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どれもこれもかわいらしいお話なんだけど、「おともだち」の方が好きかな。
つくづく私は子どものお話が好きなんだと感じた。
完全に個人的な感想。
東京コロボックルは借り暮らしのアリエッティを思い出すね。
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通して読んでよくわからなくて、最後の話なんか特によくわからないけど、二回読んだらなんとなく理解した。
考えるな感じろ…でしょうか。
漫画というより映画みたい
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美しき町
言葉に出さずに、ふたりが同時に同じことを思う。
さらに言えば遥かを思う。この茫洋とした幸せよ。
病気になったトモコさん
強烈な映画だ。
バスで四時に
これが一番好きかも。
私の知ってるあの子のこと
この作品はちと難しい。
表層はわかるのだが、深層が。
東京コロボックル
奥村さんのお茄子
大変奇妙。コミカルだがぞぞぞとするところもあり。
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長嶋有さんの「電化文学列伝(講談社文庫)」で紹介されていたので、購入。
この人の絵、どこかで見たなあ、と思ったら、叔母の本棚にあった北村薫の本の表紙を手掛けている人なのだった。そんなこともあって、なんとなくノスタルジックな絵。
コマの視点(テレビとか映画でいえば、カメラの位置)が独特。
「バスで四時に」とか、好き
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「東京コロボックル」が一番すきです。
それにしても、高野さんの描く女性がすきです。おしとやかで上品なようでいて、意外と荒っぽかったり・がさつだったり…。きっと誰しもがこっそり隠しているところもしっかり出していて、そこがいやらしく表現されないところが良いです。
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これは短編集です。
たまに出して一つだけ読もうとするのですが,気がつくと、いつの間にか最後まで全部読んでしまっています。
こういう視点の漫画を書く人って、他にあまりいないのではと思います。
何回読んでも、すごく新鮮に楽しめます。
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あちこちでこれが好きという人をよく聞く「美しき町」。ガリ版刷りのビラを部屋一面に敷いて乾かしているのを踏まないように歩くっていうようなシーンになぜこんなに強く心を揺さぶられるのだろう。
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Amazonで購入し、読み始めて2ページ目で、前に読んだことがあったことを思い出した。
でも、何回読んでも面白いものは面白い。
大変な寡作で知られる作者だけれど、作品と作品の合間の空白の時間の重みのようなものが感じられるのが、流石だと思う。
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一生読める一冊。
『美しき町』を読書灯のあかり一つ、寝床で読んでいたら静かに胸をつかまれた。
妻が風呂に入っている。
その湯桶がカランとぶつかる音を聞きながら、奥歯を噛みしめる。
特になにが起こるわけでもないのに、熱いものがこみ上げてきた。
八月一日。
地元の大規模な花火大会がある日。
同じアパートに住むご近所の奥さんがこの漫画を貸してくれた。
出産予定日を間近に控えた大きなおなかを抱えながら、それでも昨日まで働いていたそうだ。
パワフルでアクティブな奥さんは、産休に入るも嬉々として古本屋巡りをして、この『棒がいっぽん』を購入。
以前、僕が高野文子に興味があるといったのを覚えていてくれて、ビニールコーティングされた未開封のそれを手渡してくれた。
ひとくちに漫画と言っても、高野文子はそのメソッドが違う。
どちらが優れているというわけではないが、例えば『ジャンプ』漫画をハリウッド超大作映画とするならば、『美しき町』は日本映画のマスターピースだ。
一組の男女がお見合いで出会って結婚する。その平凡な日常。
ふたりで赤い鳥居のお稲荷さんにいって、お社の裏に回る。
そこから広がる景色に、読者も「うわぁ」と声が出るはず。
『病気になったトモコさん』のオブラートが風に舞うシーンにも、『バスで四時』のバスのなかでぼうっとして意識が宙に浮いている描写にも「うわぁ」となる。
現実と意識の狭間のあいまいな部分を、ふわっと飛んで一瞬だけ止まったトンボを「今だ!」とつかまえるみたいに、紙の上に定着させる感性が素晴らしい。
『私の知ってるあの子のこと』では自分の子供時代を思い出すと共に、隣で大胆な寝相で眠っている我が娘を見ながら、愛おしさで胸が苦しくなった。
かと思えば『東京コロボックル』の奇想。
東京で暮らす小人たちの都会的な佇まいと優雅な生活におもわず吹き出してしまう。
そして白眉は『奥村さんのお茄子』
お茶の間でサイバーパンクSF!!
なにがなんだかわからないうちに引きこまれ、時間と空間と人生の不思議の一端に触れるような感動のラスト。
この作者は天才だと思った。
八月一日の夜は、漫画を貸してくれたF田さんの御宅にご近所六世帯が集まり、みんなで花火を観た。
古くからの高級住宅街の狭間にある格安物件の我がアパート。
高台にある絶好のロケーションで、この一日だけで充分家賃の元は取っている。
カメラマンやミュージシャンやDJ、メイクアップアーティストにサーファー。さまざまな人達が集うなかで僕ら平凡な一家族も一緒になって楽しむ。
高野文子の漫画を貸し借りできるご近所付き合いなんて本当にありがたい。
借りたお皿を返すついでに、この漫画も返しにいこう。
親戚から箱で送ってきた新鮮な桃をそえて。
そして自分用に一冊『棒がいっぽん』を買おうと思う。
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絵がすっごく上手くて、歯ごたえがあって、とっても繊細で、対象をとらえる視点は意のままに。ひねもす雲を見てるような気持ち良さ。このマンガ、あられもない。
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◆読友さんの呟きから、6月6日深夜から7日をまたいで読了♪ ◆難解で何度読んでもモヤモヤしていた「奥村さんのお茄子」にはじめて理解につながりそうなうどんが伸びてくる。読友さんに感謝♡ ◆「一九六八年 六月六日 木曜日 お昼 何めしあがりました?…記憶を掘り起こして掘り起こして掘り起こして…世界はほら、膨大な「奥村さんのお茄子」(すなわち無意識下の細部の集まり)で構築されている! ◆テツガクの芽が日常と叙情にくるまれてそっと置かれている断片集。「美しき町」「バスで四時に」「奥村さんのお茄子」は絶品。忘れがたい。
◆もちろん、これは今回の読み。次回は変わっているかもしれない。難しいってなんて素敵なんだろう。一生もの!
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日常の出来事や微妙な感情を、独特の感性と表現力で描く漫画家、と言えばよいのでしょうか、この高野文子という人は。この作品集の中では、「私の知ってるあの子のこと」、「おくむらさんのお茄子」が最も読み応えがあります。ストーリー展開の巧みさと、様々な映画的な技法を取り込んだ画像構成も見事なものだと思います。
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あらゆる漫画の中で一番好き。茄子の話が特に好き。どんなときにも読める。飽きない。一生持ってると思う。
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ノスタルジックなだけでない、発想が斜め上で素敵!奥村さんのお那須の展開が特に。
オチとか結局どういうことなのかわかならなかったりするけど、そういうこと求める人は不向きww
コロボックルの大きさは統一感ない気がした。米との対比があれだったら、その後のシャケはもっとデカイはずなんだけど…
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『私の知ってるあの子のこと』の1ページをたまたまみせてもらって衝撃を受け購入。こんな表現力を持つひとが世にはいるのか、とただ圧倒された。この短編が1番好きだったな。他のは世界観が独特で理解が追いつかないものもあった。