電子書籍
私はスカーレット 上
2024/01/06 13:42
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投稿者:はっち - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初の一文から惹き込まれ、どんなときでも力強いスカーレットに魅了されたし、レットがかっこよかったです。原作も映画も見たことが無いのですが、この本がとても面白かったので、どちらも見てみたいと思います。
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初めて読む「風と共に去りぬ」の林真理子バージョン。
スカーレットの視点で描かれてる本作。
いやぁスカーレットの傲慢さが凄い。
なんて性格が悪いんだろうとびっくりした。いや、たんに自分に正直なだけなんだけど、にしても読むのが辛かったなぁ。けど、そー思ったのは途中までで、戦争が佳境に入りいよいよ南軍が厳しくなってからのスカーレットはカッコよかった。
周りは無駄にプライドが高く現実逃避しかしてない人ばかりの中で、ひとり悪者になり孤軍奮闘してる姿は、なるほどこの物語が受け継がれている理由がわかった。
下巻も楽しみ
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マーガレット・ミッチェルの名作『風と共に去りぬ』を、林真理子さんが一人称小説にアレンジした作品。
物語の舞台は南北戦争時代のアメリカ。
スカーレット・オハラを勝手に優雅で上品な女性だとイメージしていたが想像を覆された。
戦争なんて関心なし。
興味は華やかなドレスとパーティー&男性にモテる事。過去イチ突き抜けた最強キャラだ。
超ド級の自己中で自惚れ屋。
好きな男にフラれ、やけくそで結婚した相手は挙式二ヶ月後に病死、17歳で未亡人に。
波乱万丈にも程がある。
戦禍に巻き込まれても逆境をバネに逞しく生きる彼女から目が離せない。
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スカーレットの1人称!
なんて面白い試み。
結末を知ってるのだけれど。
ドキドキしながら読みました。
スカーレット、若いときにすごい重荷を背負わされたんですね。
今、読み返してシミジミと感じました。
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表紙が綺麗だし一人称で書くという試みが気になって読んだけれど…。
一人称だから仕方がないのかもしれないけど、脇役たちの扱いが雑だなぁと思った。
ポーク、タールトン夫人、ピティパット叔母さん達は雑過ぎて『風と共に去りぬ』とは違う印象を持つ。
その他にも「知り合い」の一言で名前さえ略されてるキャラクター達…。
登場人物がただでさえ多い物語だけど、スカーレット的にどうでもいいという判断なのか?脇役達を不憫に感じた。
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映画も舞台も見たことのある「風と共に去りぬ」、ビビアン・リーの美しさにひたすら圧倒された。
林真理子氏が一人称で、書くとこうなるかと期待どおりだったが、エンターテインメントに仕上げているのは、凄い。わがままなスカーレット、現代なら炎上間違いなしだが、心の声を憎めない。メラニーのほうがなんだか不気味である。
南北戦争の頃の時代背景、タラという土地の歴史、壮大なテーマにちょっとミーハーな要素も盛り込まれた楽しい物語だった。
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1文目からグイグイ引き込まれて、ページをめくる手が止まらなくなった。
美人で気が強い大農園のお嬢様・スカーレットが、戦争に翻弄されながら、お嬢様時代には考えられないことに直面しながら、たくましくなっていく姿にしびれる……!
強くて美しい主人公も、軽快な文体も大好き。
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私はスカーレット上/林真理子 #読了
12/22
表紙のデザインの美しさに魅了され内容も全く知らずに読み始めました。名作『風と共に去りぬ』の一人称視点作品。大農家のお嬢様スカーレット・オハラの我儘さに圧倒されながらもアメリカ南北戦争に巻き込まれ逞しく生きていきます。
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読みやすい、そして面白い、率直な感想。翻訳本の、風と共に去りぬは、挫折しましたが、これはこのまま下巻までいけそうです。詳しい感想はげかんで。