投稿元:
レビューを見る
パセリ伝説 水の国の少女 memory(7) (講談社青い鳥文庫)
倉橋 燿子
講談社(2008-08-09)
投稿元:
レビューを見る
「パセリ……、わたくし、パセリのこと、ほんとうのお姉様のように思ってたのよ。兄様と結婚しなくても、ずっとわたくしのお姉様でいて……。」
「もちろんよ。わたしだって、ミントちゃんはほんとの妹も同じよ。」
投稿元:
レビューを見る
この本は、大人になってから読むと
子どものころとは違った視点で読むことができます。
一緒にお子さんと読んで感想を共有しても面白そうな
シリーズじゃないかな。
ところどころに今起きている問題が隠されています。
フラム国は実をいえば、私たちが今住んでいる地球
そのものなのかもしません。彼らほどではないにしろ
私たちも限りなく自然環境を壊していることには
間違いのない事実ですからね。
今回はパセリにとっては非常につらいものになります。
ミモザの手によってことごとく方向は悪い方に向きます。
だけれども、よく読んで気付くはずです。
彼女の使っているミラクル・オーはおそらく、このまま使い続ければ必ず自分に返ってくるということを。
すでにその片鱗は見えているんですよね。
ほら、悪い保護者がいるでしょ?
マリモが久しぶりに出てきます。
何か本当に変わったよな。
彼女は不良少女なんて言っていましたが
とんでもない、自分を持った強気な子ですよ…