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投稿者:plastickkk - この投稿者のレビュー一覧を見る
週刊誌を読まないので、初見で読みました。(藤井七冠のファンなので)
杉本先生の、ひととなりは、たまにネットニュースで読んでいたので、好感を持っていましたが、どんな文章を書かれるのか、楽しみでした。
イヤハヤ。読んでびっくり!
軽妙洒脱、これほど文章もお上手とは。
軽快なリズムで、全く飽きないで最後まで読ませていただきました。
藤井七冠に対する、深い愛情と、弟子にもかかわらず、その才能に対する敬意。
文章に杉本先生の人柄がにじみでで、大変心が温かくなりました。
日々の人間関係に疲れている人におすすめです。
きっと、人って悪くないなあと、しみじみ思えます。
紙の本
ほどよい距離感
2023/06/14 12:14
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
羽生さんは知っていても、将棋について詳しくない人にはぴったりのエッセイ。毎回、献血ルームの雑誌で読んでいましたが、電子書籍で購入。バスや電車の待ち時間にちょうどいいです。
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【スゴすぎる弟子をもった師匠の思い】将棋界を席巻する天才・藤井聡太。その師匠である著者が、瞬く間に棋界の頂点に立った弟子との交流をユーモラスに明かすエッセイ集。
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藤井聡太さんの師匠として2016年のレビューからずっと報道対応などの前面に立ってきた杉本先生のエッセイです。
文中では藤井八冠をフォローする自分のことを自虐的に書いてますけど、杉本先生がいなくて藤井さんがマスコミの過熱報道の矢面に立っていたらここまで成長したのかどうかとも思うわけで(まぁ婚約や結婚報道の只中で七冠独占した羽生善治なんて人も過去にはいましたが)。
杉本先生自身は照れ隠しした書き方をしていますけど、藤井さんの成長に対する功績は大きいなと改めて感じました。
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藤井名人の師匠・杉本昌隆八段が『週刊文春』に連載中のエッセイをまとめたもの。全100話と盛りだくさんである。ネタは藤井名人の話が多いが、他にも指導の話、棋士の食事の話、女流棋士の話などバラエティに富んでいる。適度に自虐的な文章が心地よい1冊。
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おもしろい!久しぶりに”読んでよかった”と思えるエッセー集に出合えた。杉本氏のお名前は知ってはいたが、それこそ”あの”藤井聡太くんの師匠というだけ。これほど魅力的な文章を書かれる方だとは!一気にファンになった。
将棋の駒の動かし方しか知らない私だが、将棋界の実情を垣間見ることができ、なんだかとても得した気分になった。傍目からはわからない、棋士の仕事も体力勝負であることなどなど、ご苦労を決して悲観せず、明るい文章で笑いとばしておられる生き方そのものにも感動する。良い師匠とは決して上手に技術を教えることだけはない。弟子の可能性を信じ、人としての生き方を導くことこそが、真の師であることを改めて感じることができた。続きが読みたい!次回作も期待!
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さすがに最強の棋士を弟子に持っているだけあってネタは尽きない。杉本先生の自虐ネタも秀逸。
先崎先生が「羽生さんが七冠とったんだから藤井くんも七冠はとるだろうけど」と当然のように語っているのが興味深い。棋士の先生方はそういう感覚なのかな。
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とてもユーモラスでチャーミングなエッセイだった。表紙と帯の笑顔も素敵で第一刷から手にした第三刷までの間が短いことにも納得。
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将棋への愛があふれるエッセイ集。どのエピソードも面白いが、藤井聡太七冠という世界一の弟子を持った大いなる喜びとひとかけらの複雑な思いが吐露されている第15回や第41回などが特に味わい深い。
杉本八段のお人柄が偲ばれる。
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ロザン菅さんがYouTubeで本書を紹介し称賛されていたため手に取ってみた。
私自身も3年前から将棋が好きである。
本書は、藤井七冠の師匠杉本八段のエッセイをまとめた書籍である。
杉本八段のユーモアある文書力に驚嘆するとともに、藤井七冠に対する師匠としての親心、棋士としての尊敬を至る所から感じることができ、最後まで楽しく読み進めることができた。
また、杉本八段の柔軟な姿勢で藤井七冠や他弟子と関わっておられる考え方にも共感できる部分が多く、部下や子供との関わり方に悩んでいる人にもオススメしたい本だと感じた。
将棋好きでない人にもぜひ読んでもらいたい。
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やはり杉本師匠より、藤井聡太の師匠のイメージ。その内容が書かれており、日常や裏話もあり興味深く読めた。 短編で読みやすいが、しっかりした内容でした^o^
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谷川先生と同じく、師匠こんなに面白い文章書けるんだと思いました。
藤井くんはあのソツのなさから普段どんな生活なんだろう?と思ってましたが、本に出てくるちょっとしたやり取りなどで人間らしさが感じられました。
最後のエピソードで本当に藤井くんのことを守って考えてあげてるんだなとよくわかった。
将棋の師弟関係って全く関わらない人も珍しくないようなので、藤井くんはこの師匠でよかったねと改めて思いました。
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藤井聡太の師匠の杉本八段が週刊文春で連載しているエッセイ。
当然ながら藤井の話が多いものの、それ以外の棋士である自身のことや将棋界の話も含めて面白かった。
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かわいい系エッセイ。表紙もかわいい系。
週刊連載ということもあり、短いエピソードがどんどん続いて100回分。各回のタイトルも興味深いのでさくさく読める。
何より、この少ない文量に情報や面白さを詰め込む師匠。地味に、いやとてつもなく文才がある。
自虐もふんだんに入るが嫌味なし。謙虚な姿勢とほっこりスタンスが爽快感と癒しのエッセンス。
藤井さんのおかげでネタは事欠かないかもしれないが、この人の本業はプロ棋士ではないか!
一流は何でもできるのか?はあ…(ため息)
自分は全く将棋がわからず、◯月のライオンも将棋シーンを斜め読みするレベルだが、AI分析や戦法の移り変わりなど、興味深い話題も沢山。
その人らしさが将棋の指し方にもあらわれるのも面白い(持ち駒を投入しまくって囲いを修復する「リフォームの杉本」という異名がクリーンヒット)。
弟子が史上最強棋士となると、どこかで悔しさや苛立ちが湧き上がるだろうに。師匠は嫉妬もない(書かれないだけかもしれないけれど)どころか、どこもかしこも弟子の活躍を喜ぶ姿に溢れている。さながら優しい親戚のおじさん…。
藤井さんにパソコンの操作法習ったり、買い物に行けば必ず目立ってしまう弟子たちのために自分でごはんを注文したり。
そして弟子は弟子で将棋の話しかしない。
ほんわかしていたら、竜王戦が藤井聡太対伊藤匠の同級生対決になった。タイムリー。
新世代にわくわくするけれど、師匠もどきどきだろうなあ。
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「藤井君の師匠」と呼ばれる杉本八段が、天才を弟子に持つ師匠の複雑な胸の内をユーモラスに描くエッセイ。
自らも棋士でありながら、本業の方よりも「藤井さんの師匠」として有名になったことをクスリと笑える自虐的なユーモアで包んで描く日常。藤井さんとの師弟関係も見どころ。
「ゆっくり追い越されるのではなくて、気がついたら抜かれている。私がまさにそうなのだが、負かされる悔しさは頼もしさで相殺され、まんざらでもないのだ」という師匠の思い、まさに親心だな〜。