投稿元:
レビューを見る
発達障害気質は白黒分けることはできず、グラデーション範囲が存在する。僕自身もなんらかの「グレーゾーン」を抱えている気がするので読んでみたい
#発達障害「グレーゾーン」生き方レッスン
#岡田尊司
23/6/6出版
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
#読みたい本
https://amzn.to/43Mm3P9
投稿元:
レビューを見る
発達障害=脳の特性である。ADHDやASDなど、現在では理解度が深まっている分類含め、8つの脳の特性を解説。
エビデンスが豊富であり、納得できる。
多くのひとが当初を読み、生きづらさを感じる人をカバーできるような世界を願う。
投稿元:
レビューを見る
発達特性を踏まえた具体的な対応策が随所にちりばめられていた。
睡眠、生活リズムの改善は全ての基礎。
適材適所。
自分を知り、自分にあった環境をチョイスしていく力。
投稿元:
レビューを見る
今回もとても勉強になった。仕事だけではなく、自分自身の生き方にも参考になることばかりだった。抱えている問題があっても、絶望することはなくても大丈夫で、自分で自分のことを何とかできるのだという気持ちになれる。
投稿元:
レビューを見る
前回の本よりより具体的な対処法が書かれていた。
パターン別にこういうタイプの人はこう考えている。
というのも勉強になった。
自分にも何かしらのグレー部分もあると感じるし、少しでも楽に生きられるように人それぞれが考えながら暮らしていけたらと思った。
投稿元:
レビューを見る
前著『発達障害「グレーゾーン」その正しい理解と克服法』とは異なり、特性ごとの具体的な対策方法が述べられている。
・うまくいくための土台は、良い睡眠と安定した生活リズムから。
・朝起きたらストレッチをする
・大事なのは、自分の身体が感じている感覚に注意を向け、それをゆっくり味わいながら、身体とやり取りすること。
・怠け者の脳を働かせるには、逃げ場がないように、明確な指示を出しておく。何日何曜日の何時から、何に取り掛かるということを決めておく。
→あらかじめ明確に開始日時を指定する。
・愛想の良さは、「応答性」が重要
→相手が笑えば一緒に笑顔になり、相手がつらそうにすれば、同じようにつらそうな表情を浮かべる。
・グレーゾーンの人は、喋るのが苦手か、一方的に喋りすぎるかのどちらかになりがち。
人は、自分の話をよく聞いてくれる人に好感をもつ。
・魅力的な喋り方の人は、話す言葉に心地よい抑揚がある。そのためには普段からトレーニングする必要がある。
→力を抜き、笑みを浮かべながら、軽やかな抑揚をつけて、やや小さめの声で喋るようにする。大きすぎる声を出していると、微妙な声の陰影をつけるテクニックが養われない。
・押し付けがましい態度に、女性はDVの匂いをかぐ。断定的な言い方をしたり、上から目線で他の人に接したり、強要するような態度をとってはいけない。
→相手の主体性や気持ちに対する配慮が欠けていないか度々チェックするようにする。
・「心を開いた状態」とは→相手に対して開かれているだけでなく、あらゆる可能性に対してオープンな状態でもあり、さらに自分自身に対しても開かれた状態で、素直で先入観のない状態のこと。
・心を開いた状態にする、三つの条件
→①「相手に対する新鮮な関心」相手が感じていること、関心をもっていることに、相手の視点で関心を注ぐ態度
②「ありのままに受け止め、認め、受け入れる」こちらからの基準や価値観に縛られない
③「真っ白な気持ちで向き合う」先入観や決めつけ、とらわれや一方的な価値判断から自由な状態でいる
・「心を開いた状態」は、人に対して言えば、「安全基地」になること。
→安全基地とは、安定した愛着を形成するうえで、あるいは、それを取り戻すうえで、安心の土台となり、そのプロセスをささえていく存在のこと。
