今後に期待します。
2021/10/18 10:05
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
はるは薬売りの父と兄の三人で暮らしていた。しかし、父が亡くなり兄が江戸に働きに出てから叔父さんの家に預けられた。ある日、絵師の彦三郎が兄からの伝言を持ってきた。はるは兄に逢うために江戸にでる。頼るつてもないはるは彦三郎が世話してくれた一膳飯の「なずな」で世話になる。店主の治兵衛は元は薬問屋の主であったが、次男が経営していた「なずな」を引き継いだが、客も来ず店をあきらめかけていた。はるは住み込んで店をたてなおし始めるが・・・。
今後の展開に期待です。兄との再会や彦三郎との仲や熊吉がどのように絡んでくるのかも楽しみにしています。
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続きが読みたい!!
ほのぼのと、しんしんと・・・はふはふと(笑)。
熊さん八つぁんがそろったし。
次巻が楽しみ!
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初めての著者の本、初めて表紙を見て買った本。
どんだけの牡蠣料理かと思って読み始めた。
多分シリーズになるんだろうなぁと思っていますが、誰かのシリーズ本に似ているような気もしないでもない。
もうちょっと独自性が欲しいと言ったら失礼か…。
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札幌生まれ、佐々木禎子さん、初読み作家です。「思い出牡蠣の昆布舟」、はるの味だよりシリーズ№1、2021.10発行。兄寅吉23歳を探すため、下総から町絵師彦三郎に連れられて江戸に来たはる22歳の物語。花川戸「なずな」の料理人として治兵衛に雇ってもらいことに。素直で優しい春を中心に常連たちが憩う「なずな」。とてもいいシリーズに出会うことができました。佐々木禎子さんのファンになりました。
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必ず迎えに来ると言って、親戚に預けて出て行った兄の消息を絵師の彦三郎が兄の似顔絵と兄から預かったお金を持って、主人公はるに届けてくれます。はるは絵師の彦三郎の人柄を頼って、江戸に出ます。「なずな」という一膳飯屋を彦三郎と「なずな」の店主の治三郎などに助けられながら、昔、お父さんが作ってくれた味を思い出しながら始めます。余談ですが、預けられていた親戚も温かい人々で良かったです。
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作中と今の季節がぴったり重なって、冷たい空気と料理のあたたかさを感じながら読んだ。はるの生真面目さがとても可愛らしくて応援したくなる。そして他のみんなもとてもあたたかい。やさしい、ではなく、あたたかい。それがとても好き。
そしてなにより料理が美味しそう!素朴なのに丁寧さが溢れていてお腹が空く…納豆汁飲みたい…
シリーズ4冊あるようで、続きが手元にないのが悔しい…はやめに集めて一気読みしよ…
お兄さん、なにしてるのかしら。
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兄からの伝言を持ってきてくれた男と
江戸へ上がって、兄を探すことにした。
連続短編で、どれもこれも美味しそうな料理ばかり。
兄はまったく見つからない状態ですが
親切な人や、心優しい人達に囲まれて
どうにか料理人をしている日々。
下町人情、です。