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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB14774019
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「ドーナツを穴だけ残して食べる方法」という難問に、阪大の教授陣は各分野を生かしてどのように立ち向かうのか。
「超ドーナツが超々ドーナツの本性を現し(数学)」とか、「私たち一人一人は小さな存在である。ドーナツのかなたに夕陽が沈み、ドーナツの地平から朝陽が昇ってくる(精神医学)」とか、ドーナツでとてつもなく壮大な話になっている感じが面白かった(しかもそれでその学問の深淵が分かった気なするのも面白い)。
質問に答えていないようなものもあるし、ドーナツという単語は出ているけどドーナツ関係ないじゃんという話もあるけど、各分野の要約みたいな、そして身近に感じられるのが楽しい。
コラムや、各章の題名の付け方も良かった。
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羊頭狗肉本。
「ドーナツの穴だけ残して食べる方法について多種多分野に渡る専門家が真面目に議論する」という、言ってしまえばロゲルギストのような本だろうと思って読んだが、相当な期待外れだった。
実際は「輪っか状の形状というだけの共通点からドーナツを自分の研究分野の話に無理やりつなげてひとしきり語ったあげくオチもなく終わる話集」である。人を煙に巻くような話も多く、単に衒学的なだけでは?と感じてしまった。
文章の質も低く読みづらいことこの上ない。学問の面白さを伝えたいみたいなことを書いているが、この文章力ではまず読ませられないし、まったく魅力が伝わってこない。
それを手を変え品を変え12篇も読まされるのだから堪ったものではない。中盤からは9割方読み飛ばしてしまった。新聞に書評が載ったりしていたので広報は上手いのだろう。それが余計に腹立たしい。
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大いなる夏休みの自由研究。
著名と内容が、ズレにズレてる章もあり、発展展開している章もあり。
ドーナツを食う気はないんだな。
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世の中には色々な学問分野があるのだなぁ、というのを改めて人気。お互いに「あの分野の人ならこの問題に対してこう言うだろう」って書いてるのがちょっと面白かった。
以下、読んでいて気になったものなどのメモ
=====
・阪大生を作った100冊
12章: アメリカの「トンデモ訴訟」とその背景
・http://informationcentral0.tripod.com/id7.html
・supra note 2, p.17
・Liebeck v. Mcdfnald's Restaurants, P.T.S., Inc., No. D-202 CV-93-02419, 1995 WL 360309 (Bernalillo County, N.M. Dist. Ct. August 18, 1994)
・Hot Coffee (映画)
9章: ドーナツ化現象と社会学
・地域社会圏構想
・囚人のジレンマ
7章: ドーナツ型オリゴ糖の穴を用いて分子を捕まえる
・http://www.youtube.co.m/watch?v=ZPkP4GvCNMQ
世界のドーナツコラム: ハンガリー
・ファーンク(fa'nk) = リボンを巻いたドーナツ
0章: ドーナツの穴談義のインターネット生態学的考察
・2ちゃんねるが盛り上がるダイナミズム(情報処理学会, 45(3), pp.1053-1061, 2004)
・ブログ空間におけるインフルエンサーおよび消費者インサイトの発見(季刊マーケティングジャーナル119, 30(3), pp.82-94, 2011)
・http://mimizun.com/log/2ch/news/1179640948/
・http://w.livedoor.jp/umechan/
・http://www.geocities.co.jp/CollegeLife/3949/movie/otoboke5.html
・http://portal.nifty.com/2009/09/28/b/
・http://rocketnews24.com/2010/03/25/ドーナツの穴だけ残して食べる方法/
・http://2chcopipe.com/archives/51438064.html
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[関連リンク]
Twitter / KinoUmeda: おおお、『ドーナツを穴だけ残して食べる方法』の入荷速報のツイ ...: https://twitter.com/KinoUmeda/status/432863445705162753
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ドーナツを穴だけ残して食べる方法を、各分野の教授陣がいたって真面目に考えている本書。「ドーナツとは家である」や環状オリゴ糖'シクロデキストリン'など、普段触れることの少ない学問分野の考え方に触れられるのが良い。問題に対する答は一つではないことがわかる。自分だったらどう考えるか、一緒に考えてみるのも良いかもしれない。
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いろんな分野の専門家がドーナツの穴について語る
第1章 工学系 つまらん
第2章 美学? プルースト効果の逸話が知れたのだけ収穫
文体が鼻につく、殴りたい
第3章 数学 トポロジー 位相幾何学
第4章 精神医学 基地外おっさん 意味わからん
第5章 以降断念
えてして哲学的な議論は読むに耐えないことが多く個人の好みで著者を選ぶ。インテリぶった偉そうな文体は蕁麻疹が出る。すっと入ってくる文体も才能。
強いて言うなら定義が曖昧な問題に対して自分の専門の観点から論考を加える柔軟性はすこ。
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大阪大学の教授がドーナツの穴についての考察から各分野の様々な理論をまとめた一冊。
経済学から哲学、化学など様々な分野でドーナツの穴から様々な考えや講釈が出てきて面白く読めました。
ドーナツの穴をいかに残すかや次元のから捉えたドーナツの食べ方、ドーナツを巡る裁判事例など大学での講義の一端を感じることができました。
また、世界各国のドーナツについてもまとめられていて興味深いものでした。
本書を通して大学の講義の一端に触れることができ、ドーナツの穴を通して様々に展開されていく話題の数々を味わうことができました。
読んだ人によって様々な感じ方がある一冊で、難しいところには解説も付いており、大学の勉強に縁のなかった人にも興味を持って欲しいという著者の想いを感じた一冊でした。
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序盤は設問に対して真正面から取り組んでいるが、全体の2/3くらいは「ドーナツ」をキーワードに自身の専門の内容を解説するもの。題名からすると「それはちょっと」と思う。
ただ、大学の教養課程の1コマを受けているようで、それはそれで面白かった。
哲学とか医学とか、ふだんなかなか手に取らない本。
「人の中心にある理想は消えない」というのが、もっとも心に残った。設問の答えとしては受け入れ難いが。
大学生が書籍化プロジェクトに取り組んで出版するまでの経過が紹介されていて、とてもよい経験になったと思う。きっかけは講義とはいえ、自ら積極的に動くとそれなりの結果として返ってくるのだなあ。
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新聞書評にあったので気になって図書館で借りた。2回目。さまざまな大学教授的な人たちが自分たちの学問から見た見解を哲学的に述べている本。正直ものすごく読みづらい。
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この本は、「ドーナツを穴だけ残して食べる方法」を、大学の教授たちが自身の学問を通して説明を試みるという本です。
工学の先生は、とにかくドーナツを削る方法を考えたり、法学の先生は、ドーナツが登場する判例を読み解いていったり……。
大阪大学の学生さんが主導して行ったプロジェクトなので、学んだことのない分野でもわかりやすく解説されている、というのもおすすめのポイントです。
学問の考え方を覗きつつ、「大学はどういう勉強をするところなのか?」「どんな人がいるのか?」という問いに答えてくれる1冊だと思います。(Y.M.)
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いろんな分野の考えをいっぺんに吸い込めて、とても楽しかったです♪ 難解で理解の及ばない分野もありましたが、ドーナツという私にも易しい仲間のお陰でなんとか読み進めることができました。ドーナツ最高!