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これは…リアルでした。
愛する人から暴力を振るわれても…離れられない心情が痛いほどよく分かった。
聞くだけだと何で?離れなきゃ!って思うけど、この本を読んで、何とも言えない気持ちになりました。ラストも最高に良かったです。
ラストに分かる、タイトルの意味。
続編を読むのも楽しみです!
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普段恋愛小説はまったくと言っていいほど読まないが、表紙のデザインに思わずひかれて購入。
べたな感じで終わるかと思ったが、主人公と恋人がそれぞれ抱える悲しい事実があり、思わず引き込まれた。
普段ミステリばっか読んでいるため新鮮だったので、たまにはこういうまったく別のジャンルの本を読んでみても良いかも。
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とても衝撃的な、DVをテーマにした恋愛小説。
愛しているのに手を上げてしまう。愛しているから許したい。
次はもうしないかもしれない。
そんな期待をこめ暴力を振るわれてもまた許してしまう。
DVを受けた65%はDVをした男性のもとへ戻るという。(本文より)
衝撃的な話だった。
恋は盲目というけれど、DVの当事者同士で解決策を見つけることは難しいんだろうなと思った。
主人公の母が言った
「愛しているなら、彼の方から離れていくわ」というセリフ。
とても刺さった。
全員の立ち位置や心の変化がとても分かりやすく、
ごりごりの恋愛小説!というわけでもないので
すらすらとページが進んだ。
映画化もされてるということで観てみたいなと思う。
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おもろ!
原版で読んだが、おもろい
そしてライル…お前ってやつは…ギギギ
主人公の心の叫びと葛藤がちゃんと描かれてて良かった
アトラス!幸せにしろよ!!
続編逆に何するんだ!?アトラスは良いやつでいてくれよまじで…
ライルに言う最後の言葉が効いたね
娘が殴られたらあんたはどうするんやって…
そりゃそうなるよね
偉いよリリー
とても偉い
良い物語
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ひさしぶりの恋愛小説。現実には起きないロマンチックな恋愛を疑似体験した気持ちになるくらい没頭して読んだ。どんな理由があれ、虐待をする男とは離れるべき。85%が戻ってしまうと本に書いてあったが私自身も許してしまうかもしれないと思った。自分の幼少期の体験を生かして、子どものためを思ってさっぱり離婚を決意したリリーがかっこよかった。ダメな恋愛からはどんなに苦しくてもやめないといけない。
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洋書で読みました。
Lillyの感情の描写が緻密なのがよかった。
日本語だとうまく表現できないけど、英語ならではの痒いところに手が届いている表現?がいくつかあった。読んだ方には伝わるはず。
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売れたらしく、また恋愛小説ということで、読みやすそうだなと思って読んだ。
予想より性描写がロマンチックに描かれていたが、こんなもんか。
DV。なぜ妻は夫から逃げないのか?の気持ちを追えて面白かった。今回だけかもしれない。自分が悪いのかもしれない。良いところもたくさんある。許さない自分こそ変わるべきかもしれない。そんなのくそくらえ。
ライルのほうは、よくある恋愛モノだと良いキャラだと思う。読んでて、乙女ゲームで見たな感。
だけど、やっぱりリリーは笑ったのは良くないし、ライルに対して不安な気持ちを抱かせたのも良くない。だからといって暴力をふるっても良いわけじゃないので、そこは別だがリリーが反省してんのかなと思った。逆の立場で暴力をふるわずにいたら、笑ったのも過去を隠していたのも責められてもしょうがなくない?という気持ち。
女性人気は得そうだが、男性のほうはどうだろう。そっちの感想が気になる。
続編はどうするんだろうな。だいたいの問題を解決してしまったが。
最後、ライルが離婚に同意してくれたが、娘の父親になってようやくのところがなんだかな。というか、そこで身を引くの良いやつすぎて、そこまでのクズじゃなかった。ほんとのクズは自分と他人の区別がつかず、自分のDVと向き合わない。ライルの暴力性が同僚や部下や患者に向かないと良いな。
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DVの話なので重い話なのかと身構えてしまったけど惹き込まれてあっという間に読めてしまった。第三者である自分には分からない当事者の気持ちや当事者である母の言葉が響く。力強い女性の物語だった。
続編も読もうと思う。
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展開とかスピーディで面白いけどどことなく携帯小説みたいだった。原文で読むとニュアンスとか違っていいのかな?
