狼は運命のツガイに執着する みんなのレビュー

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

転生したらΩだった件です。

ネタバレがあります。

●「呪われた公爵」と呼ばれ現国王の甥のファーレンハイト公爵24歳αの攻め・ウィリアム
●ウォルタンス王国のブレネイス男爵家の次男として転生した18歳Ωの受け・ルーク
●ルークが子供の頃に出会った大きな白狼・サフィ
○受け視点

17歳で亡くなり、生前の記憶を持って転生した元現代日本人のルーク。転生後の世界でさまざまなギャップに戸惑いますが、その最たるものがバース性でした。そしてルークはなんと希少なΩであることが判明します。誰かの番となり子を孕み産むーーー。その事実をまだ受け入れられないのに、ルークは両親から「運命の番」とされる求婚者がいると告げられて・・・

元男子高校生がバース性のある世界に転生して、前世の価値観をうち破りΩの自分を受け入れ、「運命の番」である攻めの「呪い」を解き結ばれるお話です。

発情期の都合上、体先行で仲良くなりますが真の愛が試される展開がよかったです。

ただウィリアムの両親についての描写がなかった点が気になりました。国王夫妻が優しいことと関係していたのかな。

陸裕先生が描くメルヘンな美男子たちは今作でも圧巻です。狼ver.と人間ver.のそれぞれのウィリアムと絡むルークが可愛くてエッチだ！