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これは私の話だ、と思った。
好きな人の髪の色や服、コーンチップとトランプ、安くて苦い紅茶の味。事実を並べているだけなのに、そこからいろんな感情が連想されるところが素敵だった。
誰かのことを好きになって、愛して、深い悦びを知ったとしても、別れがこんなにも辛いのなら、最初から何もしなければいい、そうやって人と距離を置いて暮らしたら楽なのかなと思った。
あんなに好きだったのに、一緒にいる時間が耐え難くなる。でも別れたらその姿を求めてやまない。なんでこんなに矛盾していちいち喜んだり倦んだり悲しんだりするんだろう。
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冒頭がやはりピーク
どの「私」が「いつ」を「どのように」「どこから」描いているのか分からなくなりながら、
分からなくなった過去のこと、現在のこと、未来のことを、気づいたら他ならぬ自分自身も追いかけるように読んでいる。。
恋愛に限らず、「終わる」のではなく「終わらせる」必要があること、ある
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Twitterで見かけて手に取りました。「私」は12歳年下の恋人と別れて何年も経ってから、交際してた数ヶ月間の出来事を記憶の中から掘り起こし、かつての恋愛の一部始終を再現しようと試みるが――。淡々とした、静謐で精緻な文章の中で感情が揺れ動く。盛んに燃え盛る焔のように、或いは心地よい微風のように、または命のリズムを刻む波濤のように、そしてふと訪れる凪いだ沈黙の時……。幾つもの「私」の中を読み手は逍遥し、深い物語の奥へと迷い込む。読み終われば初め居た場所にまた立っている。けれど、見える景色は違って見えるのだ。愛を終わらせることと物語を終わらせることは似ているのかもしれない。
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別れた12歳年下の彼から手紙が届き、返事をどうすればよいか考えあぐねてると、小説にしようと思い立った。記憶があいまいで思い出すのも順不同なのように、お話はとりとめもなく順不同に流れていく。
何も起こらないしどうなってるかよく分からない。でも、わからなくていいんだと思う小説だった。読んでいるうちに私自身も小説の中の彼を求める「私」になった気分だった。彼に会いたいのに、パーティに来て欲しいのに彼の言葉を聞くとめちゃくちゃ怒るという、なんと矛盾した行動とる私。彼の働くガソリンスタンドまで行っちゃう私。当初はお金を返さないダメ男の彼かと思ったけど、そうでもなさそうだと思った。
はっきり言ってこの小説では何も起こらない。
何も起こらないのに、けだるさが漂うお話に引き込まれてしまう。メランコリックでただぷかぷか浮いてるだけ(ときに激しく浮き沈みしてきるが)のような、そんなお話も好きだと感じた。
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女は大学に赴任したばかりの30代半ば。
男はその女よりも12歳歳下の大学の学生。
2人は恋愛関係になる。それはとてもとても幸せな。
でもその幸せは長くは続かなかった。
お互いが傲慢になりすれ違い溝は埋まらなくなる。
女は男に執着し姿をさがす。
ある日男から手紙をもらいその時はまだ執着していたがそのずっと後に書店で会いもう男のことはどうでもよくなっていたのだと気づく。そして男との恋愛を小説に書こうとするのだ。
好きだったとしても溝が生まれ別れになることもあること。別れた後執着するがやがて時間が解決してくれること。
恋愛に年齢ってあんまり関係ないのかな
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トゥーサンが好きなら好き、と誰かが書いていたが本当にそう。奇妙で大好き。
全ての失恋した人に渡したいし、彼女のような目線で世界をみたい。というか、この本を読むと主人公の目線で世界をみている。本のインパクトの強さよ。
