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最高にしびれる本だった。
これは2年で回復できなかったら撤退すると言われた事業を組織変革を元に変えていくという話。
通勤時に読んでモチベーションをあげていた。
マジで頑張ろうってなるし、黒岩さんカッコイイし、ああいうプロ経営者になりたいなと思うようになってきました
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備忘録:
③改革フレームの共有
観点は、
・経常業務
・戦略
・組織
勝ち戦の循環
・マーケットの変化に合わせて顧客のニーズも変わってくる。顧客のニーズは何で、将来どう変わるのか
・誰が本当の競争相手なのか?
・我々は常に成長分野に参入してる?
・他社の後追いではなく先人切ってやってる?
・勝ちを収めるまで執拗かつ集中的な勝負をしかけてきた?
・成功企業は上記の攻めの戦略で成功し、トップシェア獲得によりメリットを享受する?
・しかしそれに甘んじていると事業や商品は陳腐になる
・鼻の差でもいいから商品や事業開発を行うようにする
⑥改革の成功9つのステップ
期待のシナリオ→具体性不足
成り行きのシナリオ→現実直視不足
↓
切迫感→危機感不足
↓
原因分析→ロジック不足
↓
シナリオ作り→決断力不足
↓
決断
↓
現場への落とし込み→具体化力不足
↓
実行→継続力不足
↓
成果の認知
エピローグ
成功の要因とステップ
1.改革コンセプトへのこだわり
2.存在価値のない事業を捨てる覚悟
3.戦略思考
4.実行者による計画作り
5.実行フォローへの緻密な落とし込み
6.データ思考
7.ミドルの参画
8.時間軸の明示
9.オープンでわかりやすい説明
10.聞く側の心理分布の移動
11.気骨の人事
12.しっかり叱る
13.ハンズオンによる実行
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日本最初のターンアラウンド専門コンサルタントと言って良い三枝さんの体験談をもとにした小説。出てくる人たちが、プロ意識や当事者意識が欠如した典型的な出来ない日本人サラリーマンと経営者ばかりで正直読んでいて、辟易としてくる。日本の経済が長ら変わらないまま失われた30年となってしまった事にも言及されているが、ここで描かれている事がその本質的な原因である事がよく分かる。こんな事が日本のそこら中で日常的に繰り返されているのだから、そりゃ国力も落ちるというもの。読んで虚しさを感じる。
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経営不振の会社もしくは事業を立て直すための経営改革とはすべて並大抵ではいかない。
自分の立場でできることはなにか深く考えさせられる1冊であり、もし上の立場となったとき重要な1冊になるだろう。