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「織田信長に深く愛され、側室にもかかわらず後継を産んだ生駒吉乃。
名将・松平清康に見初められ、徳川家康の祖母となった華陽院。
明智光秀と貧しい時代を支え合い、つつましい夫婦となった妻木煕子。
独眼竜とよばれた伊達政宗に嫁ぐも、正室として人質にとられ、遠い地から政宗を支えた愛姫。」
戦国時代の武将と姫の恋、そして夫婦の絆をえがいた、四編の物語。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私は、集英社みらい文庫(そして、角川つばさ文庫)が正直苦手である。キラキラしていて、太文字で強調したりしていて。
でも、今の子ども達、小学生たち、が実際に「おもしろい」「感動した」「好き」と言っている本が、ある。娘たちも夢中で読んでいる集英社みらい文庫(角川つばさ文庫)がある。
そこで、「子どもがハマった児童書」について、知りたいと思い勉強している。
大人が子どもに「読んでほしい」本と、子どもが「今読みたい!」本は、違う。惹かれる絵柄も、読みやすい言葉も、違う。
・大人が子どもに「読んでほしい」本は、家の本棚に置く。読み聞かせする。大人が読んでいるところを子どもに見せる。良い本を紹介してくれるイベントや児童書に詳しい本屋に行く。そうやって、常に子どもの視界に入るようにしておくとよい。
その上で、
・子どもたちがスキマ時間に、朝読書に、友達との会話に、力を抜いて読書を楽しみたいときに、「気軽に持ち歩いていつでもどこでもガンガン読める本」というものが、必要。私の小学生の娘たちには今、必要。友達が読んでいる本や、今話題の本、アニメなどのノベライズ本、小学生にはちょっと大人な恋の話や友情の話、自分と同い年の子が主人公の話、学校や日常を描いた共感できる話が、読みたいのだ。
そこで、”子どもが「おすすめ!」「おもしろい!」と言っている本”は何か、
何をどう「おもしろい!」と感じているのかを、母として、図書館員として、知りたいと思っている。