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序盤は慣れない言葉のリズム感を楽しみ、〜中盤までは慣れなさによる酔いと停滞感で気怠く読み進めていたが
中腹辺りの展開から急に、血肉を持ったような生々しい不規則さで飲み込まれ、そこからは一気に読み上げた。
視点としては全く変わらない軸があって、章を跨がない限りはシチュエーションが大きく移らないのに
徹底したディティールの描写によってこんなにも得られる没入感が変わるものかと驚いた。
その一貫性に嫌悪感を抱く場合もありそうだが、何故そう過ぎるのか理由を探すと
自分の感覚を、自分のフィルターだけを通して発しているようなその浮世離れ感で。
それはわがままでも物知らずな訳でもなくて、ただ「ひとりが暮らしていく」という事を表しているだけという気がした。
外界との境界線が曖昧な訳ではなく、むしろありありと感じていく程に他者と自分と世が混在していくのなんて、まさに生活だ。
様々なことを横切らざるを得ない日々の中で策を練るのも動くのもこの身なので、そりゃそうだよなと思い始めたところからがこの小説のスタートなのかもしれない。
なんとなく避けていた理由がそのまま文章の中にあったので少し怯んだが、読めて良かったなと清々しく頼もしい気持ちでいる。
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ヘンテコだけどおもしろい話で
どう読んで良いのか分からず
カットアップメソッドみたいに、テキトーに文字を拾いながら、
思い思いのページを開いて、どんどん先へ先へと読んで行った
リディア・デイヴィスのこの作品に
マグリットの絵は、ないなー
ちょうど、偶然だけど
同じ日に
図書館で
リディア・デイヴィスのこの作品と、マグリットの画集を借りてきてるんだけど
もっと、違う絵だと思うよ
ダダイズムの絵とか合うんじゃないかなー
イヤ
もっとかわいいカンジの絵かな
最近見た
フンデルトバッサーの、カラフルで色彩のある建築とかが似合う
この作家には、もー、ノーベル文学賞を与えたほうが良い
アニー・エルノーがノーベル文学賞を受賞した時
何冊か読んだんだけど
こんなくだらない三文小説がノーベル文学賞なら
リディア・デイヴィスこそ、賞にふさわしいじゃん、って思ったんだよね
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2024年4月7日
日曜日
リディア・デイヴィスの『話の終わり』を再読した
1度目は、サササッと、読んで
その、独特の展開に、ウワワ!って、ビックリして
コレはスゲー作品だ、と、驚き
思わず、後ずさってしまった、のだけれど・・・・・・
ワケが分からないまま、とりあえず、その時は、本の返却期限がきたので、図書館に返した。
でも、その後
すっごく、気になって
もっと、ジックリと読んでみたくなってきて
図書館で、また借りて
今度は、気合を入れて、読み始めた。
知らない植物や、言葉を、いちいちネットで調べた
ヒマラヤ杉、ユーカリの並木、オークの大木、ウミイチヂク、セージ、スイカズラ、ライムの木、クラッスラ、
ランバージャケット、アルコーヴ、
ネットで画像検索して、写真をメモに貼り付けていった。
聞いたことのない、たとえばモッキンバードの鳴き声は、youtubeの動画で、実際に、聞いてみて、確認した。
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以下、読書メモ
3
彼を最後に見たとき
6月の暑い日
友人と並んだ自分
いつにもまして年上に見えるだろうが、彼はそれを魅力的と思うかもしれない、と考えていた
彼は水を飲みに家の中へ入り、また出てきて、終わったのでもう行くと私に告げた
▶この出だし
主人公が「彼」を見るんだけど
これが、日本の小説なら、
だいたいの日本人男性の姿を思い浮かべれば良いんだけど
アメリカの話なので
最初の、そっけない文章からだけでは
「彼」が、黒人なのか、白人なのか、プエルトリカンなのか、
アラブ系なのか、ユダヤ人なのか、アジア人なのか、分からない・・・・・・
どんな「彼」を思い浮かべたら良いのかが、まず、分からないのだ。
彼の顔がひどく赤かった
白く太い腿
▶と書いてあるので
白人の、いわば、レッドネックみたいなタイプ?
