紙の本
怪談好きとして
2023/06/25 04:36
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投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る
青柳さんの他作品も好きだけど、怪談好きとしてこれははずせないと思い購入読了。
こわい、よりは気味が悪い雰囲気のものが多く想像力を掻き立てられる感じでした。あと、青柳さんのちょっとしたユーモアもあったりで面白かったです。
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実話怪談作家じゃない作家さんの実話怪談ということで趣味で集められてるそうなのでめっちゃ楽しみにしてました!
シリーズ化希望!
もっと不思議に振り切ってもらいたい気持ちもあります!
『結界』『水場には張ってないね』『予兆』『都会の熊』『K城』『人形の口』『きみどり色』『それだけは言えない』『どこ行っちゃったのかしら?』が面白かったです!
『きみどり色』は肉丸の匂いがする。きみどり色のゼリー状の物体。怪しい。
『どこ行っちゃったのかしら?』は絶対に記憶を食べられちゃったんだと思う。
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実は無類の怪談好きだったミステリ作家・青柳碧人さんが、学生時代から蒐集し続けている怪異譚の中から選りすぐりの49編。
ミステリ作家、青柳碧人さんの集めた、実話怪談短篇集。
青柳さんが自分が体験した、あるいは人から聞いて蒐集した話の中から「実話怪談」といわれるタイプの物を集めた一冊です。
いわゆる実話怪談と言われているものって、案外怖いなと思う話は少ないような気がしていて、この本もどちらかと言えばちょっと面白いのではと思うような話から、少し不思議な話、そわっとするような不気味な話、人間の方が怖い話など様々。
怖い話を期待している人には残念かもしれませんが、震えあがるほど怖いような話は(個人的な意見ですが)ありません。
ですが、その怖い話としてのクオリティの不揃いさが逆に知り合いから聞いた怪談っぽい、身近な感じで良いです。
修学旅行の夜に友達と話す怪談みたいというか。日常のすぐ裏にある非日常といった感じ。
章終わりに挟まれる怪談蒐集にまつわるコラムも面白かったです。
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作者がこれまでに聞いたり実際に体験した実話の怪談49篇。
だいたい2~3ページ、多くて6ページくらいの超短編。
解決していく訳でもないので、盛り上がってきそうと思ったくらいにフッと終わってしまう感じの短さ。
どれもあっさりめだけど、気軽に楽しく読めた。
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怖がりのくせしてこんな怪談を読んでいられるのは、私が20年前から住んでいる家、そして死ぬまで住むであろうこの家には何も曰くがないとわかっているからなのですよね。しかし本書を読むと、今ここに何もなくても、どこかから連れられて来る可能性はゼロではないなと思ってゾーッ。
中扉が何気なく怖い。夜中に読んだら怖すぎる話もあるけれど、そこは「イミカワ」。おどろおどろしい図も明るいほうに想像して「カワイイ」と思うことにします。
もういい加減やめようと思いつつ読んでしまう怪談。寝るときに思い出さずに済むのはおそらく歳のせい。
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玄関、バーカウンター、中庭、遊戯室、書斎、歪んだ茶室など、『屋敷』を舞台にした49篇収録の実話怪談集。
作者の青柳碧人さんが唯一の趣味だとおっしゃる怪談。自ら体験したものや、学生時代から蒐集し続けている怪異譚を纏めたもので、1篇が短いので隙間時間にささっと読める。
私自身、霊を見た事もなければ感じた事もなく、金縛りに合った経験もないので別世界のような話だが、それ故に背筋がひんやりとさせられた。
印象に残った怪談は、「ぴーこわい」「結界」「押入れの女」「神永くんは知らない」
就寝前に読むと、夢に出て来そうな怪異譚。
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作家の青柳碧さんが、趣味で集めた怪談です。ワタシ的にはめちゃめちゃ怖くないので寒くならなかったけど、他の人には怖いかもしれないな。
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実話怪談は好きなのに、超短編がいくつも入っているせいか、読んだ端から忘れてしまう。
