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この作品は、非常に不思議なものだと思う。切り会いや切腹の場面は壮絶なんだけど、赤ん坊の娘と向きあっている画づらは、下町人情物のようにホンワカしていて、ほっとする。この場面があるから、先を読み進めることができるのだろう。
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202306/うまいし読ませる設定だし壮絶さもあるんだけど、全体的に物語も登場人物達も、なんか温度が感じられないというか淡々としているというか、薄い膜越しに見てるような感じというか。『涙溢れるシリーズ』とあるけど私が鈍いせいで特にこみあげるものもなくここで脱落。
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咎人、武士の介錯を生業とする若き主人公と美しい妻、赤子を巡るお話。
現代であれば死刑執行人、しかも自らの刀で介錯するという仕事。
心の平静を保つ天秤は妻と赤子か…
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【内容紹介】
牢屋敷の首打役を務める別所龍玄二十二歳。
介錯人・別所一門の名を背負い、切腹する侍の介錯を頼まれることもある。
小柄で物静かな姿は童子のようでありながら、その介錯を知る者の間では凄腕と囁かれる。
斬る者と斬られる者、その一瞬に生まれる心の働きだけが、ただそこにある――。
不浄と呼ばれ、恐れられる首斬人の生き様と矜持。涙溢れるシリーズ第一作。
令和5年8月16日~18日