投稿元:
レビューを見る
【この映画は、とどのつまり、棒で叩いたって死なない。挫折の連続だった。三つのスタジオを転々とした。わたしはただ、惑星直列の瞬間を待つ必要があったのさ】(文中より引用)
映画史に残るアクション映画として高い評価を受け、ポップ・カルチャー界に旋風を巻き起こした『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。完成そのものが偉業にして奇跡とさえ評されたこの作品を、ジョージ・ミラー監督を始めとする関係者の証言から振り返る一冊です。著者は、「ニューヨーク・タイムズ」でコラムを執筆するカイル・ブキャナン。訳者は、映画関係の翻訳も数多い有澤真庭。原題は、『Blood, Sweat & Chrome; The Wild and True Story of Mad Max: Fury Road』。
本書を一読し「そりゃとんでもない映画になるはずだわ」という感想を抱きました。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が傑作中の傑作であることは論をまたないのですが、その製作過程がまさにここまで狂気に満ち満ちたものだったとは。映画の熱量をそのまま感じ取ることができる内幕本でした。
改めて観賞したくなってしまうではないか☆5つ
投稿元:
レビューを見る
前にドキュメンタリー観たから製作が大変だったのは知ってたけど、ドキュメンタリーで紹介されてた以上の紆余曲折があった。そもそも車両をアフリカへ移動させるだけで200万ドル掛かってるのがやばい。
監督や作品を信じていないお偉いさんたちや部外者たちをその完成度で黙らせていき、賞レース的にも評価されていく展開が痛快で熱い。やっぱりオスカーは監督賞か作品賞はあげるべきだったと思うな。
本を読み終わって速攻で映画を再鑑賞したけど、やっぱり凄い映画だった。
投稿元:
レビューを見る
みんなすごい証言すぎて笑っちゃう。
草生えちゃったところとか爆笑。
ドラマにしようとしてて、その車の模型を見て監督が上がっちゃうところとか。
映画同様狂ってる!
まるでメイキング動画の書き起こしみたいな構成。
口述というのが特徴なので読みづらさもあるけれど、生々しくて伝わってくる。
投稿元:
レビューを見る
マッドマックスファンは絶対見ないといけない本。そしてこの本を読むと怒りのデスロードがいかに凄い作品なのかよく分かる
投稿元:
レビューを見る
制作過程の困難さや、監督達の想像力のすごさ、俳優や美術など、関わる人達のプロフェッショナリズム、そういうのが見れてすごく面白い
とにかくスケールがデカいので、冒険譚でも読んでるようなアドレナリンが出る