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『構造化』と『読解力』とは結局思考をすること、この意識があるかないかで大きく物事の捉え方が変わる気がしました。
構造化スキルに関する本は結構難しいものが多いイメージですが、この本は小学生の国語や新聞の社説などで簡単に実践ができる例もあり、行う量と比例して向上すると感じました。
特に、論理は世界共通で使える言語であること、伝える言語はあくまでも手段であり、どう結論〜結びまで構造化するかか、仕事においても必要である認識が強く芽生え、優先順位を上げたいと感じた。
また、人物の心情にを読み取ること=空気を読むと表現されていたが、『相手の背景やなぜそう反応するか』を意識しコミュニケーションするだけでも、相手に対する対応方法や自分の解釈の仕方ももっと深く思考できると感じた。
主人公だけではなく、脇役の方の心情も考えることもおすすめと書かれていたが、今後小説を読む際は『自分だなら〜』、『この人は〇〇だから〜の思考をしたのでは?』をもっと意識して読みたいと思いました。
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思考=言語化=構造化
いつも訓練できる•••論理(どんな構造か)を読み解く、人の心情を読み解く(どんな感情でそれは何からきているか)、思考を組み立てる(日常の論理読み解き、心情読み解きで身につける)
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表紙の帯に書いちゃってますが、結局は論理的思考を持ってすれば文章構造は読解できるという内容かな、と思った。それほど新しい発見は内容に思った。
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小学校の国語を読み返してみたいなと思った。
文章の構造図をつくることをイメージしながら読むともっと頭に入りやすいんだろうなと実感した。
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小学生から国語は得意と言うわけではなく、普通なしはやや苦手と言う認識があった。
ただ今回この本でご紹介された構造読解力は、実は小学校の教育として1部の学校または熱心な先生により脈々と伝わっていることなのだと初めて知った。
残念ながら私は学生時代、この教育を受けたことがなかった。改行わかりやすい文章は、やはり構造を意識することがとても大切だということ、そして技術も必要であり、センスではないということがわかった。
構造読解力の3つのメリット
論説的文章を読んで論理を読み解く。
物語助長的文章を読んで人の心情を読み解く。
思考を組み立てて解釈する。アウトプットする。
構造読解力は3プロセス10操作で区切られている。
第一構造:洞察思考(見通し学習)
問題発見
大きな振り分け
問題洞察、
問題安定。
第二構造:分析統一思考(要点の振り分けと重みづけ学習
洞察の安定確認
要点分析思考
要点統一思考
実証
第3構造:意思決定思考(練まとめ学習)
洞察分析統一思考の安定確認
工事素野洞察へのまとめ
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私が予見していた内容とちょっと違ったかな。
国語の授業として行われている構造学習について、小中学校の教材を使って説明されています。
気になった点は、大人の思考の訓練に新聞を使うよう勧めておられるところでしょうか。
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・採用担当や上司は、
構造を整理してインプットする力
構造を組み立ててアウトプットする力
を評価している
→聞かれたことに答えるのは意外と難しい
・新聞記事や論文を読む際、先の意識的に予想する
・論説や説明は主張と根拠から成り立つので、
1.演繹法:前提とされるルールや法則に当てはめる
2.帰納法:事例を用いて主張する
を活用すると読み解きやすくなる
・物語や小説は、自分が身の回りの世界で体験できないことをその中で体験させてくれる。擬似体験を通じて、人生を生きる上での様々なことを教えてくれ、豊かにしてくれる。
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論理思考の勉強になるかなと思って買った本ですが、
「構造学習論」という文章の構造を皆で議論することで、
読解力を付けるという学習方法があるらしく、
「構造学習論」を説明した本でした。
確かに、論理思考とも関係がない訳ではないが、
文章を読んだり書いたりする際のやり方(レンズ)が
ユニークで一般的な論理思考や
クリティカルシンキングのやり方とは
ちょっと違う印象でした。
(本質的には似ているんでしょうが。。)
著者はこの「構造学習論」にハマっているらしく、
わざわざ大学に入り直して研究するほどの方なのですが、
