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男2人・女2人それぞれが、ある日突然酒に酔った勢いで一緒に暮らし始め、いずれ愛が育まれ、そしてまた別れと新たな生活へと旅立って行く・・・無償の青春の遍歴が印象的だった。
決してエゴではない、彼と彼女の生き方に好感が持てました。
本書は、映画化されたそうですね、知りませんでした。
いい作品でしたよ!
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棚からボタモチ的小説。フィクション。
「俺たち病気なんだよ。
その人のためになるなら、
何でも許してしまうっていう病気なんだよ。・・
俺たち、人の幸福のために
何か手助けすることが好きなんだよ。
俺たちっていう人間がどうしょうもなく、
そういう風にできているんだ。」
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バブル期のトレンディドラマをみてる感じ。
初対面の二組の男女が同居なんて、若い新人作家が書くならまだしも、宮本輝が…というのが正直なところ。
全体的に二人の女性のキャラクターが薄っぺらいなと思う。いかにも男が思うあるいは男が望む女で、それもまたあの宮本輝が…と思わせられた。
実は今までに時期を開けて三回は読んでるこの作品。何回読んでもくだらないし良いところが一つも見つけられない作品なのだけど、こうして何度も読んでしまうのは、映画の夏川結衣が綺麗だったのに、近場のレンタルショップにDVDが置いてないから。
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「私たちって、
人のために苦労するのが好きなのね」
曜子の不倫相手のために、
不良青年の更生のために、
愛子の大学受験と学費のために、
金を用立てる与志くん。
だけど、愛子は、
学費を払い続けられない
与志くんのもとを去り、
金持ちの医者と結婚する。
何度読んでも、
与志くんの人の良さと
愛子の薄情さに腹が立つんだよね!
私は、何の見返りもなく、
他人にのために、ここまでできるかな?
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アラサーの男女4人が一緒に暮らすことになる、という設定はアメドラみたいで面白かった。でも、全員がみんなお人好し過ぎなところが、やっぱり日本的。いや、日本人でもなかなかここまでお人好しではいられないと思う。夢を叶えること、仲間の将来、浮気、考えさせられることは色々。私には、主人公たちのような決断はとてもじゃないけどできないと思いました。
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結末には好き嫌い、賛否両論あると思いますが、私は好きな終わり方でした。それぞれの道を歩む。一人一人が、それぞれの人生の選択をする。心がすこし痛むけれど、さわやかで、若者らしい選択をしたな、という、気持ちの良い読後感でした。
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宮本輝はいつか読みたいなと思っていた。たまたまブックオフで見かけたので購入。
男女4人の2年間の奇妙な同居生活を描いた青春小説。
読後の感想としては、うーん。
仕方のないことではあるが、時代がいかにもバブル真っ盛りで今だと首を傾げる部分もちらほら。
登場人物の誰にも感情移入できず、筋も好みではなかったため、さらさらと読み流してしまった。特にヒロインが身勝手すぎてどうにも後味が悪い。
次は素直に川三部作を読んでみよう。
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主人公たちに対する作者の優しい目線を感じます。ご自身の患われた病気の描写は経験したこと故の説得力があります。ある作家が、自分の作品の受験問題に取り組んで、点数が低かったという逸話は、宮本さんの経験だったのではないかと記憶しています。面白い作品でした。
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レビュー評価に惑わされてはいけない。今まで読んだ宮本輝作品の中で一番沁みた。あぁ、なんでそうなってしまうんだろう。
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穏やかな文体とは裏腹に物語の展開が非常に早いのが印象的でした。この問題が解決したら次の問題がすぐに起きてという感じで、その中で与志くんを中心とした4人が成長していきます。一つ一つが軽いのが心地よい印象を与えてくれるのかもしれないですが、もう少し余韻に浸る時間もほしいかなと思いました。
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人から借りて読んでみたけど
人の闇を感じた。
ただ、生活は楽しそうで
こんな風に暮らしてみたいと思った。
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久しぶりに読んだ宮本輝。良かったです。
柔らかく、自然な文体で、物語に引き込んでいきます。読み終えてしばらくすれば”そんな馬鹿な”と思う展開なのですが、読んでる最中には何の疑念も無く、物語の中に没頭できます。
やや軽め、テレビドラマにしたらちょうど合いそうな雰囲気は、宮本作品の特徴でしょう。この作品も映画化されたようです(流行らなかったみたいですが)。
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内容(「BOOK」データベースより)
工業デザイナーを目ざす私、昆虫に魅入られた写真家のロバ、不安神経症を乗り越え、医者を志す愛子、美容師として活躍する曜子。偶然一つのマンションで暮らすことになった四人は、共に夢を語り、励ましあい、二組の愛が生まれる。しかし、互いの幸せを願う優しい心根が苦しさの種をまき、エゴを捨てて得た究極の愛が貌を変えていく…。無償の青春を描く長編小説。
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ひょんな成り行きで共同生活を送る事になった。男女4人の物語。
4人とも他の人の為に四苦八苦してばかりいる、お人好しなのですが、純粋に人がいいばかりでなく、それぞれクズい部分も持っているんですよね。
そんな彼らに、次から次へと色んな事が起こり、それによって傷つけ合ったり、絆を深めたりして過ごしてゆく「あー、人間ドラマだなァ・・。」という感じの小説でした。
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不思議な関係。
語弊を恐れずに言えば、不安神経症の人の相手は大変だと思う。
なんとも胸が苦しくなる展開。
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工業デザイナーを目ざす私、昆虫に魅入られた写真家のロバ、不安神経症を乗り越え、医者を志す愛子、美容師として活躍する曜子。偶然一つのマンションで暮らすことになった四人は、共に夢を語り、励ましあい、二組の愛が生まれる。しかし、互いの幸せを願う優しい心根が苦しさの種をまき、エゴを捨てて得た究極の愛が貌を変えていく……。無償の青春を描く長編小説。