って思った
それから1年後
4
彼からフランス語の詩を手書きで写したものが送られてきた
手紙は添えられていなかったが
封筒には差出人の住所が書いてあったので
そういう事全部を短編小説として書いた
小説のかたちにしたのは
詩と同程度に第三者的になると考えたから
▶「そういう事全部を短編小説として書いた」
ってゆーのが、まず、スゲーよ
ちょっと・・・・グっと、キた。
「小説のかたちにしたのは
詩と同程度に第三者的になると考えたから」
5
さらに1年が過ぎた
私は有る友人と砂漠を旅していた。
彼が住んでいた街からそう遠くないところにあったので
手紙にあった最後の住所を訪ねてみようと思いついた
旅は不調だった
酒を飲みすぎて
ふわふわに見えた白い岩のくぼみにダイヴしようとして彼に止められた
▶この「私」の酔っぱらいぶりから
かなりの自己破壊的な衝動があることが分かる。
ここ以外には
酒でハイになったり、ドラッグでラリったりする話は出てこないけど
むしろ、そのことが不自然なくらい
「私」は狂ってるし、絶対ドラッグや何かに依存するタイプだ
つーか、すでに「彼」にドップリ依存してる・・・・・・
完全に病的な依存
2日めの夜はコカ・コーラを飲み
彼とはほとんど口をきかなかった。
砂漠を抜けると私たちの関係はふたたび親密さを取り戻し
6
翌日の午後、私は一人ででかけて市街地図を買い、
彼の住所にたどり着いた
夕方のラッシュ時だった
淡いブルーのペンキを塗った3階建てで、やや荒れた感じがした
彼が妻といるところを、彼に気づかれずに2度、見たことがあった
彼は私を恐れていた
▶ここで、もー、ナニやら不気味な
「私」のストーカー的な気質が浮かび上がってきてコワい
「彼」にとっては、これはもう単純に、コワすぎるだろ
年上の女が、自分の知らない角度から
じっと見てるんだよ・・・・・・コレはビビるわー
6号室のベルの横にアードとブルエット
奇妙にジェンダーを感じさせない2つの名前の持ち主
8
私はベルを鳴らした
ここで彼を見つけられなければ、もう探すのはやめにしようと思った
旅の終着点にとうとうたどり着いたのだという実感が訪れるまで、そこに立ち続けた
▶まだ、始まったばかりなのに
もー「旅の終着点にとうとうたどり着いた」
ってなるところがスゴイ
9
自分がすっかりあきらめたのだと
彼を探すのを止めたのだと
はっきり分かったのはその少し後
安くて苦い紅茶の味を舌の上に感じたときだった
▶「紅茶の苦い味」が「話の終わり」を告げるシンボル、アイコン、トリガー
になる
わざと無礼にふるまうつもりはなかった
▶「私」の、心の余裕���無さ、身勝手さ、自己中心さ
が垣間見える
それは彼に捨てられて以来ひさしく感じたことのなかった安らぎだった
彼はそこにいなかったのに、まるで見つけることができたかのようだった
書店には足を休めるために入った
レジの男は私のことを浮浪者と勘違いしたのかもしれない
▶ここで、「私」がどういうタイプか分かる
他人からどう見られているかをいつも気にするタイプではなく
むしろ、自分がしたい格好をして、やりたいことをやる、
自己中心的なタイプだ
オレと一緒だから分かるんだ
11
これが話の終わりであるかのように
私はそれを小説の最初に持ってきた
最後を最初に語らなければ、その後の部分を語れないような気がしたのだ
▶ココがカッコ良いんだよね。
「最後を最初に語らなければ、その後の部分を語れない」
ナニを言ってるんだろう?「私」は?
紅茶は濃く熱く、舌が干からびるほど苦かった。
紅茶の苦さには、はっきりとナニかが終わったという感じがあった
12
君はできるはずのないことをやりたがると、ヴィンセントにもいつも言われる
▶え?
ヴィンセントって、だれ?
この小説のテーマ
いなくなった男の話だと私は答える
妻との間には娘が一人いて
5年前に今の街に越してきてやっと、彼がとつぜん目の前に現れるかもしれないと期待することを私はやめた
13
彼がどこかで生きているのはまちがいなかった
何年かは、彼が訪れてもおかしくない街に私は住んでいた
▶コえー・・・・・・ここまでやるか?