それなりの量を読んでいるはずなのに覚えていないので、知っている怖い話を披露できる人が羨ましい。
今回の話で印象に残ったのは、「押し入れの女」。
霊を見たということよりも、校長先生のプロ意識というか考えの深さにとても感動。
「炎天下」も、たしかにイミカワで可愛い。
そういえば、お地蔵様をちょっと乱暴な遊びに巻き込んで(?)いた子どもたちを叱った大人が、「せっかく子どもたちと遊んでいたのに!」と逆にお地蔵様に叱られて高熱を出してしまったという話を珍しく思い出す。
お地蔵様である地蔵菩薩は子どもの守り神とも考えられているので、子どもとのエピソードが多かったりするのだろうか。
覚えてないけれど…。
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旅のお供として。図書館でたまたま見つけたので借りてみた。怪談好きの作者が人から聞いたりして集めた実話怪談。私が怪談に興味がないので、それほど面白いとは思わなかったけど、こういう怖いというか、不思議な経験は私もしたことあるんじゃないかと思っちゃう。今全然思いつかないけど。こういう話を集めるというのはいい趣味だなーと思った。短い話が多くて、旅のお供として読むには良かった。こわー、と思うのもあれば、え、これが怪談なの?と思うものも。
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映像のホラーは苦手なんですが、文章のホラーは大好き。
その中でも怪談は聞くのも読むのも大好きなんですよね。
更新はできていないのですが、怪談師の方の書籍化とかも数冊読んでいた後に、この本に出会った。
ミステリーも好きなので「あれ?赤ずきんちゃんの先生では?」くらいな勢いで帯とかも読まずにレジに行ってました。
怪談、されど文章。
改めて思い知らされた気がします。
読んだら分かる・・・この文章の違いよ。
「趣味、怪談」の作家先生増えないだろうか。
【怪談師〜本を出す】じゃなくて【小説家〜怪談本】。
怪談は聞くのは良いけど、文章になると好きじゃないって方、けっこう居ると思うんですよね。
そういう人、騙されたと思って読んでみたら楽しめるかも!
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Amazonでおすすめに出てきて、
怪談本だしてるんだ?!って驚きました。
学生時代からコツコツと集めたらしく
短い話やそこまで怖くない話も多いんだけど
ぞわっとしたり、ひやっとしたり
寝る前にちょっと読むのに良さそうな軽さ。
オカルト界隈でよくある怪談だけではなく
出版業界で…ってところも私は馴染みがなくて
面白かったし、新鮮だった。
「押し入れ」の話が絶妙にというかめちゃくちゃ
リアルで私は一番好きでした。
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怪談好きの作家青柳碧人が体験または他者から聞いた実話から選んだ49話。細々としたちょい話がリアル怖さを感じさせ、なかなか面白く読んだ。
見える人、感じる人がこの世の中には結構居るのだなぁーと思った。青柳屋敷というネーミングと表紙カバーのセンスがよき。[購入本]
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ページ数小っっっさ!!!がめくった最初の感想。
記憶に残る話はあまり無かった…
『順に消えていく』
「カンパリ、グレナデン、チンザノ・ヴェルモット・・・・・・」を読んで、液体の色浮かべてみた。確かにカンパリとグレナデンは赤い液体だな…と。どうせなら瓶のカラーが赤色を落とせば良かったのに。。
田中さんの人形から歯が生えてる設定怖いなあ…髪が伸びる人形よりうんと怖い。
別の配信で、コタさんが語っていたものに近い怖さがある。アパレル店員が掃除をしていた時、何か白いものが落ちているのを発見した。拾い上げてみたらそれは歯で。マネキンが手を差し出すように立っていた話。(うる覚えだから大部分が違うかも)
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趣味が「怪談」だという著者が集めた怪談集。
各話短めだしサクサク読めました。
人から怖い話を聞く系の、オチがなかったり答えがなかったり、な怪談話。
何かわからないのが逆に不気味。
「相部屋ゆうれい」のコメディ系も面白い。仮名の付け方からギャグなんだもん(笑)
いつか屋敷が増築されるのも楽しみ。
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テンポ良かった感じでした。
怖いやつも何個かあったり少し面白いものや不思議なものもありました。
個人的にホラーは解決しない方が好きなので楽しめました。