・安全基地となるには、まずは安全を脅かさないこと(安全性)、相手が求めたら応えること(応答性)、相手の視点で考えること(共感性)が求められる。
・面倒な相手ほど、礼儀正しく接して、余計なことは言わず、一定の距離をとることが安全策となる。
・グレーゾーンの人は、同一パターンの行動を繰り返す傾向やこだわりがしばしばみられる。
・その人のルールや基準は、あくまでその人のものであり、自立するということは、その人自身のルールや基準を手に入れることである。
・グレーゾーンの人は、正しさや数字や結果といった、明白に表されたものに価値を置く傾向がある。それゆえ、気持ちや努力やプロセスといった、曖昧でつかみどころのないも��には、あまり関心を向けない。
・気持ちに注意を向ける人は、大変だったねと労いながら、自分もそういう目に遭うことがあると共感を示したうえで、上司がどういう事情で仕事をふってきたのか、よくそんなことがあるのかを聞いていく。そのうえで、ほどよい対応策を探っていく。
・白か黒かにとらわれない(二分法的思考)
・グレーゾーンの人は、推測と事実を混同してしまいやすい。事実と推測を切り分けるだけで、頭の整理ができる。
・自己肯定感を高めるには、しっかり準備することが重要である。
・やるからには、うまくいきそうなことをする。負け戦はしない。
・なにかに見切りをつけるにしても、小さな勝ちでもいいので勝利や達成を手にしてからやめるのがいい。
・自分の失敗パターンに気づく。
・上手くいっている時こそ、自分の失敗パターンについて、ときどき振り返ってみる。
・グレーゾーンの人は、自分の特性を嘆くよりも、それをよく自覚して、その欠点を補う対処法を考え、どちらに向かって生きるのかという生き方の部分を見直したほうが、素晴らしい人生に出会えるだろう。
・自分がどうなりたいか、何がしたいのか、何を大切にして生きていくのかということについて、ある程度明確に自覚してはじめて、自分で主体的な決断を下し、前に踏み出すことができる。
投稿元:
レビューを見る
発達に課題があるグレーゾーンの人だけでなく、どの人にとっても大切なことが書かれてある。失敗を恐れず、心を開いて一歩踏み出すことで克服できる。なかなかその一歩が踏み出せない人には、その人の特別な味方になる存在がいるかどうかがとても大切な岐路になる。自分も味方になれる存在でいたい。
投稿元:
レビューを見る
特徴ごとに具体的な生き方を記してある。
自分に当てはまる特徴の部分を読むと自分が気にしてる、問題となっている点が書いてあってそれならこうした方がいいと優しく書いてある。
専門用語はなく、人に寄り添うような優しい書き方をしてあって優しさであふれた本だなと思った。
投稿元:
レビューを見る
グレーゾーンに見える人に向けて
どうアドバイスをすべきなのかを知るために読む。
当人がどう意識してるかがわからないと
やはりどうしたらいいかわからないが、独断で診断せずに様子を見てこの本で読んだことを知らせていこうと思う。
投稿元:
レビューを見る
1 どんな本?
発達障害未満の生きづらさを抱えるグレーゾー
ンの人達が人生を切り開いていける要素と必要な
支援を説き、生きづらさを乗り越えて自分らしい
人生を手に入れる知恵が詰まった本。
2 なんで読んだの?
(1) 発達障害絡みで高レビューだから。
(2) 自他の生きづらさを緩和する知恵が欲しい。
(3) 育児等に役立てる事ができる状態。
3 構 成
全10章275頁
「同じ特性を抱えて居ても上手く行く人と行かな
い人が居る。その違いは〜」から始まり、「失敗
を恐れずに行動を続ける事が大事。行動はいつか
恵みとなって戻ってくる。」と終わる。
各章末にトレーニング法と療法の紹介があり、
巻末でそれらの概要を紹介している。
4 著者の問題提起
発達特性に関わらず人生がうまく行く人が居る
けど何が違うの?