「私」の恐ろしく粘着質のストーカー気質にビビる
がっちりした筋肉質の体つき
私とそう変わらない背丈
金色のまっすぐな髪
彼とそっくりの尊大ではりつめた空気
薄いブルーの目
そばかすの散ったピンク色の肌
高い頬骨
ランバージャケット
ネルシャツ
14
高層ビルの最上階
彼を私に引き合わせたのはミッチェルだった
彼があまりにも若かったから
先住民族の宗教的なチャントか何かのパフォーマンス
私は彼の左隣に座って
私の向かいにはエリーがいた
16
当時の私はよく酒を飲んだ
▶ここに、ややアルコール依存症的な一面を垣間見せてる
つまり
「彼」に対する異常な依存も
酒に対する依存も
「私」の体質なんだよね
ユーカリの並木
彼よりずっと年上の、さえない翻訳家かお固い大学教授の言いそうなことだと思った
ヒマラヤ杉
ウミイチジク
22
明け方
彼は帰ろうとしていた
別れのあいさつのかわりに詩の一節を頻用していたのだ
お向かいのパゴダ風の建築
23
今住んでいるこの場所も海が近い
ヴィンセントの分厚い綿の靴下
24
難解な文体で書かれたフランス民族誌学者の自伝を訳し終えた
▶レヴィ・ストロースのことか?
英国に住んで英語で書いている日本人作家についての記事を読んでいた
▶誰だろう?
イシグロのことか?
26
その土地で唯一の知り合いであるミッチェルが
その彼女、マデリンが出てきて私たちを出迎えた
背が高く、赤みがかった金髪を後ろで束ねていて
別の部屋からは「ビッチ」という声がした
32
浜辺や丘を散歩することもあった
マデリンといっしょのときもあった
料理中でも食事中でもなく、瞑想をしておらず
34
ユーカリの葉の香気はむせるほど濃く
35
ヴィンセントの父親にしょっちゅう邪魔されつつも
この小説を書きはじめてから、ずいぶん長い時間が経つ
その間に私は街のアパートを引き払って
ヴィンセントと一緒に暮らしはじめ
やがて、彼の父親も私たちと一緒に暮らすようになり
オークの大木
36
ヴィンセントの父親の看護婦が
心気症(ヒポコンドリー)
「自分は病気にかかっている」と思いこんだり、「自分は重い病気だ」という恐怖感にとらわれたりする病気です。動悸、めまい、発汗などの症状を訴えますが、検査をしても異常は見られません。
37
彼は私の家を夜明け前に出ていった
彼はエリーに会いに図書館に行った
二度目に私の家に来たとき
39
彼の名前を知らない状態はそのまま何日か続いた
彼は私と急速に親しくなって
彼と会った2日後
彼がここにいてくれればいいのにと思い
家の前の大きなヒマラヤ杉の舌に停まっている車の白いボンネット
ボンネット
自動車のエンジンの上に備えられたヒンジ式のカバーである。-Wikipedia
ヒンジ
41
夢を見た時点ではまだ彼の書いたものを一つも読んでいなかった
彼と出会ってから3日後、眼の前で友人が彼のことをファーストネームで呼んだ
42
彼の詩を読み終え、エリーを探して稀覯本のコーナーに行った私は
彼の母親と私が5つしか違わないことを、エリーの口から聞いたのだ
43
翻訳で難しい問題に突き当たったときによくやる逃げ
エリーがなかなか読んでくれなかったのは
彼女自身この小説とそっくりの状況に置かれていたからだった
自分よりもずっと年下の男に入れ込んでいたのだ
いつ捨てられるかと戦々恐々としていた
44
どうして自分に読ませないんだとヴィンセントは言った
48
彼は私の生徒の何人かやミッチェルに対する怒りを口にし
嫉妬が混じっていた
49
後に彼は私のもとを去ってすぐ結婚したので
50
それは起こった、と書いている
いまだにそのロウソクの素性はわからないままだ
彼以前にだれかを愛したことは多分1度しかなかった
53
渇望
私の家から彼の住む町までは1マイル
1マイル
m換算で1609.344m、 1609mくらい
km換算で1.609344km 1.6kmくらい
60
知り合ってまだ1週間も経っていないのに
もう私から去っていってしまったと思った
61
私たちは一緒にそこを出て、友人の家に向かい、途中で喧嘩をした
