紙の本
鬼艮闘術修行とDUET DANCE
2023/06/28 10:36
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投稿者:こうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
第11巻は90~98の9話収録で表紙は倉持桃(モモチ)。今巻はモリヒトの鬼艮闘術修行と「SKET DANCE」とのコラボがメインでどちらも前編後編の2部構成になっています。修行編は最強の技が記された古い極意書からニコの魔法(スピニチュア)でクセの強い4人の師匠を呼び出し30倍速の世界(クイックイック)で90日間の修行(実際は3日間)を行うというもの。習得度は詳しく描かれていませんが逞しくなった姿がそれを物語っており、最強の敵である大嶽嵐との闘いで身に付けた奥義が披露されるはずです。乞うご期待と言ったところでしょうか。コラボ編は国語教師になった30歳のヒメコが臨時教員として翌檜高校に赴任して来るところから始まりますが、いきなりイジメをしていた生徒を見つけコンプラとか知らん!時代とかええねん!と顔面を張り倒しらしさ全開(笑)。ある理由から不登校になった女子生徒を助けたいとの一心で校内で起こった暗号怪事件の解明をボッスンに依頼。街の便利屋を開業したボッスンは久々にゴーグルを装着し謎に挑むが…最後は歳取って涙腺ガバガバのヒメコが号泣する展開で短い赴任期間が終了。校門にはボッスンとスイッチが待っていて3人揃って学校を後にする<完>。簡単に書くとこんな感じですがスケダンファンにはやはり感慨深いものがありますね。それぞれが大人になって夢を叶えている姿に涙が出ます。そして、変わらぬ友情も最高でした。コラボの序章にもなっている第94話「カンシのバイト日記~冠婚葬祭~」も思いっきり笑えるのでオススメです。
紙の本
終わり方がドラマティック
2023/07/30 17:34
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投稿者:Chappie - この投稿者のレビュー一覧を見る
SKET DANCEは読んだことがなかったのですが、それでも楽しめました。この巻の終わり方がドラマティックで素敵です。
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面白い!
2023/06/16 07:48
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投稿者:sun - この投稿者のレビュー一覧を見る
安定の面白さでした。文化祭やモリヒトの修行編、特にカンシのバイトが最高に笑えます。続きが気になって仕方がありません。
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ナゼかこの時期に“秋特集”的に…コミックだから仕方ないか。
歌舞伎役者化したモイちゃんに大爆笑でした。
スケットダンスの面々とのコラボ良かった!
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修行の話好き。修行編というとダレがちな印象があるが、2話でテンポよく終わるので読みやすい。(漫画内時間もとても短い)
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モイちゃんの修業回やら、はちゃめちゃなハロウィン回やら、恋愛模様が気になる「2組」のデート回やら見所は多数あれど、やはり篠原先生作品のファンなので『SKET DANCE』のセルフコラボ回にはたまらなく興奮してしまった。
しかもロマンちゃんが丁寧に前振りしてくれるのねという。
メタ発言させるにうってつけすぎるキャラ。
令和にスケダン3人組見られるなんて、もう……!
皆、イケメンもしくは美女に育ってる!
馬鹿笑いしていたスイッチには、感慨深いものがあったけれども。
ボッスンと一緒に酔っぱらってたところも。
それにしても、まさかカンシとケイゴがだだすべっている最中にこんなことが起きていたなんて。
そして、あの文化祭から作中で1年経っていたことにも驚いた。
月日流れるのが早いのよ(と言いつつ諸事情で10月が非常に長くなっている本編)
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【あらすじ】
災いの日に備えて一層の修行に励むモリヒトの前に「師匠」が現れた!! さらに、カンシが冠婚葬祭のバイトを同時に引き受けて大変なことになりかけるも、奇跡の連鎖で予想外の展開に!! そして、翌檜高校に臨時担任としてやってきたのは…ヒメコ!? 懐かしのあの3人にまた会える『SKET DANCE』とのコラボ回も収録!!
