランス料理、中国料理、イタリア料理、韓国料理、インド料理・ハラルフード、立食、ファストフードの解説。
よく生きる上でとても本質的なことと、
食に関しての知識が深まることが、
簡潔に読み易くまとめられている。
マナーは「まわりへの配慮」。
その場の文脈を読み解く、知的技術。
正しさより敬意。
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普段の食事から立食パーティ,ファストフード,和食をはじめ各国料理にまつわる様々なテーブルマナーについて楽しく学べます。生活や旅行,ビジネスシーンで,自分自身も回りの人も幸せにできるマナーや振る舞いが自然に実践できると素敵ですね。「マナーは生き方そのもの」まさに納得の1冊です。
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テーブルマナーの技術について書かれているというよりかは心構えについて主に記載されている。各国の料理に対しての対応すべきマナーについては知っておいて損はない。