電子書籍
ホメオスタシス
2023/08/06 09:13
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ME - この投稿者のレビュー一覧を見る
情報化社会だが、それに振り回されないように交感神経系と副交感神経系のバランスを取って休む時はしっかりゆっくり休みたいと思う。
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2023年までに判明している自律神経の全体像を捉えるために読んだ。
自律神経の乱れを定量的に把握することはなかなか自分では難しそうである。あと、よく「自律神経失調症」という名前は聞くが、明確な定義も判別法もなく、不調を訴える患者に対してどうしても疾病名をつけなくてはいけないときの「オルタナティブ」として指名されることがあるという。やぶ医者が1分程度問診して「まぁ、ストレスでしょうねぇ」と適当に診断するシーンを連想してしまった。
本書の情報バランス(情報量と専門性が重要度を反映した量と順序で配置されているか)はわからないが、アマゾンのレビューを見ると医学生や看護師といった専門家が高評価をしているようです。一般的には「眠れなくなるほど面白い自律神経の話( https://x.gd/qZFde )」の方がオススメかも知れない。
各章末にまとめがあるので自律神経が乱れているかも?と思うタイミングでそれを見返して内容を思い出せるようにしておきたい。
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からだの智恵を理解→病気や苦痛を自在に操る
レーウェンフック:神経線維の束
神経線維の種類と情報の伝達速度
情報は電気の信号で伝えられる
神経伝達物質:アセチルコリン・モノアミン・アミノ酸・ペプチド・ガス
自律神経:求心性・遠心性神経
交感神経・ノルアドレナリン
副交感神経・アセチルコリン
自律神経:二重支配と拮抗支配
精神性発汗は心によって左右
内蔵ー内蔵販社
体性ー内蔵or自律神経反射
皮膚への刺激→脳の血流→脳を活性化
適度なストレス≒人生のスパイス
ストレスに対するすくみ反応→身を守る
視床下部:報酬系と嫌悪系の中枢
規則正しい食事→体内リズム
内蔵の感覚を大切に→排泄進む
腸管神経系
よい生活習慣の継続→自然治癒力↑=病気の予防
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神経について知りたかったので読みましたが、とてもわかりやすくて参考になりました。
「腸管神経系」がとても気になる。
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朝にバターコーヒーを飲んで朝食代わりにしてあたが、この本の中で自律神経には食生活が大事と書いてあったので、朝食を食べるようにした。自律神経からの不調が少しだけ良くなった気もする。
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「自律神経を整える」という生活書や雑誌の特集はよくあるが、本書は生理学の大学講義を元にしたもの。
やさしい語り口だが、内容は神経や神経伝達物質、ホルモンなど多数でてきて専門的。
理論的に自律神経を知りたい人向き。
交感神経、副交感神経に加え、腸管神経という第3の神経も紹介されている。
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専門用語多数で難しい。。
勉強だと思って読んだ。
言葉はわからないけれど、なんとなくでもイメージができて知識をいれることで自分の生活に変化を加えられるかもしれない。
他にも読んで理解を深めていきたい。
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自分も年を取ってきて、自律神経の働きが弱くなってきたようなので、本書を読んでみた。
著者は大学で生理学を教える女性研究者。分かりやすく書いているのだが、如何せん専門用語が頻出してくる。ページ数からいって、やむを得ないのだろう。
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科学と非科学を混ぜて書いてないか、って疑うくらい解らない。物質名を羅列されても試験に出るわけじゃないし、物質名を覚えたいんじゃないし。たぶん、科学と科学史を混ぜて書いてるからわからんのだな。
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科学的根拠に基づいた自律神経失調症についての本が読みたいと思って手に取った。結論から言うと、この症状はあいまいで原因も不確かなことが多く、診断がつきづらいという、うん、まあ言われなくても知ってたよね、というオチだった。
それでも、神経の仕組みや働きを具体的に知っていくとなぜ「診断がつきづらい」かに納得がいった。病院でも、こういう背景があるから診断できないとていねいに説明してくれるとよいと思った。
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期待した内容とは違った。
とても専門的で難しかった。
それでも薬の効く仕組みや自律神経の働きが、なんとなくわかった。
(まだわからないことがたくさんあるということも)
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専門的な内容を分かりやすく解説。ブルーバックスはこれだから止められない。科学の進展が良く分かる、身近でも解析され尽くしていない人体の神秘に迫る。
学術的にオーソライズされてない所の多い部門。現今の理論で語れる部分を分かりやすく解説している。
何となく納得の部分が多いが、間違いなく前向きに生きる糧になる一冊。
やっぱりサイエンスは面白い。
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健やかに生きるために、自律神経を知ろう。
思っていたほど自律神経をどうしたら健康に生られるかを説くものではなかった。自律神経のしくみ、それを語るために神経系を大きく解説している本。正直ちょっと難しかった。健康的に生きるコツにしても、新しく知ったというより今まで知っていたことをまとめられていた感じだった。
自律神経失調症は、正式な病名ではない。診断がつかない身体の不調をいう。ちょっと調子が悪いときは、休んで食べてしたらいい、そういう時代じゃなくなってしまったということか。
少しでも健康に生きられるように、できることからやっていこう。
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自律神経とは体を調整する無意識的な神経。交感神経と副交感神経があり、多くは拮抗支配を受けているが例外がある。唾液腺や涙腺など副交感神経が主である。そのほかにも涙腺などもある。
ストレスを受けると交感神経が刺激されストレス保折るもんが分泌されコントロールしようとする。しかし、その状態が続くと防御できなくなり病気となることがある。
身体を整えるためにはストレスを緩和し、運動、規則正しい生活をすること。腸内環境を整えることはストレス緩和につながる。
このほかにも高齢者は薬が多すぎることも要因となっているため減らすことも考えても良いかもしれない。
この本を読もうしたきっかけは瞑想をすると気持ちが落ち着いてことが多くその要因は自律神経と関わりがあるのではないかと思ったからだ。おそらく呼吸により副交感神経が優位となり落ち着くのだろう。
この本を読んで思ったのがやはり規則正しい生活をすることと自身を気遣うこと。忙しくストレスが多い生活の中でいかに時間をとってみてあげられるかだと思った。
新たな発見は腸内環境を整えることだ。これなら今すぐにでもできる気がする。納豆、海藻、ヨーグルトなどを摂取し、薬を見直してみることでストレスを緩和できるかもしれない。
ただこの本は私には難しかった。元々生理学は苦手でなかなか内容を理解することはできなかった。ただ、この本の良いところは生活に繋げて暮れる書き方をしてくれるため理解しやすいと思う。
自律神経に少しでも興味が湧いた方。腸と脳のつながりについて詳しく読んでみたい方はぜひお勧めしたい。