朗読会の様子を面白く描写するのは難しく
朗読ではなく別のものに変える
62
喧嘩は彼の友人のキティをめぐって
アルコーヴ
64
小説の中でどこまでそれを描写していいのかよくわからない
66
ライムの木
70
S・Bとなっている人物による朗読会
メキシコ料理店に行った
日本料理店に行って
72
15フィート
1フィートも1尺もおよそ30センチメートルだから
15倍すれば4メートル半くらい
78
イヴリンはエリート 私の共通の友人で
96
最初は短い小説にする予定だったのに
翻訳からもまだ足を洗えずにいる
私は自分のお金を管理するのがあまり得意ではない
97
翻訳者はページいくらで報酬を支払われるので
丁寧に翻訳すればするほど
時間あたりの稼ぎは減り
結果として丁寧な仕事をする翻訳者ほど報われない
101
喧嘩は全部で5度あったと思う
117
いつも同じ人間である必要なんかないのだと
▶アイデンティティの反対の、「分人」みたいな考え方
118
どの人格も嫌いだったが、
そのどれが自分であっても不思議はなかった。
120
マデリンは もっぱら箸を使い
128
彼が結婚しようと言ったことがあった
132
彼が何も言わずにいなくなり、完全に私の前から消え
136
ヴィンセントと私がこの家を買うことになったのは
ラズベリーの群落
梨
ライラック
ヒッコリーその他の樹木
193
いま書いている小説に、センチメンタルあるいはロマンティックな要素も出てくるかも
ヴィンセントは渋い顔をする
性的な場面は避けるべきだと彼は主張する
女が男に激しい情欲をいだき、ついにそれは耐え難いまでに高まってしまい、
194
ヴィンセントは、私が感情面についても書くべきではない、皆無とは言わないまでも最低限にするべきだ
196
マデリンはイタリアでいっしょに暮らした男の話をした
197
エリーは夫といっしょだったときのことを話した
他人といっしょに暮らすのは簡単なことではない
206
両側から突き出たクラッスラの硬い枝が体を叩いた
クラッスラ
208
ローリーを家に招待し
▶誰だよ?
209
マデリンが彼をスーパーで見かけた
ガールフレンドも一緒だった
とても若い子
17とか
とてもきれいな子だった
なぜ私はマデリンに彼女がきれいだったかと訊ねたのだろう
210
町をすみずみまで歩き回ってあらゆる場所を探す
私は時々それをやった
ペストリーは、小麦粉にバターあるいはショートニングなどの油脂、塩��砂糖、卵などを加えて、パイ状に焼き上げたお菓子や料理の総称のことです。
パイやタルトなどが当てはまり、油脂を多く含んだ生地でサクサクとした食感が特徴です。「ペイストリー」や「ペーストリー」とも呼ばれています。
224
カシ材(樫)一枚板 角材
カシ材とは、ブナ科の常緑高木の一群の総称。
狭義にはコナラ属中の常緑性の種をカシと呼ぶが、同じブナ科でマテバシイ属にシリブカガシもカシ(樫)と呼ばれている。
字のごとく硬いので道具類、建築用材などに使われる。ただし加工がしにくい。
乾燥が難しいので最近は流通量が少なくなっている。
225
カードテーブルに向かい
▶いつもカードテーブルに向かってんなー
225
彼について書き記した
▶もう完全にノイローゼだ(笑)
226
どれだけが怒りから書かれていて、どれだけが愛から書かれているか
227
ついに彼から実体を抜き取ることに成功した
ある意味彼を殺したのに等しい
228
三人称ですら生々しすぎる
もっと遠い人称がほしい
四人称などというものはなかった
238
喜びのあまり、またしても彼を探しに出かけていった
▶おもしろすぎるー
笑ってしまった
240
クラッスラ
モッキンバード
他の鳥の鳴き声を真似してなく鳥
スイカヅラ
セージ
干潟
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その女だけがもつ体のパーツの一つひとつが、それが愛する女のものであれば、彼にとってはかけがえのないものになった。持ち主にとってよりも大切なものだった。