紙の本
隣はシリアルキラー
2023/07/06 22:34
4人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
中山作品と合って徐が犯人だと思ったが大どんでん返しが最後に用意されていて主役の神足の素性とともに楽しませてくれました。恋人が犯人というところも意外な展開でした。また、次の中山先生の作品に期待します。
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タイトルとは違い、最後は切なくなるような悲しい結末でした。勿論、七里さんらしいどんでん返しがあります。凄く楽しませて頂きました、
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めちゃめちゃ面白かった!
予期せぬ結末…!ちょっぴり切なくなった。
一体なにがどう動いていくのか、先が読めなくてドキドキ!
グロくもなく、おすすめの1冊☆
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中山七理さんの本はこれがはじめてです。
隣室から聞こえる異音に「死体でも解体しているんじゃないか」と疑い始めた主人公・神足友哉のお話。
文庫のデータですが、検索しても単行本データが出てこなかったので、ここに単行本の感想を書きます。
文庫本とは違って、単行本の表紙では、排水溝に流れ込む血のような赤い液体が描かれています。
そのおどろおどろしい表紙にドキリとさせられますが、グロテスクなシーンはそれほど多くはなく、主に「想像すると怖い」というような描写に留められています。
ホラー映画に例えるなら、カメラに直接お化けが映るわけではないけれど、ここにいそうだという描写が多用されている感じ。
個人的にどんでん返し的なものはなく、予想の範囲内に収まっていて、「想像した通りのことが想像した通りに起きていた」という印象でした。ゴリゴリの推理小説とは違って登場人物も少ないですし、どんでん返しをうたっているわけでもないので、許容範囲内でした。
うーん、でもこの本を手に取ったときに期待したものとは少し違ったかな? と読み終えてみて感じるのが正直なところです。
ネタバレになってしまうので「何が」とは言えないですが、予想通りに予想通りのことが起きるのって、やっぱりあんまりおもしろくはないんだなぁ。
どちらかというと刑事物を読んでいる感覚に近いかなと思いました。容疑者をきちんと検挙するためにはどうやったらいいのか? みたいな……
ただ、読み終えてみたらそう思うのであって、中盤あたりまではぐいぐい読ませる展開で面白かったですし、文体も特に引っかかるところがなくて良かったです。
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中山七里先生のお話を初めて読みました。
文章が読みやすくて、スラスラ読めました。
徐の不気味さがとても良く、面白かったんですが、もしかして犯人は……と最後が読めてしまったので、少しモヤモヤしてます。
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このまま終わらないよね、、?
と期待しながら最後の方読んでいったら、、
どうなるかは是非読んでみてください笑
ちょいグロ、サイコホラーは生活から連れ出してくれる本の筆頭ですね。
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限られた登場人物の中から「実はこの人が犯人でした!」というパターンに、いささか食傷気味になっていたところへ、この作品の設定は新鮮でした。それに加えて、中山七里氏だけに一捻り二捻りある訳で、ほぼ一気読みするほど惹き込まれました。
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夜な夜な聞こえるノコギリの音。
隣に殺人鬼が住んでいるのでは?と不安で夜も眠れない主人公がちょっと面白い。
そういえば、私の隣の部屋からも夜な夜な変な音がするけど大丈夫なのか?
連続殺人鬼?と主人公の展開が楽しく、一気読みしてしまう。
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初の中山先生作品でした。
分かりやすいタイトルとジャンルに惹かれて。主人公の隣室から、夜な夜な不気味な音が聞こえてきて、それをきっかけに主人公の周りで殺人事件が起こり、それが少しずつ近づいてくる、というホラーミステリー。初読みの中山先生でしたが、文体がするすると読みやすかったです。
警察と主人公の関係性や、夏という時期や工場という何か起こりそうな立地条件など、ヒヤッとする要素は幾つかありましたが、「シリアルキラー」というタイトルなので、もっと異質感を期待していたので少し物足りなかったです。あと、ラストに急に流れが分かりやすくなるので、もうひと盛り上がり欲しかった…!
ただ、読了後にタイトルを見ると改めて「なるほど!」となるので、分かりやすいタイトルではありますが、小技が効いているなと感じました。
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楽しみにしていた中山七里さんの新作文庫本でした。帯や背表紙に書かれていたホラーミステリーではありません。震え上がる事も無い。中山七里作品では珍しく笑えます。今一つ二つ以上盛り上がらない作品です。終盤読む前からラストが分かってしまいました。
最後はどんでん返しと言えるのかなぁ?持ち味が感じられなくて残念です。
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装丁とタイトルの組み合わせが合っていて気になったので購入。
「神様のエラー」というワードで、ふむふむとなった。
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初めから犯人が分かっているのは中山七里作品では珍しいな、と思い読んでたら最後に驚かされました。途中引っかかった所もちゃんと回収されて、スッキリしました。
タイトルで「隣人」みたいに、アパートの部屋である事を確定させなかったのも納得。
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夜な夜な隣の部屋から聞こえてくる不気味な音。まるでその音は人体を切り刻んでいるようで、主人公の神足は毎夜眠れぬ夜を過ごす。隣室の中国人徐は連続殺人犯なのか。
やはり中山七里さんらしく、殺人事件を軸にしながら社会問題を絡めて来ましたね。今回は外国人労働者問題や前科者の社会復帰問題が副題になっていて物語に厚みがありました。
途中、そこは警察に通報でしょ?って場面で神足が逃げてしまったことにえぇっ?!と思ったけど彼にも複雑な事情が隠されていて、前科のある人の就職が難しいということに日本社会の負の部分を見た気がしました。でもやっぱり同じ職場で働くか、と問われたら悩むかなぁ。
主題の殺人事件の方は、最後呆気なく終わった感がありましたね。エピローグもなんとなくどこかで読んだことのある感じで物足りなさを覚えました。
結局、矢口さんが1番かっこよかった。
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このままの展開で終わっても物足りないと読み進めていたら、「最後はそうきたか!」となりました。がしかし、何となく予想出来たのでこの評価です。
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いや、ハラハラする展開が連続して私はものすごく楽しかったです。
主人公の意外な設定が真ん中あたりで発覚するのですが、それ、クライマックスじゃないの??と素で驚いてしまった。
お話の構成がよい。最初の方に何度もしつこく言ってたことが、今作の伝えたいことなのかなって感じました。
そんなのあまり持ちたくない、もしくは持っていない。と普通の人なら思うはず。でも、読者は先入観をもっていたことを思い知らされるラスト。
なるほどね。鏡ってね。そう言うことなのね。
めちゃくちゃ楽しかったです。