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新ブランド「ミリエル」という香水を売り出すため、渋谷の女子高生たちがある会社に集められた。そこで聞かされたのは、”レインマン”の噂。女の子の足首を切ってしまうというレインマン。しかし、ミリエルの香水をつけているものは、決して狙われないという・・・。もちろん、新製品を売り出すための嘘の情報だったはずなのだが、女性高生たちによってあちこちに噂が広まった頃、その噂と同じ状態の、足首のない女の子の死体が見つかった。
事件の解決にあたる、一人娘をもつオヤジ・小暮巡査部長と、どう見ても独身にしか見ず幼い雰囲気だが、幼い子供をかかえるシングルマザー警部補・名島。2人がパートナーとなって事件の聞き込みに回るのだが、そのやりとりがユニーク。渋谷の女子高生とのやりとりも好き。事件自体は残酷だし、ところどころ気持ち悪い描写もあるのだけど、ぐいぐい引き込まれてしまうのはこういうのがあちこちに散りばめられてあるからだろうなぁ。最後まで飽きずに次々読みたくなる感じ。あとこの本は、帯の文句が気になって手にとったり、期待しながら読んだ人が多いみたいだけど・・・古本屋で購入した私のものには帯がなかったので、読み終わってから知った。でも、結果的にはそれでよかった。最後の衝撃にガツンとやられた・・・いや、ショックだったんだけど(^^;
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荻原さんらしいというか、キャラクターに愛着が沸いてとてもリズム良く読み進められます。展開は、読めるような読めないような。読み終わっての感想は、「うわぁ〜・・」でした。
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面白かった。足首切断の殺人事件が真犯人もわかって、幕が下りたかと思いきや、最後の最後に、衝撃の結末が!驚きました。刑事と娘のやり取りに、子を思う親心がところどころ、見え隠れし、ホロっときた。
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「レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。でもね、ミリエルをつけてると狙われないんだって」。香水の新ブランドを売り出すため、渋谷でモニターの女子高生がスカウトされた。口コミを利用し、噂を広めるのが狙いだった。販売戦略どおり、噂は都市伝説化し、香水は大ヒットするが、やがて噂は現実となり、足首のない少女の遺体が発見された。衝撃の結末を迎えるサイコ・サスペンス。※これは文句なしに面白かった。足首のない死体とか二人の刑事とか面白い要素が沢山あって、話の進み方も良かった。最後は「ん?なにこれ・・・えっ?!」って感じでした。いや〜、久々に続きが気になって寝られない思いをしたわ。
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「レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。でもね、ミリエルをつけてると狙われないんだって」。香水の新ブランドを売り出すため、渋谷でモニターの女子高生がスカウトされた。口コミを利用し、噂を広めるのが狙いだった。販売戦略どおり、噂は都市伝説化し、香水は大ヒットするが、やがて噂は現実となり、足首のない少女の遺体が発見された。衝撃の結末を迎えるサイコ・サスペンス。
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コールドゲームを書いた荻原浩作。
酷評をした割に、書き方はおもしろいもんがあったので、これも読んでみました。
まあやっぱりそこそこかなぁー
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著者が広告制作会社出身であることを思うと、こんな風に新製品を売ることもアリなのかなぁ、と思わせられます。モニターという名前で集めた女の子たちに、口コミで香水を広めさせる・・。これって、サブリミナルみたいな違法行為じゃないの?って素人は思ってしまうわけなんだけど、案外普通に行われていることなんでしょうか。連続殺人事件と、広告業界と、「今の」女の子たちと。多層的に話が進んでいきますが、それぞれの登場人物たちがしっかりと肉付けされていて、説得力がありました。特に、主人公の巡査部長小暮、本庁からの警部補の二人が好ましく、彼らのためにも事件が解決しますように、と思いながら読み進めました。ネタばれです。ただ、小暮の娘の高校生、菜摘が途中から不穏な気配になっていくのが気がかりで、気がかりで。事件に巻き込まれるんじゃないか、悪い方向に行ってしまうんじゃないか、とページを繰るのも早くなったほど。それが、無事、事件は解決、犯人も確定、となりほっとしていたら・・・。まさに、衝撃のラスト一行で!!これはないよね、と思ったのは、私にも高校生の娘がいるから?小暮が仕事でもプライベートでも明るい展開をみせてお話が終了しただけに、おいおいおいおい!!!でした・・。
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新発売の香水の売り上げを伸ばすために、創作された「噂」。それに類似した殺人事件が関係者に次々と起こる。
殺人事件を追いかける中年の刑事が主人公ですが、決して堅苦しいことはなく、荻原浩流のユーモアはもちろん顕在でした。
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最後の一行ね。。。取り方が二通りあるような。愕然と捉えるのと、噂にもならないと言っていたのがやっぱり広まっていたのだと捉えるのと。(ネタばれしないように書いているので分かりずらいね)後者とひねってまで捉えたくなるくらい、素直に最後の結末は受け入れがたいですわ。
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都市伝説「レインマン」による殺人事件が、実際に起きる話。噂が事件を二転三転させるのが面白い。渋谷の頭のかるそーな女子高生の口調や、それによって事件に発展があったりする点も刺激があって読みやすい。ラスト1行に瞠目してください。
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あーこれは。
帯が無い方がよかったなぁ。
ラスト1行がすごいすごいって思いながら読んじゃった。
もったいないことした。
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「大ドンデン返しが凄い」と評判の作品。レインマンという殺人鬼の噂が根底にあり、なかなか面白かったです。(犯人の殺人の動機に関してはイマイチですが)最後のどんでん返しは「そうきたか!!」と思いました。違った意味で女子高生は恐いと思いました。
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ラスト一行が秀逸と噂の『噂』
犯人は比較的早い段階で目星がついてしまうものの、小暮さんと名島さんのコンビが良い♪
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口コミを利用したマーケティング戦略、
それは噂として都市伝説のように広まり、
その噂通りの殺人事件が連続で起きるという
ミステリー。
帯にもあるように、ラスト一行に驚きの事実が・・・。
決して後味は良くないけれど。
やっぱり、まっさらな素の状態で読みたかった。
何も知らずに読んだら、かなり衝撃的だったろうに。
前評判高いと期待しちゃうからな。
ま、この作品自体に罪はないが。
それでも、夜遅くまで読みふけってしまうほど、
夢中になれた。
各所に伏線がしっかりと張られていて、読み返すと
なるほどと感心することしきり。
登場人物の描写も細かく丁寧で、想像を膨らませやすい。
十代の若者を、理解できない未知の生物のように
書く小説も多い中、ここに出てくる女子高生達は、
わからないなりに好感が持てた。
『ムダだよ、覚えたって。大人に意味がわかっちゃうと、
その言葉はもう使わないんだ。私達だけの言葉だからね』
確かに。自分にもそんな頃があったな。
なんで大人になると忘れちゃうんだろ?
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「レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。でもね、ミリエルをつけてると狙われないんだって」。香水の新ブランドを売り出すため、渋谷でモニターの女子高生がスカウトされた。口コミを利用し、噂を広めるのが狙いだった。販売戦略どおり、噂は都市伝説化し、香水は大ヒットするが、やがて噂は現実となり、足首のない少女の遺体が発見された。衝撃の結末を迎えるサイコ・サスペンス