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奇妙で不気味で、洋と和が混ざったような雰囲気がなんとも言えず、引き込まれます。
人間椅子がオススメです。
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映画「乱歩地獄」に出てくる短編小説が、本書に2話収録されています。
探偵小説っぽくない探偵小説が多いなーというのが率直な感想。
あの毒々しい、赤と黒の表紙がとても似合うその世界観を、ほぼ独自の完成で築きあげてきたという作者の才能に感服です。
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乱歩はアクが強い。
しかしアクがあるからこそあの心地よい不気味さがある。
読み進めていくほど穴にはまって抜け出せなくなる。
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「鏡地獄」「芋虫」最強にグロテスクな描写に具合が悪くなりそう。そのギリギリラインで、私はこれらを楽しめる。「人間椅子」は有名だけど、この中に入っているものはどれも本当に読み込んでしまう。
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実は乱歩の作品を読むのは初めてだったんですが、その巧みなトリックと、独特の世界にころっとやられました。
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おい乱歩めちゃくちゃ面白いじゃねえか。「芋虫」や「人間椅子」の発想はそう簡単にできるもんじゃないし、「二銭銅貨」みたいなどんでん返しも普通に面白い。「D坂の殺人事件」のなぞ明かしもある意味いい加減で面白い。で、一番好きなのは「赤い部屋」。こういう殺人についてはすごく興味があって、そのアイデアに感心しながら話に引き込まれつつ、ラストでそれかと。これは本当に相当面白い。文庫の全集を買おうかなあ。2007.1.7
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江戸川乱歩。名前だけは何処ででも聴いたことはあれど、著書を読んだことは一切ありませんでした。古本屋で百五円で販売されており、傑作集ということも相まってささっと購入。
『人間椅子』は、以前、漫画『なかよしホラー特集』とかそういったたぐいのものでなんとなく内容は知っていて…「嗚呼、小説だとこうなるのか」…といった感じの感想が浮かんだ記憶があります。
『二銭銅貨』『二癈人』『D坂の殺人事件』『心理試験』
『赤い部屋』『屋根裏の散歩者』『人間椅子』『鏡地獄』『芋虫』
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初めてよんだ江戸川乱歩です。
基本的に代表作の詰められた本で、これらを読めば裏江戸川乱歩の雰囲気を掴めるのではないかと思います。
『鏡地獄』と『芋虫』が印象深かったです。
『鏡地獄』を読んだ子供の頃は、球体の全面鏡に入って見えるものなど、とても想像ができず、想像できないことを恐ろしく思いました。
『芋虫』の最後、頭でその光景を描いてしまい、ゾッとしてしまったあの感動が忘れられません。
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『二銭銅貨』からはじまって、『二癈人』『D坂の殺人事件』『心理試験』『赤い部屋』『屋根裏の散歩者』『人間椅子』『鏡地獄』、『芋虫』まで。1話1話読み進めるごとに、次第にディープになっていく江戸川乱歩ワールドな構成になっていて、初心者にもやさしく、なおかつ興味深い構成でした。
が。最後の『芋虫』のインパクトが強すぎて強すぎて。しばらく活字の世界から抜け出せずに、呆然としてしまいました。そりゃあ、当時発禁にもなりますよ。
苦痛と快楽と惨劇。いろんな意味でこれでもかとグロテスクなんですが、クライマックスへ繋がるエピソードは想定外にホロリ。ドロドロとグロテスクな中に美しい光が差したような、そんな錯覚を感じました。
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江戸川乱歩って、ミステリー作家?
いいえ、それだけではありません。
日常に潜む恐怖と非日常。
どくとくの空気が漂う一冊は、彼への入り口です。
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全編通して、座敷牢的な怖さが漂っています。
乱歩=推理小説の先入観はこの作品でぶち壊されました。
是非「芋虫」を一読アレ。
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「赤い部屋」以外は読んだことがあったのですが、古本屋にてなんとなく購入。かの有名な「屋根裏の散歩道」「芋虫」が収録されてます。ぬおお圧巻です。この日本文学どくとくのゾクゾク感、たまらんです。この時代辺りの文学を読むといつも思うのですが、この人たちってどういう精神状態にあったんですかね。文字通り世界が違う……
どうでもいいですが、「赤い部屋」を読んでいるときに、ちょうど中央線乗ってました。思わず途中下車したくなった(笑)
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独特の陰湿さと謎を秘めて、初期の作品は失せる事の無い魅力を醸し出す。「人間椅子」と「芋虫」は今後も心をとらえて離さない一作。完成度高く、重暗く、そしてエロティック。
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芋虫で泣いてしまった。なんだろうユルスを見た瞬間バァーッと涙がでてきた。江戸川乱歩をなぜ読まなかったんだろうと物凄く思いました。古本屋に走ります。
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乱歩の「芋虫」は今までに味わったことのない感動を味わうことができました。
ミステリアスな中にも官能的な表現などが含まれており、面白かった!