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出版記念講演を受講。非常に好感持てた講義で、早速著書を購入。私自身のビジネス経験の中で得られた考え方が丸ごときちんと体系的にまとめてあり、「共感」という言葉では足りない位の内容。
ただ、難しい部分は、一般的に言って、この手の心境に到達出来るのは、多くの失敗をおかしながらも、ある程度の成功を遂げた者であって、まだ若くて経験の浅い方々にとってはなかなか信じ切れない所があるだろう。
「結果(仕事)」よりも「やった感(作業)」を求めてしまう。それは、究極の本末転倒なのだけど、当事者である本人にはなかなかそれが分からないものである。また、組織にあっては、やはり「どれだけやったか」が評価の対象となり易い。
ここら辺のバランス感覚というものは、ビジネススキルを超えて、それぞれの生き方・教育・信条により大きく左右される。日本の一般的教育を受けてきた者たちにとっては簡単ではないだろうけれど、今までの古い考え方から解放されて、自分で判断して行動出来る人物として成長していって欲しい。本当の意味で右脳で判断出来るような本当に知識と経験を得るために、いろんな事に興味を持ってキョロキョロして欲しい。
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書店店頭で平積みされていたので手に取る。
アウトプット前提でのインプットという提案は、今ではめずらしくない。
その具体的な方法が知りたかった。この本によると、20のフォルダを作り、その中にどんどん入れる。
フォルダ名自体がテーマになるのだろう。
テーマで繋がった、そのフォルダ内での情報掛け合わせがスパークを生み、アイデアが出るのだろう。なるほど、無目的に情報収集するよりは、このフォルダに入れる、つまりテーマに沿った情報収集という意味では理にかなっている。
この著者も、情報コレクターになるのは避けるよう警鐘を鳴らしている。
情報収集テーマを20に限定するのは大きな収穫だった。
著者に謝意を示す意味で、立ち読みから購入に至った。
購入したが、あまり役に立たなかった。
アウトプットのためにはどうしたら良いかというハウツー物
興味の引き出しを20作ることを提案している。
自分の好きな分野を作り、本棚に書類カゴを置いて、そこにアナログの資料を置いておく。
時々見返すという方法を考案した。
あとはなんとなく読みにくい。
処分しても良い本
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本書で著者がおっしゃりたいことはシンプルで「自分の最終的なアウトプットを意識して仕事しよう」というものです。
本書の中には「仮説思考」「何のために?(why)」「だからどうする?これからどうなる?(So What?)」など、問題解決に関するキーワードがいくつか出てきますが、それ自体は特にひねったものではなく、日常的に課題に向き合っているビジネスパーソンにとってはむしろ常識的なものです。
情報収集や仕事の進め方において「自分のアウトプットとは何か」という点からアプローチしていく、といったところに本書のテーマがあり、ここに著者自身の情報や仕事にスタンスも相まって、読みやすくも手ごたえのある内容となっています。
また、「20の引き出し」の話も興味深く読ませていただきました。いま思いつくだけでも自分の中ではいくつかの引き出しがありますが、自分の興味の方向性を見える化したく、改めて書き出してみたいと思います。
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少ない情報から多くの成果を出す、知的生産術が学べる。仕事する上で以下を意識していきたい。
・「ある目的を達成すること」(アウトプット)のために、「その目的を達成するための手段」(インプット)が必要となってくる。
・「仕事」と「作業」の区別をつける。
・常に自分の立ち位置と期待役割を意識する。チームの中で求められていることと、自分のできることを必死にすり合わせ、その上で個性を発揮して成果を出す。
・あらゆる議論は「トレードオフ」である。正しい答えなどない。それでも自分のスタンスを決める。
・どこで差別化を図るか。大事な事は自分はどこで食っていけるか(あるいは組織の中で差別化できる日)常に意識すること。その部分の腕を徐々に磨いて自分の強みを確立していく。
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決断に必要な情報を減らすという考えが目から鱗だった。多角的に判断するためにたくさんの情報を集めたくなるが、今の時代は少ない情報で早く決断するほうが有利だ。
