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タイトル通り。
著者は20代のころシャブの売人で、そのうち自らも覚醒剤乱用者になってしまい、精神科病院への措置入院歴もある。いわゆるシャブボケの状態になったため組からも破門されてしまうのだが、これがかえって人生の転機となり、入院中から宅建の勉強を始め、最終的には司法試験合格を勝ち取る。
弁護士になってからシャブ中になる人は何人かいるけれど、逆はかなりレア。文章も散漫ではあるが読む価値はある。「シャブをやめたい人たちは、シャブをやめる前に生活リズムを整えてみよう。」など、実体験に即したアドバイスが本気なのか冗談なのか微妙な味わいがあってユーモアもなかなかある。
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印象に残った箇所については、以下のとおり。
【P4】本書でも説明するけど、僕が意識した生き直しのコツは、「生活リズムを朝方に整える」「人間関係を取捨選択する」「しつこくなる」の3点。これだけで、かなり生きやすくなった。
【P79】情報は整理されて初めて使いもの(になる。信ぴょう性、重要性、緊急性などをマトリクス的に整理して活用すべきだったけど、当時の僕にそんなことはできなかった。
【P130】人生のやり直しのときに、焦ってはならない。焦りは禁物だ。ゆっくりと社会に歩調を合わせて、そのスピードに慣れる。反撃するのはスピードに慣れてからだ。
【P139】ちょこちょこ勉強を「習慣」化する。習慣になるまで、ちょこちょこ勉強を続ける。諦めずに続けていれば、必ず成果に結びつく。
【P189】受験を目指している人へ向けて、強く言いたい。
勉強は朝にしたほうが絶対にいい。
睡眠から目を覚ましたばかりの脳は、疲労がたまっていないからパフォーマンスが一日で最も高い。
【P198】誤った選択をしたときに、あなたは深く考えずに「めんどくさい!もうこうしてやる!」という心持ちでなかっただろうか?粘り強くもう少しだけ辛抱するしつこさがあれば、人生はかなり生きやすくなる。
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著者の経験に比べたら、私の悩みなんて小さなものだなと思います。
著者が意識した生き直しのコツは、次の3点とか。
・生活リズムを朝方に整える
・人間関係を取捨選択する
・しつこくなる
随所にこの視点が感じられました。
著者もそうですが、頭のいい人たちって、ゴールを決めたら、いつまでに、なにをするかを明確にして、毎日コツコツと努力を重ねて、目標を達成するというイメージがあります。
目標達成のために毎日コツコツ続けることは、ある意味”しつこい”に入るのかなとも思いました。
”あっさり”から”しつこい”に、アップデートしないと!?
日本は、敗者復活が難しい仕組みの国と感じています。
ダイバーシティ、インクルージョンはもう目の前にあるのに。。。
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少しヤクザにかすった、ぐらいではない。
それだけに、すごい努力をして、し続けているんだろう。事実が物語っている。
彼に言葉をかけた裁判官は、誰だろう。
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究極の人生やり直し物語。
人間の弱さは誰にでもあるし、また誰でも生き直すことができる。
著者からのアドバイスは「生活リズムを朝方に整える」「人間関係を取捨選択する」「しつこくなる」
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冒頭にある様にビリギャルみたいな話ではなくやれば出来てた人の堕落からの再生回帰。
とはいえ諦めずにやり通すのは生半可ではなさげ。
犯罪者時代の話は論外だけど著者は「元」であって真っ当に生きる努力をする人としてはもはや普通の人となんら変わらない。
過去は変えられないけど
より良い未来を諦めない、やり通す事は大切だしそうする人を見守ったり応援するのも大切だなと思う。
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内容というか著者は素晴らしい。読んでいる途中からいつの間にか涙がでている、感動!
でも、編集というか、構成がよくない。
いろいろ話題を振りまいているがキチンとそれが回収できていないし、時系列もおかしい点を感じた。
特に、大平光代さんとのその後についてや、極限まで減量したボクシングについて、ちょちょと書いて尻切れトンボなのは不満である。
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諸橋弁護士の壮絶な人生が描かれた一冊です。個人的にはリアルなウシジマくんの世界は本当にあるのだなと感じました。そして、よく覚醒剤中毒から弁護士になれたなと感心しました。
小さなきっかけから悪い習慣が積み重なると、墜ちるところまで墜ちてしまう。一方で、小さなきっかけから、良い習慣を積み重ねると人生が好転していく、その双方について、書籍から学びました。
個人的には、勉強方法のメソッドは、自分にも子どもにも当てはめることができ、高校生くらいの子どもには人生勉強のために読ませるべきとも思いました。
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ぶっちゃけ、まず表紙の写真がなんてかわいんだろうと思って手にしました、内容は結構ワイルドですがw
前半は著者が暴力団構成員として薬の密売、闇金業を行い、そして自ら覚醒剤の使用により、幻覚、幻聴に支配されて、失敗を繰り返す日々を振り返り描かれる。そして留置所で読んだ弁護士大平光代著『だから、あなたも生きぬいて』から影響を受けて自ら弁護士になるため勉強を始め、合格するまでを後半では描かれる。
諸橋さんはとても頭のいい人で、ヤクザとしての闇金業の営業も、試験勉強も、効率的に、うまくこなせるんだろうなと思いました。とても才能のある人が、なぜヤクザの道に進んだのか、家族との関係とか、薬物依存になったのかとか、どうして辞められたのかとか、知りたかった。「気持ち」とか「行動」がどう「変化」していったのか、知りたいなあと思ったのですが、全体的にさらっと描かれていて、もの足りなさも感じた。今度SNSとかもフォローしてみようと思いました。
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2024年11月28日、メルカリで本日「反脆弱性」を購入した出品者がこの本も出してた。表紙が素敵だなと思って。
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自分が地の底に這いつくばった経験がある人は読んでみてほしい。勇気をもらえます。
人生に遅すぎることはない、人と比較する必要はない、前だけ見て突き進む大切さを学びました。
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私は元ヤンが成功しましたというのは好きではない。
元々真面目な人が一番いいのにといつも思っていた。
この人は元ヤンどころが元ヤクザの人だ。本職さんだ。
ヤクザ時代をなんか過去の栄光のように、まるで元プロ野球選手がだったかのように思っているのではないかという気がしてならない。
読み物としては面白い。また努力もしたのであろう。
ただ本人も書いているように、この人は恵まれた家庭環境にあった人だ。だからこそ立ち直れたということだ。
勉強法として、とにかく問題集を解くという方法だ。
これは参考になった。
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・過去問をとにかく解く。
司法書士は2年で受かったとのことだが、周回スピードも早かったと思われる。
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