5 命題に至った理由
発達特性を抱えている著者の人生経験と臨床経
験から。
6 著者の解
心を開く能力、失敗を恐れない行動、幼少期の
安全基地
7 重要な語句・文
(1) 睡眠と生活リズム
(2) 生活のコントロールが生きづらさを和らげる。
(3) 安全基地
(4) 人の表情に敏感になる。(子供にも)
(5) 二分法的思考
(6) 反芻思考を止めるには分析結果を感嘆詞(!)
をつけて書き出す。
(7) 自分の価値が認められる体験
(8) 上手く行ってる時ほど気を引き締める。
(9) 心を開く。
8 感 想
失敗を恐れず行動したくなった。
刺さったのは反芻思考の止め方。実際止まった
ので効果があると思う。考えても仕方ない事を考
え続ける事を極限出来そう。
深く知りたい事は安全基地。親として立派な基
地でいたい。
人に勧めるなら生活(家事や趣味等)をコントロ
ールする事が生きづらさを和らげる事。不安でど
うしようもない時こそ掃除や洗濯、片付けをしよ
う。
ビジュアル要素は無し。
この本は発達特性関係なく学びになる生き方レ
ッスンだと思う。障害が無くても心を開く事や行
動力が無い人は生きづらいと思う。
9 TODO
(1) 反芻思考が出たら分析して感嘆詞をつける事
を手帳に書く。
(2) 我が子の安全基地になる。全肯定する。それ
を言葉で伝える。
(3) 人の感情にフォーカスした付き合いを念頭に
置く。
10 問 い
生き方とは?
11 答 え
人付き合い。
投稿元:
レビューを見る
途中で読むのを辞めてしまったのだけど、ここに書いてあることを全て鵜呑みにしていたら、ほとんどの人がグレーゾーン、つまり発達障害なのでは?と思ってしまう。
人として生きるにあたり、当たり前の大切な事が書いてあったりするので、発達障害とかグレーゾーンではなく、単なる生き方レッスンというタイトルであれば、また違う印象なのではと思う。
投稿元:
レビューを見る
世の中に15%もいると言われるグレーゾーンの方の解説した前著から今度は生きにくさに対する対処本として書かれている。
中には、グレーじゃなくても使えそうなテクニックも記録されている。ただ、そういったテクニックって習得するには手間と時間を要するので、本当に困っていないと実践しようとはならないかも。
全体的には勉強になった。ケーススタディだけじゃなく、エビデンスレベルでどうなのかも知りたかった。
投稿元:
レビューを見る
NDC369
「ときには障害のある人以上に生きづらさを抱えやすいグレーゾーン。グレーゾーンの人がうまくいくためには、特性の理解とともに自分を生かせる「生き方」を身につけることがカギを握る。本書はグレーゾーンに多い睡眠や生活リズムの問題から、不安や回避、自己肯定感の低下、愛着障害やトラウマの克服まで、本来の自分とつながるための究極のアプローチを紹介する。グレーゾーンだけでなく、生きづらさを感じるすべての人に役立つ一冊。」
目次
はじめに グレーゾーンの生きづらさを乗り越える
第1章 睡眠と生活リズムを整える
第2章 楽しみと心地よいルーティンをもつ
第3章 感じのいい人になる
第4章 心を開き、安全基地を手に入れる
第5章 自分を守れる人になる
第6章 こだわりと白黒思考から自由になる
第7章 不安やネガティブな感情に対処する
第8章 人生をコントロールする
第9章 自分自身とつながる
第10章 すべての苦労が恵みとなって返ってくる
著者等紹介
岡田尊司[オカダタカシ]
1960年、香川県生まれ。精神科医、作家。医学博士。東京大学文学部哲学科中退。京都大学医学部卒。京都大学大学院医学研究科修了。長年、京都医療少年院に勤務した後、岡田クリニック開業。現在、岡田クリニック院長。日本心理教育センター顧問。パーソナリティ障害、発達障害治療の最前線に立ち、現代人の心の問題に向かい合っている
投稿元:
レビューを見る
障害とは診断されないが生きづらさを感じているグレーゾーンの苦悩が理解できた。
本音を曝け出せる安全基地の重要性と自分の得意を活かせる環境を探し出す事の重要性を再認識出来て良かった。