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一般的な恋愛小説かと思いきや、DVを繊細に扱ったリアルな恋愛小説だった。
主人公リリーは、聡明で明るい女性。そんな彼女は自分の父の葬儀のあと、脳神経外科医のライルと出会い恋に落ちる。2人は順調に愛を育むが、ちょっとしたことが原因でライルがリリーを殴り、お互いのトラウマを引き起こすことになる。それはリリーの父がDV男であったこと、ライルは自分の兄を誤って銃で殺してしまったことだった…
そんなあるとき、とあるレストランでリリーたちはアトラスに再会する。アトラスは昔ホームレスのときに、リリーに助けられて恋に落ちた過去があった。アトラスはリリーの傷ついている姿を見て見ぬふりができず何とか支えようと努めるが、ライルが彼に嫉妬心を抱きリリーに近づけないようにする。
しかしリリーはライルに3回目の暴力を受けられたときに、ライルの元を離れアトラスに助けを呼ぶ。そこで連れていかれた病院でリリーの妊娠が発覚し、リリーは途方に暮れる。
リリーはその悩みを周りに打ち明け、出産を機に離婚することを決意した。そしてリリーは、我が子エマとライルの面会に向かう途中で遭遇したアトラスを追っかけて、最後2人は気持ちを確認して抱き合ってラストを迎えた!!
本作を通して、DVの本質を知れた気がした。
DVを受けたら別れたらいいと思っていたけれど、そんな簡単な問題じゃなくて、リリーみたいに自分のこと身近な人のことをしっかり考えて、考えて答えが出るようなセンシティブな内容だと強く思った。
あとは周りに助けを呼ぶ強さを持つこと、抱え込まないこと。絶対に助けてくれる人はいるから、諦めないで頼ることは大切だと思う!!
リリーに出会えて良かった。
続編も楽しみ
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アメリカの恋愛小説
著者後書きにもあったように、すごく実体験に添ったリアリティのある作品で、日本の小説とは違う読後感。
文化が違うので、暴力に対する感受性も違うし、社会課題としての扱われ方も違う。
その中でボストンという街やテレビコメディアンのエミリーとか、アリッサマーシャル夫婦とか、リリーの母の「愛してるなら、きっと彼の方から離れていくわ」という言葉など、ストーリーを支える登場人物や描写がとても色鮮やかで豊かであった。
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普段あまり恋愛小説を読まないので少し冒険してみようと手に取ったが(しかも海外小説)、正直合わなかった。
心情描写が多くアメリカンな人間関係を感じられて新鮮味はあったものの、こちら側の心を抉るような痛烈さは感じなかった。個人的にはポーカーをしているときの会話が一番のハイライト。ボストンは訪れたい都市の一つで、ボストンマラソンやパークシステムのイメージが強いが、テキストから活気のある様子は感じられず、everything is better in Bostonという文句に疑問符が付く。筆者曰くDVに対する問題提起や啓蒙を主眼とした作品で、決してエンターテインメントではないと説明しているが、それによってリアルが紡がれているかと言われると微妙。
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Booktokでよく見たので買ってみた。
Smutだった (その後気付いたけどTikTokで流行ってる本は基本smut)
まあ確かにDVは良くない。でもscrubに身を包んでる頭のいい男はセクシーだよね。
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たしかブックチューバーさんの紹介で本作を知り、読み始めたのですが…
原書でないのできっと細かなニュアンスはつかめないのかも、なんて思っていましたが訳者さんによるものなのかサクサクと読めました。
400ページめにある母の言葉、涙でした。
読めて良かった作品です。
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DVを受けていた側の人間として感じていたことがリアルに書かれていた。
DVから逃げないのは馬鹿って見放すんじゃなくて、なぜ逃げられないのかよくよく考えて欲しい。本当に根深い問題だとおもう。