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プラン・インターナショナルといえば、子どもの貧困問題、特に女の子の支援に力を入れていることで知られる国際NGOだが、そのプラン・インターナショナルが作ったジェンダーについて学ぶ本。
15歳のソラと14歳のハルが、プラン先生の解説により、色々なシーンからその問題や解決の糸口を学ぶ。
ジェンダーという言葉は聞いたことがあるけれど...くらいの人にも4コマ漫画などで具体例を分かりやすく提示してくれている。
登場人物の年齢も中高生向けに設定されているようで、学校図書館に1冊欲しい本だ。
男女間の格差や差別は、女子の方が深刻でsることは間違いないが、男の子の視点の本もあるとより良いと思う。
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女の子の生きづらさについて書かれた本。
女の子を正当化しすぎている気もするが並列で語るのは難しいのか。
そもそも「〇〇だから」「〇〇なのに」という言葉が問題なのだろう。
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主に女性視点でのジェンダーについて分かりやすく解説している本。中高生向けに漫画も多く掲載されており、そこだけ読んでも面白い。
痴漢、気候変動、家事育児の割合…様々な観点からまだまだ不平等が多い日本。
Me,too運動や名誉殺人など新しい知識も多かった。
本当にジェンダー平等の世界を実現できるのかは疑問だが、理想を追い求めることは現実に近づく第1歩だと思うので今後ともこの思想はぜひ広がって欲しいものである。
改めてジェンダーについて知るにはとてもいい本だと思った。
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第1章 身の回りにあるジェンダー
女の子への偏見についてや多様性、世の中の仕組みについて。
仕事でのジェンダー差やリーダーになるかどうかなど基本的なものが書かれてる。ダイバーシティ(多様性)とジェンダーでは、LGBTIQ+という……呪文かと思える文字が並んでいた。増やしすぎ。全部一まとめにすると、ややこしいので分解して欲しい。
第2章 ジェンダーと暴力
ちかん、デートDV、AV出演にJKビジネス、オンライン・ハラスメント、など一通りの暴力が書かれている。
『同意』の本などを読んで、人権について学んでほしいと思う。
第4章 ジェンダーフリーな社会をつくろう
1994年から男女ともに家庭科になったとある。私、ギリギリ男女共だった時代の人なので、『なんで男が家庭科しなきゃいけないんだよ』という男の子たちと家庭科をする羽目になった。一つ二つ上の世代は別だったのに『なんで俺たちだけ』という男の子たちはいたし、切り替わったらすぐに変わるわけではないという証拠をちゃんと覚えてる。
他にもいろんなことが変わってきたよという事が書かれている章。
そして、これからも変わっていくし、変えていくという終わり方。
その為に学びは必要。
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ジェンダーに対する基本的な解説、今の状況がデータを交えてわかりやすく説明されている。漫画も交えていて、中高生くらいの若い人の教科書になりそう。
簡単、わかりやすさで言えば、前に読んだカラフルKidsの方が良いかな。そちらは小学生にもわかりやすい。