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地球上空に忽然と現れた小惑星<ストーン>。アメリカを中心とする科学者チームが調査に向かう。
先発の調査隊が報告する<ストーン>の調査結果の政府発表を楽しみにしていた物理学者パトリシアも、<ストーン>計画の取りしきり役、ジュディス・ホフマンじきじきに<ストーン>へ行くようにとお呼びがかかる。
<ストーン>内部には巨大な都市が存在し、その都市にはこれまた巨大な図書館があった。図書館の中には、今後地球で起こる核戦争の記録が残されていた。それをパトリシアは阻止するべく、<ストーン>の謎に迫っていく。
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回転する巨大な人工物の話
表紙 8点加藤 直之
展開 6点1985年著作
文章 7点
内容 630点
合計 651点
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地球に近づく謎の小惑星「ストーン」。
建造の目的や用途を解明すべく内部を調査・探検していくわけであるが、円筒型で海や空気が存在するという意味では宇宙のランデヴーと似ている部分もあると感じた。しかしながら、この「ストーン」は未来の人間により建造されたものであると明らかにされることが大きく異なる。
「ストーン」を取り巻く人間模様、地球の運命、「通路」の謎、…未来の人間の干渉はこの世界に何をもたらすのか。下巻に期待。