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
感想は最終巻にまとめて記載予定です。
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スケットダンスとのコラボ回が収録された11巻です。
スケットダンスの頃はもうちょっと、荒削りだったり、作者の「とにかく、やってやんぜ。おれ、やってやんぜ」感が強かったんです。が、月日が経ち、笑いの種類が変わってきたなと感じました。ウィッチウォッチの方が「すかしの笑い」が増えていると言ったところでしょうか。
もちろん、バランス感覚にすぐれた作品なので、スケットダンスと同じ雰囲気で書いてしまっては、色がつきません。だからカンシは人気があるのでしょう。スケットダンスが好きだった人が久し振りのWJ帰還作で、期待も大きかったんだと思います。カンシはボッスンのような「瞬発力のある笑い」を感じられるキャラです。
舞台は座組で変わるというか、人が創り出す最たるものだと思います。座組というか、座長の持つエネルギーや性質が伝播していき、空気が作られます。それがその舞台の、作品の色なんだと思います。マンガも似たようなものだと感じています。主人公を座長とした舞台なんだと。
ウィッチウォッチはそういう色した作品なのだ。と筆者は書いているんじゃないかな、とは思います。スケットとは違うよ、と。
対象の回では、スケットの面々の大人になった姿が描かれています。当然、絵のタッチも変わっていますし、大人になったボッスンかっこよすぎんか?と思った方もいるでしょう。もっと顔芸してくんないと!ボッスンなんだから!と。往年のファンは思うでしょう。まあ、わたしもそうです。そのクチでした。
ただ思い出していただきたい。これはウィッチウォッチです。
作品には作品の色があると言いました。これはスケットダンス内でウィッチウォッチとコラボしているんじゃなくて、ウィッチウォッチ内でスケットダンスとコラボしているのです。ホームはウィッチウォッチ。だったら、笑いの種類もおのずとホーム作品に寄っていきます。スケットのキャラも成長し、大人になっていますしね。というか、ボッスン以上にヤバいキャラがいました。
その娘のこと、ウィッチウォッチでどう料理するんだ。「出さないだろうなあ、きっとなあ…」…とか思っていた頃がわたしにもありました。しっかりと大人になった感と作品に寄せている感で、仕上げていらっしゃいました。スケットだとコマ突き破って登場しかねないですからね彼女。なのですごく、わたしはグッときてしまいました。ありがとうございます。
思い返してみれば、ウィッチウォッチは読んでいるとき、大口を開けて笑うというよりも、堪えきれずぶはっと吹き出し笑いや、にやにや笑いが多かった気がします。笑いをとるまでの助走から笑うまでのストロークが長く設定してある。意図的に話の作り方、というかネタの書き方を変えているのかなと感じましたが、助走なしの出オチ笑いより笑いの取り方が高度なので、純粋に漫画の書きぶりが成熟なされたのかもしれません。溜めて溜めてドン、と笑わせるのは、ネタを書く上で難しいです。ドン、のところでウケ具合をどう調節するかが、その話の構成に、根幹にかかわってくるからです。
この作品はギャグ漫画ですか?と聞かれれば、そうであるとも答えられるし、ストーリー漫画だとも答えられる。昔からバランス感覚の鬼だった作者が相当な練度で送る最新作、ウィッチウォッチは現在も週刊少年ジャンプで連載中。もう12巻が出ています!追いつくのはまだギリギリ間に合う!買ってくれ!買って、買って、ウォーロックと戦わずに秋を延々続けられるよう、読者が支えてくれ!何なら一生、日常回でいい!
まあ……お話の続きも、とても楽しみなんですけどね。終わって欲しくないんだ、まだ。まだ祭りを感じていたい。魔女と使い魔たちのゆかいなホームドラマを見ていたい!この記事を読んだからって気になって買う人は少ないだろうけど、ウィッチウォッチはもう、ほんと!クソおもしろいので!見て!とにかく見て!ね!スケットダンスも見て!ね!とにかく!トニカク!TONIKAKU!!
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カンシのバイトの話はどれも面白すぎる!
作者の以前の連載漫画のスケットダンスとコラボしてるみたいです。
でもスケットダンス読んでないから置いていかれてる感が強かった。
スケットダンスを読んでからまた読み直すとこの話の本当の楽しさを味わえるかもしれませんね。
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再読。
読んだときはスケダンとのセルフコラボが嬉しかったのですが、今読み返すとニコちゃんとのデート回がすごくいい。
守人の真面目で誠実だけど不器用なところを、ニコちゃんは自分の言葉で「自信があるのはいいことだと思う」と伝えていて、これは守人がずっと誰かに言われたかったことだろうと思った。
最後に2人で星空を見上げるシーン、最高です。お互いの願いが叶いましたね。