予備校の人気講師とかがやっている
普通の国語の読解だよねとも感じてしまい、
世間的にはまだまだ流行らなそうな雰囲気ですね。
自分の勝手な空想でしかないですが。
本の帯の東大×MBA×コンサルとか、
本の内容にはほぼ関係なく、
本を売るためのキャッチフレーズでしかないところが
営業的側面を若干感じ取ってしまいます。。
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構造を読み取る力=構造学習という理論に基づく。
構造学習
→「書かれていることの背景にある、筆者・著者の意図を自分なりに構造的に紐解く思考の訓練」
・第一構造:洞察思考(見通し学習)
①問題発見、②大きな振り分け、③問題洞察、④問題安定
・第二構造:分析・統一思考(要点の振り分けと重み付け学習)
⑤洞察の安定確認、⑥要点分析思考、⑦要点統一思考、⑧実証
・第三洞察:意思決定思考(ねりまとめ学習)
⑨洞察・分析統一思考の安定確認、⑩高次の洞察へのまとめ
【前段階』
段落に番号を振り、内容にまとまりのある段落をまとめて全体の文章をいくつかに分ける
【第一構造】
文章のテーマは何なのかを大きく掴む
【第二構造】
そのテーマに向かって、段落のまとまりごとの要点を整理し、段落感の関係性を中心に
図示するなど、文章構造を考える
【第三構造】
結果として、その文章がどのような文脈でそのテーマに対して答え、
結論を出しているのかをつかむ。
論理を読み解く
著者の主張は複数の段落に支えられ、文章全体で主張されているのです。
つまり、真に書き手の意図を読み解こうと思えば、全体を読み、その構造を理解する。
段落構成の3パターン
■CREC(Conclusion・Reason・Example・Conclusion)
主張結論・一般的根拠・支える事例・再び主張結論。
英語やビジネス文書でよく使われる。
■導入・内容・結論
■起承転結
どのパターンでも結論は最後に来る。最後の意味段落は重要なことが多い。
人物の心情を読み解く
・人物になりきる
・主人公以外の人物になる。
(脇役に焦点を当てる訓練をする)
同じ場面の違う人物、それぞれの心情を想像してみることで、
同じ場面に居合わせたとしても思うことや考えることが違う。
人にはそれぞれの事情があり心情がある。
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小中学生からでも学べる「構造学習論」に基づいて構造読解力を高める、という解説書。教育に携わる人にもおすすめ。ただオーディオブックには不向き
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小学校の頃の説明文を中心に学習した「構造学習」が、社会に出てからも役に立っているよ!というお話
小〜中学校の教材文がところどころ引用されていて面白い
全然知らなかったのだが、全国大会なども定期的に開催されている様子
「構造学習」に興味が湧いてきたので調べる
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読解力が高い人文章をブロック分けにする。そこから作者の言いたいことを考える。あとは悪役や脇役の心情を理解することで読解力を鍛えることもできる。かなり勉強になりました
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相手の言っていることや書いていることを理解する、自分の伝えたいことを分かりやすく理解してもらいたいと言う思いがあり、本書を手に取った。
思考の質を高めるためには、構造を読み解く力が必要で、その力は「論理を読み解く」「相手の心情を読み解く」「思考を組み立てる」ことで身につくとのこと。
読書や新聞を読む時に意識的に構造を読み解く三つの要素を意識して、相手のことを理解する力、相手に伝わりやすい説明ができるようになっていこうと思った。
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とても分かりやすく、今の自分に足りない文章や人との会話への読解力を鍛えるためのノウハウが詰まっていた。
意識して頭を使わないと気づかない視点が多くあり、普段何も考えずに本を読んでいたんだなーということに気付かされた。
練習も兼ねて反復用に何度か読み返そうと思います。
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構造読解力についての本
構造化とは何か、読解力とはどういうものかについての紹介ではあるが、それを身につけるための手法などが詳しく書かれたものではないことに注意。
例として、参考にはなるが、多少の構造化力はあるかなと自覚している中では、so whatが否めない内容ではあった
メモ
・構造読解力三つのメソッド
論説的文章を読んで、論理を読み解く
物語、情緒的文章を読んで、人の心情を読み解く
思考を組み立てて解釈する。アウトプットする。
・言葉を使いこなすことの究極目標は思考すること