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ブックサンタ2023向けに寄付
https://booksanta.charity-santa.com/
サイン本2冊
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知念実希人さんによる、児童向けミステリー。主人公は小学四年生の男の子、陸。幼馴染の美鈴ちゃんと、イギリス帰りのミステリマニア天馬くんと三人で「ミステリクラブ」を結成しており、校内に立派な部室まである。
この部室がたいへん立派で、天馬くんはミステリー書籍満載の本棚を、運動が得意な美鈴ちゃんは鉄棒やトランポリンを、陸はバーを営むおじさんから譲り受けたジュークボックスとバーカウンターを、持ち込んでいる。そして放課後、家に帰る前にここに集まってそれぞれ好きなことをして過ごす。天馬くんなどは、早く帰っても広い家にひとりきりだから、というちょっと寂しそうな事情もあるのだが、小学校に部室なんてあった?しかも小学生がこんなに趣味の物品たちを持ち込みできる?!といったツッコミを超えて、単純に憧れてしまう(笑)。
私は知念実希人さんの他の作品は読んだことがないのだが、よくブクログでも見かける人気作家さんでもあるし、最近KZシリーズでメキメキ読書量を上げている小三の娘と一緒に楽しめるかなあと思い購入。その辺に置いておいたら私より先に読んでしまっていた(よしっ)。感想を聞いたら、幼馴染の二人が好き同士なのかが気になったとのことで、そんなドキドキ要素もあるのかと思ったが読んでみたら全くそんな雰囲気なし!KZシリーズの影響か。
天馬くんの名探偵コスチュームは由緒正しいホームズ風、「読者への挑戦」が入るところはクイーン風、作中で天馬くんが読んでいる作品は『そして誰もいなくなった』や『オリエント急行殺人事件』などクリスティ中心。事件に怖い要素はなく、時代背景や生活習慣の違いへの理解不足による“わからない”ストレスもなし。まさに「お子様のミステリー入門にピッタリ」かも。
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学校のプールが開くという前日に金魚がプールに放たれるという事件が起こり、中止に!誰が何の目的でプールに金魚をたくさん離したのか。
表紙の三人が個性的な性格をしていて、ホームズ姿の天馬君がイギリスからの帰国子女、探偵。女の子が美鈴、体操が特異。浴衣の男の子が陸、隠した特技あり。全員小四で、同じクラス。特別にクラブ作っていて、学校にも公認?で部室あり。
なんかイロイロあり得ない設定だけど、中学年から読める楽しい本が少なくて(特に推理もの。時代設定の違うホームズや乱歩、ルパンが読みにくいと感じる子は多い)貴重な存在になりそうです。でも、明日から子どもが入れるプールで金魚生きて行けるかな…。甲殻類なら大丈夫だけど。赤血球(ヘモグロビン)に塩素ダメ、絶対。余談だけど、アメリカザリガニや昆虫系はカルキ抜きしないほうが、酸素飽和量多くて良いですよ。
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児童書ということで普段読んでいるミステリーより漢字が少なく挿し絵が多かったのですぐに読み終えたが、児童書であることを前提としながらしっかりミステリーを書き、さらには「読者への挑戦状」というミステリー好きとしては盛り上がる仕掛けもあって楽しく読めた。「できれば自分が子供の頃にこういう本を読みたかった。」という感想も浮かんだ。それにしても、児童書で「読者への挑戦状」を目にしたのは初めてかもしれない。
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学校で起こるふしぎな事件。殺人事件はないけど作者は知念さんだからさすがトリックは本格的。ミステリのおもしろさって考えることの楽しさ、気持ちよさなんだと気づかされる。子どもたちが初めて読むミステリにぴったりね。
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天馬くんが頭が良くて、どうしてそんなに頭がいいんだろうと思った。
早乙女さんが犯人だと当てたけど、重田くんまで共犯だとは思わなかったし、思ったより傷が大きかった!
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知念実希人の児童向けを試してみる。
登場人物も少なく、謎解きもシンプルながら、自分のようなミステリ素人には実はちょうどいい。
読む時間もかからないので、続編も多分読む。
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私が子供であったなら、本を好きになったり、ミステリを読んだりする良いきっかけになったと思う。児童作品としては押し付けがましくなくて、読みやすくて色々な人がいて素晴らしいとも。シリーズとして今後もたくさんの子どもたちをワクワクドキドキさせて欲しい。
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児童向け本格ミステリーの登場です。本書をきっかけにミステリー好きなること間違いなし、秘密基地、探偵、など子供から大人まで楽しめること間違いないでしょう。
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天久シリーズが好きで、知念さんの作品はすべて読もうと思っている。
ちょっとライトで、小説入門者用の一作かな。
小学生3人がなぞ解きをするシリーズ。
推理小説を楽しんでいく、本が好きになっていく人たちにはとってもいい。
私もう少し長編が好きなのですが、軽く読めていいかな。
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インスタでおすすめされてて、読んでみた。
あの知念実希人さんの児童向けミステリー。
きちんとヒントが散りばめられていて、
推理しながら読むのが楽しかった〜!!
なんと本屋大賞2024の候補作に選ばれていて、
おったまげ〜〜〜〜!!
児童書もノミネートされることあるんですね。
息子たちにも薦めてみたら、1日で読んじゃってた。
下の子は感心しきり。
この本を書いた人も、天馬くんもすごいな〜だって。
なんてかわいらしいんでしょう(笑)
続きも読みたくなりました。
大人が読むにはあっさりしている感じもあるから星は四つ。
でもこどもがミステリーにハマるにはいいきっかけかも!
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なんと知念実希人さんが初の児童書で、本格ミステリシリーズを「大人のミステリ小説と全く同じ手法」で執筆されたとのこと。
小学4年生の神山美鈴(みすず)、辻堂天馬(てんま)、柚木陸(りく)、の通称「ミステリトリオ」が学校で起こった不思議な事件の謎を解き明かす、シリーズ第一弾です。
夜の学校で、プールに大量の金魚が放たれた…誰が、いったい何のために?名探偵・辻堂天馬からの読者への挑戦状。
まぁ、児童書なので字も大きいしあっという間に読めてしまいます。大人が読むにはさすがにちょっと物足りないですが、この本を読んで読書が好きになる子どもが一人でも増えたら嬉しいなぁと思います。
ブックサンタ用の本にもいいかもしれない。
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知念実希人さんの作品
本屋大賞2024年にノミネートされていたので読みました
サクサクッと読める子供向け推理小説。
謎解きの後がなんともほほえましかったです。優しい気持ちになりました。
『あとがき』がジーンときました。
私が読書にハマった時期が中年になってからなので、なんとなく人生損した気分に思っています。なのでこのような小説で多くの子供たちが読書好きになるきっかけにつながればと願うばかりです。
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#読書記録
#放課後ミステリクラブ 1 金魚の泳ぐプール事件
#本屋大賞 ノミネート9作目
子どもたちにミステリを好きになってほしいという思いが強く感じられる作品。主人公と同い年の娘も楽しめたみたい。今回は天馬の回。続編で陸や美鈴の活躍も見たいね。
大人にとっては少し物足りないのでこの評価だけど、子どもにとっての入門編ミステリとしてはとてもよくできているよ。
#読書好きな人と繋がりたい
#読了
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本屋大賞ノミネート作品ということで、読んでみました。
子供向けのミステリ仕立ての物語になっており、わかりやすくもしっかりとした謎と推理が用意されており、子供達がミステリ小説に興味を持つ良いきっかけになる良本だなと感じました!