紙の本
一致団結
2023/09/18 00:42
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投稿者:キレイな富士山 - この投稿者のレビュー一覧を見る
個性派揃いの支援係が、30年前の事件を追い、遂に真相にたどり着く。達成感はもちろん“いい仲間”での事件解決が、何とも言えない。
紙の本
時の呪縛 凍結事案捜査班
2024/01/17 14:26
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投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
新シリーズです。コールドケースは飽きないシチュエーションです。班長を含め5名チームでそれぞれくせがありそうですね。中年の藤井が主人公になるのか。毎回主人公が変わるかもしれません。次回はそく出るのか、期待しています。
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【悲しみが共鳴した時、真実の扉が開く】行方不明だった重要参考人の目撃情報から捜査が再開された殺人事件。警視庁の訳ありメンバーが集まる「凍結班」が事件の真相に迫る。
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警視庁捜査一課特命捜査対策室支援係を舞台にした新シリーズ?
妻を癌で亡くした捜査一課の刑事だった藤木。
特命捜査対策室支援係に異動し、内勤を続けていたが、行方をくらませていた30年前の児童殺人事件の容疑者と思われる人物が目撃され、30年ぶりに捜査が再開されるのを機会に藤木も捜査の現場に戻ることに。
藤木の捜査に対する意識が徐々に戻っていく様子と、30年の時を超えて、記憶を辿っていく丹念な聞き込みの様子が上手くリンクする前半。
後半は作者の得意分野と言える突然の事件の解決編。
犯人の動機は受け入れ難いものであるが、藤木を支援する支援係の面々との関係がとても心地いい。
人の心の痛みに寄り添うことが出来る中年刑事が主人公のシリーズもなかなか興味深いので、是非続いて欲しい。
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ちょっとこう、おどろおどろしいと言うか精神的にきつい内容だった。
埋もれた犯罪を解決していくというのは途方もなくあてのない旅をするようなものではないだろうか、と考える。
こういう犯罪者いるんだろうなというリアルさがきつい。
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何かまだキレを感じない。設定、解決の過程に、新しさが薄い気がして。
シリーズ化されると化ける場合がある。それを期待。
今は、堂場作品の雰囲気が。
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妻を亡くし捜査に消極的になった主人公が、未解決事件の特捜班に加わって、本来の刑事の魂を思い出していく物語。
子供が被害者の事件なので、なかなかしんどかった。残された親の気持ちを思うと涙が出る。
この作品もシリーズ化するのかな。続編を読みたいです。
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麻見和史先生の新しいシリーズの様だ
凍結事案捜査班・・・文書捜査官と同じ様・・・
時の呪縛とダブる凍結事案捜査班、タイトルだけ
で分かりますよね
異常犯罪が多めの麻見先生、凍った事件が動きだ
す理由もアレですが、この作品は捜査官個々人の
事情を前面に出してきているし、本書では主人公
以外はサワリ程度でトラウマを匂わせているダケ
最後に犯人の手記とかあるので興ざめするのです
が、30年前の事件に着手した途端に事実がボロボ
ロと暴かれるのは(いえ、理由はあるのですよ)
ご都合主義ですが、結局主人公の刑事が切れ者だ
という部分は読後感がよろしい
続編まってます(´・ω・`)
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初めての麻見和史作品
警視庁捜査一課十一係、特捜7、警視庁文書捜査官、警視庁公安分析班とシリーズが多い警察の事件簿的な小説の第一人者でした。
(事件もの・・・手に取ること少なくて すみません)
今回主人公が所属するのは「凍結事案捜査班」
お蔵入りになった未解決事件を再捜査していく。
30年前に殺害された少年。
その真相を解決すべく「凍結班」の面々が動いていく。
あまりグロイ内容は好まないのだが 関係者の謎が入り組んでいて
少しずつ事件の核心に近づくに合わせ 読む勢いが止まらず グッと引き込まれた。
凍結班の刑事たちも それぞれ何かを背負っているようなので
シリーズ化していくのかな。
面白い1冊でした。
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面白かったです。
捜査一課ではなく、コールドケースを扱った物語。
登場人物たちがひと癖ふた癖ある人たちばかりなので、できればこの後の続きが読みたいな、と思う。
また、作者の物語の捜査一課のクロスオーバーしたら面白いだろうなあ、と思う。
しかし、この手の話の時、何十年も前の記憶をよく覚えてるな、といつも思う。被害者は当然だけど、聞き込みの時に周辺住民もよく覚えてるな、と思う時がある。そうしないも話が進まないから仕方ないけど。
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凍結事案捜査班。第1作?
あらすじ
藤木は妻の病死が理由で休職し、復職後、支援係という部署に異動になる。長年未解決の事件を再捜査する部署だ。同僚は、ギャンブル好きな岸、気弱な石野、「であるべき」が口癖の秀島と・・・クセのある人ばかり。30年前の少年殺害事件を再捜査し始めるが、関係者というか、容疑者と思われ宇人物が連続で殺害される。
《感想》
藤木は妻が癌で亡くなったことに責任を感じている。自分がもっと一緒にいて、もっと早くに異変に気づけていたら死なずにすむのではないかと悔やんでいる。しかし、一旦捜査し始めて、だんだん怪しい点が見えてくるようになると、以前の捜査一課のようにきびきびと動いていく。そして合間にまた妻のことを思い出して悲しくなっている・・・麻見作品は、描き方が淡々としていて、湿っぽくはないが、このシリーズには結構細かく主人公の心情部分が含まれている印象だった。作品全体は手堅いし、登場人物たちもまだまだ秘密が何かありそうだ。シリーズが続いて、藤木も少し明るくなったらいいなと思う。