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アウトプット思考 1の情報から10の答えを導き出すプロの技術
著:内田 和成
情報収集や整理になるべく時間をかけず、最大のアウトプットを出す。そのための方法を模索し、実践し続けると、いつの間にか「頭の回転が速い人」との評価を得ることができた。
人と同じ情報源を元に、人と同じような発想をしていては、仕事で差別化することは今後ますます難しくなり、より若い人やAIに置き換えられてしまう可能性が高くなる。だからこそ、どれだけ他人や他社と異なるものの見方ができるか、あるいは人より早く自分なりの回答を導き出すかが重要となる。
本書の構成は以下の7章から成る。
①インプットでは差がつかない時代
②アウトプットから始める情報術
③自分の立ち位置を意識することが、差別化の第一歩
④知的生産の秘蔵のノウハウ「20の引き出し」
⑤最もラクな差別化戦略 デジタルとアナログの使い分け
⑥コンサルタントが最も重視する「現場情報」の集め方
⑦新聞・雑誌、本、テレビ、ネット各種メディアとのつきあい方
情報活用を生業としているプロ中のプロが日頃の生活で行っていること、プロの実践継続方法が惜しげもなく披露されている。非常に分かりやすく説明されているものの、やはり難しく、置いていかれないように必死に読み進めた。
難しさは感じるものの、ひとつひとつを分けて考えると難易度はそれほど高くはなく、それを継続し、体系的に展開することが大切であることが良く分かった。
全てを真似ることは難しいものの、引き出しの概念やアウトプットとインプットとの関連性等は早速に取り入れていきたい。
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トレーダーにこそ必要な知的生産術の考え方が書かれている本だと感じた。
とてもいい本だった。
上記以外の感想として本書の特徴を述べると、非常に参考になる本書の肝となる部分は正直第二章までで、第三章以降は著者の活用等の話しになる。
第三章以降はあまり参考になるようなことはほとんどなかった。ある程度の量の情報の収集や分析を行いながら仕事をこなしている人々にとってはこれくらいのやり方は当たり前にやっているだろう…という印象だった。
以上を加味しても読む価値の十分にある本だった。
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一流のコンサルタントの思考回路が可視化されているところに、本書の価値がある。実践的な内容が多かった。
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認識あってもアウトプットに速く、無駄なく通じるインプットは難しい
汎用的、具体的方法のヒントがあればよかった
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資料を集めるだけ集めるのではなく、アウトプットを考えて行動せよと。若い人の作業、仕事のヒントになることが詰まっていると思う。
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インプット100人間になっていたので、この本を手にとりました。付箋をつける行為も絶対後から見ないだろうなと思いながら普段つけていましたが、脳に印を☑️つけるという意味で、意味のない行為ではないんだと自分の中に落とし込めてスッキリできました笑
デジタル社会、AI化の今だからこそのアナログの価値についてものすごく感銘をうけました。きっと必要と頭で感じていたからだと思います。
やはり、いい情報か要らない情報かなどは、本人の気持ちや意識•アンテナなどで大きく変わると感じました。そういった意味でインプット人間で何故か不安を感じていた私にとっては、最高の著書でした!
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◯アウトプットから逆算のインプットの重要性
・今まで網羅思考で、「この情報もあの情報も足りない」「この観点抜けてそう」「MECEじゃないな」とかになっていたが、求められている情報は何なのかによって、むしろ(価値のある切り口で)フィルターをかけるべき。
・生み出す「価値」は何か。目的は?→アウトプットから始めよ。
・必要なインプットはどれ?→①意志決定の助けとなる情報 ②アイデアの元になる情報 ③コミュニケーションの手段としての情報
・自分のスタイル・スタンスを明確に。
◯自身が生み出す価値を最大化させるには?
