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書籍化されるだろうと信じて、web連載の誘惑に耐えてずっと待っていた。やっと読めて嬉しい!
文章おもしろい〜すき。王谷さんの言葉が刺さるし、勇気をもらえる。いまの自分も好きになれる気がする。
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王谷晶さんのエッセイ本。
恥ずかしながら、この本で初めて著者のことを知りました(こういう人は稀だろうなと自分でも思ってます……)。
私はまだ40歳ではないのですが、(ゆえに本書内で分からない表現も存在している)「エア・世間様」「趣味の資本主義化」など、思わず何度も頷くような表現とぐいぐい読み込んでしまう文章の面白さで、あっという間に、気付いたら読了してしまいました。
私も40歳になったころ、著者と同じように「大人になりたい」と思っているんだろうか……。
そんなことを考えた一冊でした。
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もうすぐ40歳になる。
かつて思い描いた大人とは、かけ離れていて驚く。
タイトルに惹かれて、共感したくて購入。
みぎならえが良しとされる不寛容な日本社会への疑問、
他人に干渉せず、ほっといてくれる街、東京で生きていくということ。
年齢は重ねる。社会は変わる。
かつて思い描いた大人なんて、今の社会では絶滅危惧種なのかもしれない。
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何はさておき、タイトルに強く同意した。著者とは生い立ちも考え方もあまり似ていないのだが、それでいて世代が近いためか、わかるなぁという感情のほうが大きい。子どものころは、40歳に限らず社会人全般がかなり大人に見えていた。それなのに、いざその年齢を迎えてみたら……なんか違う。どうにも己が歳食っただけの子どもに思えてしかたない。
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想像の4倍くらい面白かった!
軽快で、いい意味で軽率だけど
大変なことも経験してきた著者だからこその
言葉選びが、負担なく読み進められました。
社会問題にも精通していて、わかるわかる〜
と読んじゃった。
この作者さんを一発で好きになる本でした!
他の作品も読みたくなります!
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こういうちょっとダメ人間だけど文章がはちゃめちゃに上手くて、マイノリティだからこそ辿り着いた哲学のある人が好き。
最後のトンカツの話がじーんと良かった。他の本も読んでみます!
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ある意味で、自分より何倍も作者が拗らせてくれており()そういう意味でもめっちゃ元気出る部分はあった(笑)自虐的なのだけれども文章がフッ軽で軽快かつ明快かつ学びがある。それにしても拗らせてる。(笑)(笑)だがそこがよい。
最後の終わり方が「…で、大人になったの?(笑)」と思わず呟いてしまったので星4にしといた。
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自分を子どもとは言えない年齢にはなったけど、いつから大人になったのだろう
自分からは大人に見える人は自身を大人だと思っているのだろうか
同様に子どもに見える人を自分が大人だからと下に見ていないだろうか
大人という人間も子どもという人間もいないはずなのに何がそれを分けさせるのだろう