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紙の本
様々な医療の取り組み・進化が分かる内容です。
2023/04/14 15:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
当書は医師の講演会を文章に著したものです。たくさんの医師、一部は医師ではない識者も登場します。
今、医療はどんな取り組みを進めているか、その最先端の内容が当書では分かります。医療の進化にも気付かされる1冊です。
紙の本
医療はここまできたのか、まだここなのかを考えさせる
2023/03/31 20:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雑多な本読み - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、2023年4月開催の第31回日本医学会総会を前に出版されたもので、コロナ禍での医療やAI等の技術革新、少子高齢社会における医療等の課題を多くの方が論及している。目次を見ると、
はじめに
1 医学・医療を変えるテクノロジー
AIが切り拓く医学。医療 中村祐輔
ウェアラブル超高感度センシング技術が切り拓く医療イノベーション 染谷 隆夫
期待される遺伝子治療 小澤 敬也
2 未解決の健康課題
未来のがん医療 宮園 浩平
新興・再興感染症の脅威とその解決に向けて 進藤 奈邦子
生活習慣病の未来と精密医療 春日 雅人
3 医療は社会をどう変えるか
Better Co-Beingという視点から医療を考える 宮田 裕章
未来の医学・医療と倫理―科学の進歩に社会は追いつくか 飯野 正光
新型コロナの教訓から考える、未来に向けての地域医療 尾崎 治夫
「医の変革」座談会 となっている。
どのテーマも初めての人にとっては理解が難しいし、まず、専門用語が多いので大変だと思う。それでも、新書でコンパクトにまとめているところは価値があると思われる。研究者は一人かチームで探究しているところから、ゲノム解析のように世界中に存在するデータを集約・分析して研究成果を出すなど、手法も変わってきている。ウェアラブルでは、服のように着て、歩行のビッグデータから早期に認知症を発見するなど、こんなことができるのだという具合である。さらに、数多くのセンサーがあれば、災害時の避難所での高齢者、機能低下した人の状況を的確に把握して、支援体制を組むことができる等の活用が可能であるとか、見方が変わることも多い。期待される遺伝子治療では、マイナス点や課題も具体的に指摘される。倫理上はもとより、いかなる手順で進めるのか教えられることは多い。新型コロナウイルスの拡大で、多くの死者を出し、後遺症も侮れないが、それでも、何故、日本は相対的に死者が少なかったのかという評価があり、数多くの課題があることがわかる。一読してほしい本である。
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