・重要なのは、差別化を図れるかどうか
・自分の立場(ポジション)と期待される役割
◯最先端のキャッチアップは、手段であり、いかに競争しないかを考えるために必要なこと
・最先端を知って「それに追いつこう」とするのではなく、「どこで勝負をすべきか」を考えること。
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最速で成果を出すための7箇条
1. アウトプットしたいこと(仕事の目的)から逆算してインプットする。インプットの素材から何を引き出したいのか。
2.頭にレ点の代わりに、メモしたり、keepに溜めておいたり。わたしの引き出しはメモとkeep。
3.忘れることを恐れない。必要なことは思い出すから。
4.とはいえ忘れやすいから質もだけどまず量。圧倒的努力。
5.周りとの差別化のためのトライアンドエラー。わかりやすい箔をつけろ。わたしといえばこれ、ってものを。
6. 強みを伸ばす、弱点は人並みに改善。強みは積極性と行動力、弱点は英語力全般。頑張れ英語
7.分析の際は仮説を立てるのと、異常値に気付くこと。
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・感想
内田さん書籍は本当に学びが多いです。
本書籍も読んで感激することが多く、とても学びになりました。
・Todo
とりあえずインプットばかりすると最終系は全て似たものに集約する。
※同じ情報ソースばかりみんな見る為。
発想をアウトプット→インプットに逆転させる
意思決定 目的を意識した上で必要最低限の情報
説得 相手が必要な情報、自分に求められている情報を明確にして情報収集
目的を達成することが仕事
目的を達成するための手段が作業
※手足だけ動かせば済むこと。
仕事は頭を使う。
★100の情報が集まってからでないと決められないではなく、30の情報で同じ質の意思決定を下せるようにする。
★相手のよく知っていることを延々と時間をかけて話すのではなく、相手の知識レベルを探り、必要最低限の情報を提供する。
議論が紛糾したらあえて一旦当初の目的に戻る。
情報に飛びつくのではなく、その先に何があるのかを考える人が成功する。
★ミクロ(目の前)→マクロ(全体)→もう一度Why?この後何が起こる?SoWhat? の観点を持つ
★上司は意思決定の為に定量的な情報を求める。
期待役割を探す
※例 営業出身の企画者は売り上げデータを活かした企画を立案する。フットワークの軽さを活かして販売店を足で回って稼いだ情報から企画立案する。など。
尖った提案をするのであれば、会社にこもって資料ばかり読むのではなく現場に出る、他の業種を見学する、異業種の友人に会うなどする。
立場が上がるほど都合悪い情報がシャットアウトされるので気をつけること。
懸念裁量も集めるように。
仮説を持たないと周りに振り回されるので常に仮説を持つこと。
★自分としては〇〇したい。しかしこの点とこの点に疑問が残るので判断すべく情報が欲しい。
違いを理解した上で自分のスタンスを明確にすること。
★20の脳内引き出しボックスをメモツールで作ってみる。
※定期的に見直す。
★他社にはないユニークな切り口はどこにあるのか?
人の話を聞く。現場の一次情報を拾う。
人は立場が上がれば上がるほど一次情報を直接集める時間がなくなる=本音のコミュニケーションが取りづらくなる。
現場の生の声を集めることが素人が玄人に勝つポイント。
★弱点は人並み程度に改善し、強みは徹底的に伸ばして自分のセールスポイントにする。
★内田さんのFacebookをフォローする。
★受けての考えを質問回答から仮説を立てること
これはつまり?を有効活用。
二時情報は時に悪気のないウソが生じる。
嘘を言わないまでもバイアスがかかっている可能性もある。
ネットは大量に拾えるがアウトプット差別化には繋がらないのである。
基本知識はネットは最強である。
キーワード以外の知識はリアルから埋める必要がある。
仮説をたてて情報を読むことでインプットも時間を短時間���する。
★異常値はチャンス
同業に比べて部門人数が少ない、経費が飛び抜けて多いなどを発見したらここをもうちょっと詳しく教えてくださいと話を聞いたり新たな資料を出してもらったりする。
★資料はもらうものではない、出してもらうもの。
財務諸表などは黙っていても出てくる。
社史や過去一年分ののログなどは言わないと出てこない。
これらの資料から課題解決のヒントを探す。
現場が得意な経営者は少ない。
現場で拾った新鮮な話を伝えることが差別化に繋がる。
例:工場のラインで働く作業員にこうした方が無駄が少ないと作業手順のアドバイスをしても素人が何言ってるの?となる。
相手だと違う土俵に立つことで
ですが、この作業の無駄が会社全体では年間〇〇億円になるおいう伝え方をすると耳を貸さざるを得なくなる。
嫌な上司はなぜこんな嫌な考え方をするのか観察して理由を探ろう。と異質を知る良い機会と捉える。
最先端を知った上で自分がどこで勝負するかを考えること。
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最も印象に残ったのは、物事を思考する際、(肌感覚)(俯瞰)(深堀)の順でいく。要するに、気づきを得て、whyso?sowhat?で考えていくことで、物事の全体観と構造を理解することができる。インプットではなくアウトプットからスタートせよ。